元子役で声優で歌手でラジオパーソナリティで舞台女優でetc……でとマルチな活動をなさっている「坂本真綾」さんの記念メダルである。考えてみれば、現役バリバリで存命している方を描いた記念メダルというのは初めてかもしれない。
私は残念ながら「坂本真綾」さんを全く知らなかったのだが、坂本真綾さんが主役の少女の声優を務めたという『天空のエスカフローネ』というアニメは中学生の時に数回観たことがあるような記憶がある。主役の少女は、やたらといろんな男とキスをしていたような気がする(キスに敏感な思春期の記憶)。
この記念メダルは、どうやら坂本真綾のファンクラブ創設10周年を記念して作られたものらしい。面白いと思ったのはその販売形態である。お台場で開催されたファンクラブ10周年イベントで2000枚限定で販売されたのだが、そこでは記念メダルの販売のみで、刻印機の設置がなかったようである。で、その後、今度は渋谷のヒカリエで開催されたファンクラブ展にて刻印機が設置され、そこにこの記念メダルを持っていくと刻印できますよ〜とのことであったらしい。ファンクラブ事務局の戦略としては、もちろん両方のファンクラブイベントに参加させようという意図が伺える。我々記念メダラーからしてみれば、「刻印なんて都庁に持って行けば無料でできるやん」というツッコミがあるのだが、そこはやはり、ディープな記念メダラー達と一般市民の方々との間にある大きな溝である。そんな発想、普通は浮かばないよね〜
台紙の裏面を読むと、ヒカリエで開かれたイベントでも会場限定のシルバーメダルが販売されたことが伺えるのだが、いまだ一度も見たことがない。そのうち手に入れたら追加で掲載予定。
こういう記念メダルを見ると、意外と記念メダルって市民権を得ているよね〜と思うのだが、我々がこの記念メダルを欲する想いと、坂本真綾さんのファンがこれを欲する想いとは、地球とイスカンダルくらいの隔たりがあると思われる。宇宙戦艦ヤマトあんまり見たことないけど。
(追記)
ということで、シルバーメダルを手に入れたので掲載。シリバーメダルだと石像のような肖像画である。やはり存命の方を記念メダルの図柄にはしない方が良いかもしれない。なんとなく縁起でもないので。
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