邪道【皇太子御成婚記念奉祝】 記念メダル

皇太子合成婚記念奉祝

※皇室関連の記念メダルも「茶平工業製」であることの裏が取れました。

皇室関係の記念メダルはたくさんありまする

 皇室関係の記念メダルは「天皇在位〇〇年記念」など実はいろいろあって、そのどれもが茶平っぽい。特に材質と造りが茶平ウリ二つで、「もはや茶平工業製なのでは?」とすら思うのだが、確証はない。ちなみにこのメダルの大きさは茶平工業製の38ミリメダル(デカメダル)と全く同じである。茶平っぽいのだが、うーん……

 一番手っ取り早いのは直接訊いてみることであるのだが、それはなんだか気が引ける乙女心(30代半ばの親父の文章)。

 誰か真相を教えてくれないカナー。

皇太子の結婚 世継ぎの問題 宮内庁との関係 〜天皇家は大変だ〜

 言わずもがななことであるが、皇太子殿下は雅子さまとご結婚なされた。世継ぎの問題では長年周囲からのプレッシャーが強かったことは想像に難くない。苦労された末に愛子さまというご長女が誕生した。ご誕生当時にすぐに騒がれたのが「女性天皇問題」である。世間とは、まことに合理的なものであることよ。命の誕生の喜びを純粋には味わえない世知辛いものである。

 現在では、秋篠宮家に待望のご長男悠仁様が誕生したことによりこの話題はまるでなかったかのように沈静化した。が、当時の総理大臣である小泉純一郎も官房長官の福田康夫も「個人的には」という枕詞をつけて女性天皇賛成の意思を示した。もちろん、世の中のムードからいってそう答えざるを得ない事情はあっただろうが、政権担当者としては、実は安易には答えられない質問であったと想像する。なぜなら「女性天皇問題」は「女系天皇問題」に直結するからである。そして世間はあまりこの二つの問題の違いを認識できておらず、安易に「昔は女性天皇がいたんだから、別にいいじゃん。持統天皇とか」と声高に言う人ほど、分かっていなかったように思う。

 確かに女性天皇は存在した。それこそ持統天皇などは最も有名な女性の天皇である(天武天皇の妻)。である。しかしながら、「女系天皇」は歴史上一人も存在しない。

 女系天皇とは、「女性側の系譜を根拠に天皇となった者」である。つまり、母親が皇族で、父親が一般ピープルである、という天皇のことになる。繰り返しになるが、そうした者は歴史上一人も存在しない。なぜなのかは諸説あるが、一般的には「権力目当てて近づく男」を警戒してのことであると言われている。そもそもはヨーロッパの王家でも男系のみの王位継承が慣例となっており、その理由がそれだと言われている(が、実際そうなのかはよく知らない)。恐らくはこのことを阻止する意味合いも込めて、現在の皇室典範では女性皇族は結婚したら皇族から離れ一般人となるように定められている。

 愛子さまご誕生当時、若い皇族には女性しかいなかった。そのため「女性天皇問題」が浮上した。しかし皇室典範を改定してまでして愛子さまを天皇としたならば、さらに皇室典範を改定して「愛子さまのみ結婚しても皇族を離れない」とする必要があった。それに加えて、それだけだと「女系天皇問題」は解決しない。なぜなら、世継ぎの問題(お子様を次の天皇に据えると想定する)があり、男系天皇の慣例を守るならば、愛子さまの結婚相手は必ず皇族でなければならなくなる。愛子さまを根拠としてそのお子様に天皇を継がせることはできないのである。しかし、そんな男性皇族がいるならば、そもそもその人が天皇を継ぐはずであるという矛盾がある。

 「じゃあ、うるさいこと言わないで女系天皇を認めれば良いじゃん」という話になれば、「女性天皇の結婚相手は誰でもよくなる」という極論になる。誰でも女性天皇と結婚できるししかもその子供が天皇を継げるとなれば、それはすなわち一般人が皇族の仲間入りができるということになる。それは本当によいのかという議論がまた生まれることだろう。

 これらのモヤモヤした問題は、悠仁様のご誕生により良くも悪くも全て霧散した。しかし、いつかきっと再び同じような問題に直面する日が来る気がしてならないのである。まあ私が生きているうちにはないと思うので良いのですが〜

記念メダルについて

 以下のメダルも【皇太子殿下御成婚記念】のメダルで、こちらはケースに「CHAHEI」の文字が皇室関連メダルでは珍しく茶平製であることがわかりやすい仕様。

 ↓関係ないけど、一番気に入っている皇室関係メダル。




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