イベント【花と手紙の物語 ヴァイオレット・エヴァーガーデン×ガーデンミュージアム比叡】 記念メダル

花と手紙の物語 ヴァイオレット・エヴァーガーデン×ガーデンミュージアム比叡  記念メダル
花と手紙の物語 ヴァイオレット・エヴァーガーデン×ガーデンミュージアム比叡  記念メダル
花と手紙の物語 ヴァイオレット・エヴァーガーデン×ガーデンミュージアム比叡  記念メダル
花と手紙の物語 ヴァイオレット・エヴァーガーデン×ガーデンミュージアム比叡  記念メダル
花と手紙の物語 ヴァイオレット・エヴァーガーデン×ガーデンミュージアム比叡  記念メダル

【販売場所】
@ミュージアムショップ付近
備考:私が訪れたときはミュージアムショップの入り口横に2台が並べられていたが、その後はショップ内の真実の口の横に移動されたっぽい

人間は暑いと何もできない

暑さで力尽きたパンダ

暑い

 比叡山よ。なぜ君は、山なのに暑いのか。

 そんなの裏切りじゃないか。山といったら「涼しい」「空気がうまい!」がお約束だろ?

 それなのに暑いなんて話が違うというもんだ。最澄和尚は一体何をしているんだ? この暑さも修行の一つなのかい? 「空」を取得しろってことかい? 「空」の対立概念は暑いものは暑いと言うことだろ? だから私は言うよ——

超暑い

山の上の涼しげな光景ですが、超暑いです

 比叡山は昔から一度行ってみたかった場所である。私と比叡山との関わりでいえば、薬師如来御守りメダルの【高田寺】が天台宗のお寺なので、縁が深いといえば深い。【高田寺】の関係者の方と話をしていると度々ここ比叡山と延暦寺の話題が出ていたので、いつかは行ってみたかった場所の一つである。まったくの余談だが、ライバル(?)高野山と金剛峯寺には、記念メダル収集の厳しさを痛感させられる非常に悲しい思い出があるので、比叡山ドライブウェイをクルマで駆け上がっているときには龍神スカイラインを走っていたときの映像が走馬灯のように脳裏に駆け巡り、涙が出そうになった(もはや多くは語らないが【ごまさんスカイタワー】にまつわる話)。

涼しげな絵に見えるでしょうが、早くエアコンが効いた車内に戻りたくてしょうがないと思いながら撮った1枚
ちなみに【高田寺】の副住職には「比叡山の物品販売の部署に口がきけるようになったら記念メダル作ってもらうわ!」と言われているのだが、それは一体いつでございましょう。

 比叡山を登るには、クルマで「比叡山ドライブウェイ」を駆け上がるか、「ケーブルカー」→「ロープウェイ」と乗り継ぐかの2択がメジャーな方法となっているが、実は京都駅から直通バスが出ている。

「京都駅」という行き先がちょうど写らなかった一枚。日頃の行いの悪さを最澄和尚に見破られている。

 ケーブルカーからの眺望の評判が良かったので利用してみたかったのだが、時間があまりなかったので今回は断念。ついでにいえば延暦寺の見学も断念。延暦寺メダルを製作するあかつきには、ぜひ公共交通機関ルートにて訪れてみたい。いつやねん。

 比叡山ドライブウェイは山頂までの往復で通行料金が1700円と掛かり高額に感じるかもしれないが、個人的にはまあそんなもんじゃない? という感想である。京都市内の時間貸し駐車場で1500円の駐車料金を支払った後だったので、それよりはよほど実りのある出費に感じてしまったのだから、人間の感情とは難しいものである。これ、順番が逆だったらどう思ったんでしょうね?

山頂の駐車料金はもちろん無料。
山頂に今話題のトヨタの2人乗り電気自動車のレンタカーがあったのだ、山頂でこれをレンタルする人ってどういう経緯なんでしょうかね? 比叡山内にあるいろいろな施設をこれで回るってことかしら?

 前置きが長くなってしまったが、そんなわけで京都市京セラ美術館からクルマで40分ほどで「ガーデンミュージアム比叡」に到着である。山登りと呼ぶにはあっさりした道のりだったことが、山の高さもそれほどではないことを物語っている。だから

暑い

 もっと標高の高いところに作っていただいても良かったんじゃないかと思ってしまうくらい、暑い。

屋外ミュージアムであることに入り口で慄いてしまうほどに、暑い。

そんな格好で暑くないですか?

半袖でもTシャツがスケスケになるくらい暑いのに信じられない服装をしているヴァイオレットさんとたぶんその大切な人

 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は京都アニメーション制作のアニメ作品らしい。私はまったく知らなかったので、ヘタに語るとこの作品を愛する人たちから怒られそうなのだが、とにかく上記写真の右側の女性の名前がヴァイオレット・エヴァーガーデンさんなのである。「これまでの庭に咲くすみれ」「すみれ色のいままでの庭」(直訳)ではないらしい。アマプラで配信されていればそれこそ訪問前に鑑賞したのだが、残念ながらナッシング! Netflixへの加入を考えてしまうぜ(が、いつも考えるだけ)。

 さらにいえば、原作は京アニ主催の賞レースの小説部門で大賞を受賞したライトノベルらしい。第10回までのこの賞レースで全部門を通して大賞を受賞しているのはこの作品だけらしく、そう聞くとますます観たくなるところなのだが、アマプラで(以下同文)。

 園内にはアニメの場面を切り取ったパネル展示や、主人公ヴァイオレットさんの声優さんが園の概要について解説する放送が流れるコーナーがあった。予習が足りなくて全然、さっぱりわからなかったのだが、この作品を目的として訪れていたであろう正統派な人たちがとても感激していたので、きっと良い物だったに違いない。人間は良い物を「良い物である」である判断する知識がないと、ヴィトンのバーキンですら燃えるゴミに出してしまう生き物である。無知とは罪なのだ。私はなんて罪深い人間なのか。

 そうしたコーナーから得た浅はかな知識としては、たぶんヴァイオレットさんは「人間兵器として育てられた少女」的なポジションで、しかし戦争が終わって自分の役割を終えてしまったため何をしたら良いかわからなかったので、郵便局に再就職して「自動手記」というお仕事に従事している——みたいな感じかしら? 間違っていたらごめんなさい。たぶんであるが、その「自動手記」という仕事は人の手紙を代筆するような仕事で、その代筆する手紙の内容を通じて、人間兵器が人の愛を学んでいく、みたいなストーリーであると推測する。電話という物が存在しない世界観なんですかね?

割と文明が発展していそうなお召し物な二人なんですが、大正っぽいといえばそれくらい古い時代っぽさもある。
とりあえず左の貴婦人の黒統一は絶対に死ぬほど暑い。熱吸収の権化である。
てやんでぇ、べらぼうめ! 的なことを言ってそうな服装のイケメンと琵琶湖。
ちなみにこの場所の前にカフェがあり、販売されているコラボドリンクと共にこの青年がよく撮影されておりました。

予習必須( ;∀;)

 超当たり前のことだが、やはり作品を知っていてこそのコラボイベントである。作品の世界観が全然わからないので、等身大パネルが5枚ポンポンと置かれているのを見ても、ドコモショップに広末涼子の等身大POPが置かれているのを見たときと同じような感覚にしかならない(古すぎるたとえ)。ただ周囲の作品ファンの方々は「やっと逢えた〜」的な感嘆のため息を漏らしていたので、きっと作品世界と非常にマッチしたシチュエーションなのだろうと予想する。

 マジな話、かなり観てみたくなってしまった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。

 Netflixに加入するという選択肢以外で、どうにかして視聴する方法はないかしら〜。

コラボイベントのポスターの原型となった場所。
だいぶ緑が剥げている。
これを世の中では「盛っている」と呼ぶのかもしれない。
(案内所に掲示されていた物を撮影したもの)
ちなみになんとなく似ている感じの絵が園内にありました。でもヴァイオレットさんの方がカワイイです(恐ろしく浅い感想)

お花畑でつかまえて

1959年開園の前身施設「比叡山頂遊園地」時代からの名残である回転展望台(今は回転しない)。記念メダラー的には【寒風山回転展望台】を彷彿とさせますな!

 コラボイベントとしての魅力を私の不勉強のせいでいまいち実感できなかったので、せめて「ガーデンミュージアム比叡」の施設としての魅力を味わおうと、園内をくまなく歩き回った。

 しかし、暑かった。

 とても暑かった。

 めちゃくちゃ暑かった。

暑かった。

 暑いと、人間は生きる気力をも失ってゆくものだということを実感した。暑いと何も楽しめない。暑くても最高であることを体感できるのは、真夏のビーチだけである。庭じゃない。

 この場所は、もう少し涼しい季節に、花を愛する大好きな人と来るべき場所であった。暑い時期におっさんが一人で来ると、脂っこい体臭を撒き散らすマシーンと化すだけである。とても可愛らしく煌びやかな姿でヴァイオレットさんの可憐な姿を見に来た皆々様、夏に咲き誇る花を見ようと庭園に訪れた方々、汗だくのおっさんがパンダのぬいぐるみを片手にあちらこちらをお目汚ししてしまい申し訳ありませんでした。私にはこの施設を楽しむ術がありませんでした。なんと花に興味のないことか! これほどまでに自分がつまらない人間だとは思いもよらず、私自身愕然とする想いであります。なぜだ、なぜこんなにも何も感じないのだ……

暑い

が、私の全てを司る感情であった。

 ちょっくら下にある延暦寺まで修行しに行って「空」の概念を取得して暑さを克服してきます。

園内はこんなふうに有名画家の作品とそれをイメージして体現した庭園とを比較するように鑑賞できますYO! というコンセプトらしい。
「モネの池」風。岐阜にあるモネの池にも行ったことがありますが、あそこは良かった! 記念メダルを販売すればたぶん売れる!(そればっかり)
大好きだったあの人は、薔薇がとても好きだった……だから私は薔薇が好きだ——という、「男は元カノの成分でできている」理論ね、これ。
ラピュタにありそうなやーつ!
あじさい可愛いのに何も感じないのはあじさいのせいではなく私のせい
薔薇なのかい? 薔薇じゃないのかい? どっちなんだい⁉︎(筋肉ルーレット風に)
おじさんなのかい、おばさんなのかい、どっち(以下同文)
正直な話、花って近くで見るより遠くから見た方が、なんなら写真で見た方が綺麗なんじゃないか疑惑が私の中にはあります。
例えばこの花壇も、写真で見ると敷き詰められて綺麗に咲いておりますが、近づくとスカスカな地肌が見えて、しかもそれがあまり綺麗じゃないんですよね……

 隅から隅まで歩き回って色々とパンダと撮影してみたのだが、花に対する理解がとぼしいせいか、良い写真が全然撮れなかったので割愛! お花が好きで、そしてそんなあなたが大好き、的な人とここに来ることができたら、その時はきっと、私もここのことが好きになることだろう……

 そんな感想を抱きながら、汗だくでTシャツがスケスケになったアラフォーのおっさんが花の庭園を後にしたのだった。

園内で一番好きだったのは、入り口で売られていた多肉植物のサボテンでした。

記念メダルについて

ラインナップ

 このイベントでの伝説は、初日に記念メダル購入に長蛇の列ができたという一点だろう。初日に並んだ方の話では、購入までに1時間半も並んだそうで……

 一言でいえば

地獄

 である。あの暑さで1時間半……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 人間はディズニーランドでは我慢できるものでも、その他の場所では我慢できないように神に造られているのである。

 当然、即完売した。その対応に迫られることになった「ガーデン・ミュージアム比叡」は、恐らく未曾有の経験に面食らったことであろう。

 完全に結果論なのだが、「あの青い販売機の存在意義とは何なのか」ということを改めて考えさせられる出来事であった。結論からいえば、「キャッチーな見た目で人の注目を集め、人件費なしで販売ができる」という点が販売機の存在意義なわけである。つまり、長蛇の列ができて人的対応を迫られるようならば、それはもう、「手売りした方が全ての人が幸せになれるよね」という話となる。行列ができた時点で人の注目を引く必要がもうないわけだし、対応を迫られている時点で人件費がかかっているわけなのだから。

 そして——これは記念メダラーであれば誰もが理解している「愛すべき点」でもあるわけなのだが——あの青いあんちくしょうは、自販機というカテゴリーで見てしまったら、超ポンコツなわけである。現代社会においてPentium4でWin95を稼働しているかのような世界観の遺物ですからな……10円玉対応ができるようになったの、ごく最近だし。

 おつりが出てくるまでに変なタイムラグがあるわ、100円玉が1枚ずつ出てくるわ、何だかんだで2枚連続では買いづらいわ(現金を追加投入して連続購入しようとすると失敗する。1枚800円だから事実上1枚ずつ購入するはめに……)、メダルが詰まったりお金が詰まったりなんぞ日常茶飯事である。そして記念メダラー及び熱烈な作品ファン達は当然のごとく全種類購入しようとするわけで、それが全5種とか、もはや

絶望

の2文字しか浮かばない。その後に刻印なんぞをしようと思ったら……( ;∀;)

 暑さ爆発する比叡山山頂でこの事態に遭遇することは極楽浄土を目指す延暦寺の加護の下でも地獄のような体験であったことだろう。これで1時間半並んだ末に目の前で売り切れにでもなったあかつきには、最澄和尚の神通力をもってしてもその怒りを鎮めることはかなうまい。

 先ほども述べたように、このような考察は結果論でしかない。記念メダル文化の探求者として、今まで想像したことすらない、非常に勉強になった出来事であった。つまり、

困ったら、さっさと手で売れ

という教訓を我々に教えてくれたのである。コーラやファンタだって、自販機に1時間も並ぶくらいならコンビニに入ってレジで買うことだろう。いわんや、記念メダルをや。

 その後、恐らくこの時の教訓をもとに、あの青い販売機が2台に増設された。そっちの方向で解決するんかーいというのが私の率直な感想なのだが、これもまた記念メダル文化也。

まったく同じラインナップで2台あるのは一見すると無駄に感じるが、上記のいきさつを知っているとさもありなん……となる。

 私が訪れた時にはまったく行列はなく、何なら私以外に購入する人を見かけなかったので、大行列はイベント開始特需による特異な光景であったことがわかる。もちろんその後もポツポツと売れたようで最後には主人公のヴァイオレットさんメダルが売り切れになったことが報告された。

 あとついでに、会期途中キーホルダーが売り切れたりもした。我が家の過剰在庫をぜひ分けてあげたかったぜ。

 いろいろと茶化してしまっているが、不測の事態でもあの販売機での販売にこだわってしまったというのは、一社会人として理解できる心情である。現場判断ができる権限をもっている人があの場にいなかったのならある意味当然のことであるし、たとえいたとしても、前提条件を覆すほどの思い切った判断が取れる人というのは、本当に優秀な人であると思う。多くの人は目の前のことを捌くだけでいっぱいとなり「とりあえず今は予定通りの方法で乗り切って、この後ゆっくり対応を考えよう」と思ってしまいがちである。

 つまり、記念メダルなんてものがこれほどまでに売れるとは誰も考えてもいなかったわけである。記念メダラーたちでさえそんなことはまったく予想できないし、恐らく『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も記念メダルも「何それ? おいしいの?」なガーデン・ミュージアム比叡のスタッフの方々は相当面食らったことだろう。

 ただ、Twitterで品切れや入荷情報を即座に配信したり、ニーズに応えて後日通販をすることを決めアナウンスをしたりと、大人気アニメゆえによる数々の事態に一つずつ即座に手を打っていく対応ぶりには、目を見張るものがあった。作品のファンの方々にとっては一々見込みが甘いように感じてしまうかもしれないが、まったくの外野目線からは、イベント終了前日までオリジナルグッズ付き入場券を再入荷させるその意欲にまこと脱帽である。後手に回ってしまっても最善手を打ち続けようとしたその姿勢は、皮肉でなく本当に、尊敬する。

きっとどなたかから指摘があって敷いたと思われるタオル。真摯な対応ぶりがうかがえる。記念メダラーにしか伝わらない真摯さだが……(初めて購入する人は「なんでタオルなんて敷いてあるの〜キモっ!」とか言われそう)

 そんな記念メダル界の歴史に残るような出来事に見舞われた「ガーデン・ミュージアム比叡」。この出来事に味を占めて、ぜひ常設メダルも作っていただきたい( ・∇・)

初日の爪痕を物語るかのような張り紙。
ラミネートしちゃった後に書き忘れたことがあることに気づいたとき、一から作り直すか手書きで書き加えるか迷うというあるある。
できる社会人を目指すなら、もちろん正解は「作り直す」なんですけどね……それができない気持ち、分かります! というつい最近同じことをした者の叫び。
そして、よく考えると『「記念メダル」は自動販売機のため」という日本語はおかしい、という無粋なツッコミ。
この貼り紙は「メダルの枚数分だけの人に手に取ってもらいたいから」という本来の意味と「1枚買うのにめっちゃ時間がかかるから」というこの販売機特有の意味を掛け合わせた秀逸な1枚であるといえる。
一社会人及び一サラリーマンとして見たとき、転売行為を本気で取り締まるのは実は心理的にかなり難しい。
いざ取り締まろうとしたときに転売ヤーとトラブることが目に見えているというのは言うまでもないが、それ以上に「販売者としてはたくさん売れて利確される方が良い」という現実的な利益を捨てて、その先にある「転売ヤーを取り締まらないと結局はファンとのトラブルになる」という問題に立ち向かわなければならないからだ。つまり、本当に買ってくれるのかどうか現時点で不透明で曖昧なニーズのために、目の前にある確実な利益を切り捨てなければならないのである。商品開発と仕入れという先行投資を既にしている施設側からしたら、一刻も早く投資分を回収して利確させたいわけで、売る側の立場からしたら転売ヤーの存在はある意味ではリスクの転嫁先であるともいえる。仮に転売ヤーが仕入れた物が売れずに大爆死しようが自業自得でしかないので、悪い見方をすれば罪悪感を抱かなくてよい在庫リスクの転嫁先とも言えるのだ。そして、転売ヤーに売ろうがファンに売ろうが、販売価格が決められている販売店側からしたら1枚あたりから得られる利益は同じなわけなので、「たくさん買ってくれる人」という事実にだけ目を向ければ実はそこを切り捨てなければならないのは心理的ハードルがかなり高い。しかし、転売に対して容認姿勢を示すことなど現代社会では倫理上もはや到底不可能だろう。
で、その妥協案が「通販すれば良い」という主にファンを中心とした需要層からの提案なわけだが、実はそれだと「入場者数を増やしたい」という根幹にあるコラボイベント開催の意義がかなり薄れるので(グッズが通販されるなら行かなくていいやという心理)、この妥協案は実は「グッズが欲しいファン目線」の提案でしかない部分がある。しかしグッズが売り切れればそれこそ本来訪れてくれたであろう原作ファンも来なくなるわけなので、本来の意義に重きを置くならばやはり転売ヤーは排除した方が良いことになる。
つまり、グッズ販売の利益に重きを置くか、入場者数増加による利益に重きを置くかの判断が迫られるわけである。
そうした葛藤の中でたどり着く答えとしては、大体、「転売禁止(を表明する)。イベント会期終了後に通販を行う」という落とし所に行き着くことが多い。
というか、物売る立場の人間達が必死に話し合うと、結局そうなるなぁというただの一サラリーマンとしての感想である。ちゃんちゃん。
筆記体を習ったことがなくて未だにに読めない私。上下にある文字が何て書かれているのか分かりません。
コインじゃなくてメダルだ! と敏感になりがちな記念メダラーあるある。
日付上派な私は、この解説があるのはとても親切だと感じる。




2 件のコメント

  • 長野の御開帳&御柱に夢中になってたら、こちらに手が回りませんでした・・・
    これも一種の宗教戦争でしょうか。

    ちなみに善光寺にも天台宗が噛んでます。
    蓋の中の人が善光寺のメダル出してくれないか密かに期待していたりw

    • まさしく神仏習合ですな(適当な発言)

      蓋の中の人はきっとやってくれることでしょう!
      善光寺のご開帳は記念メダルチャーンスでしたね!
      長野は他に、岩松院、浮世絵博物館、北斎館など、北斎の浮世絵系の施設がプリントメダルと相性が良く蓋ノ屋さんが開発してくれるのではないかと密かに期待しております。 

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