↑38ミリメダル(デカメダル)
現阪神タイガース監督(2017年現在)である金本監督の選手時代の偉業「2000本安打」&「400号ホームラン」を記念したメダルである。私はプロ野球はプロ野球ニュースでしか見ないというくらいに疎いので、「えっ!? そんなすごい人だったの!?」と今更めちゃくちゃ驚いた。これは記念メダルにもなるわ。ケース裏面の記録をみると、大体4年で100本のホームランを打っているーーつまり平均年25本のホームランを打ち続けていたということになる。300号から400号に至っては、もっと早い3年での100本である。信じられないくらいすげー。金本監督すげー。これは監督になりますわな。2000本安打だけでも名球会入りなのに、うち400本近くが本塁打というのもすごい話である。
と、とりあえずべた褒めしてみたものの、野球のことは結局よくわからない私である。野球場でアルバイトをしていたのに。
プロ野球メダルといえば「リーグ優勝メダル」であるが、実は個人を讃えた記念メダルも結構存在する。例えば、【山本昌200勝】とか【阪神・星野監督】とか。前から気になっている物としては、ヤフオク・メルカリ等でよくみる「王貞治本塁打800号記念」である。茶平工業製なのか微妙なところなのだが、作りを見る限りは限りなく茶平っぽい。どなたか情報求む。
この記念メダルは、この年代の物にしては珍しく、38ミリメダル(デカメダル)である。裏面も刻印ができないタイプなので記念メダラーとしては収集するかどうか分かれる一枚であると思われる。デザインそのものは【2005年阪神リーグ優勝】のときのものとそっくりで、阪神はこのデザインで統一されている(星野監督メダルも大体こんな感じ)。
こうした記念メダルはプロ野球ファンと需要が重なる。だからこそ、後になって出回る数も多いのだが、人気球団か否かによってその出回る数にもバラつきがあるのが面白い。巨人のリーグ優勝記念メダルは割と頻繁に見かけるが、その他の球団に関してはあまり見かけない。特にパ・リーグの球団の物は存在を知っていても一度しか見たことがないというものも多い。これはきっと、記念メダルに限らずグッズ全般に言えることだろう。
強いところが儲かってますます強くなるーーという、資本主義経済の実態を如実に表した現象である。モテる奴は女子が寄ってくることにより更にかっこよくなってますますモテていく、という学校ヒエラルキーの在り方とよく似ている。私のようにモテない奴は男とだけつるむようになってますますモテなくなっていくという負のスパイラルに飲み込まれる。
この世界は平等ではない、という明白な真理。ああ、モテたい。
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