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合格への道標となるようなタメになる”合格体験記”を求めてこの記事に来ちゃったうっかりさんへ
この度、令和7年度実施の【システム監査技術者試験】に合格することができたので、その記録としてここに合格体験記なるものを記す。”男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり”という心境である。ビバ貫之。
しかし、この合格体験記は「なんかよくわかんないけど合格できちゃった人間(しかも2回落ちている)」が書いているため、あなたの合格のためには1ミリもためにならないし、なんなら書いている私自身も誰かの役に立てようなどと高尚な心持ちではまったく書いていない。いや正確には書くことができない。だってなんで合格できたのか、本当にわからないんだもの。「落ちた2回と今の私と、何も変わってなんかいない。あたいはあたいよ!」という心境で今、キーボードを打っている。
とてもためになる合格体験記を下記に掲載しておくので、合格への道標を求めている方は、下記リンクからすぐに飛んでゆくことをおすすめいたします。
では、ここから本編だ! はじまりはじまり〜。
監査なんかやりたくない。だって、みんなに嫌われるもの。
この度、情報処理推進機構(IPA)が管轄する国家資格「情報処理技術者試験」の一つである【システム監査技術者試験】に合格したので、ここにその合格体験記を記す次第である。例によって記念メダルとはまったく、全然、これっぽっちも関係ない。だからこれまた例によって無理矢理記念メダルを製作して、あくまで記念メダルブログの一環として掲載する暴挙である。ブログ管理者とはかくもわがままなものなのである。
さて、【システム監査技術者試験】とは何ぞや? というと、世の職場の嫌われ者”監査”の資格の一つである。監査で最も有名な資格といえば、日本三大難関資格の一つに数えられるかの有名な「公認会計士」であろう。公認会計士は”法人の会計監査”を行う資格であるのに対し、システム監査技術者はその名のとおり企業が導入した”ITシステムに対しての監査”を行うものである。公認会計士と異なり、システム監査に資格なんていらないのだが、まああるとかっこいいよね系の資格である。
ただ、この試験の勉強をするとシステム監査に必要な知識が網羅できるので、そういう仕事に従事している人にとっては取得を目指して損はない試験だとも言える。かくいう私はそういう仕事に従事していないし非IT系の仕事なのでまったくもって不要なのだが、己の国語力を磨くために受験した。
そう——この試験を始め、IPAの「情報処理技術者試験」の多くは、国語力が問われる国語の試験なのである(断言)。
情報処理技術者試験は各試験のレベルが1〜4に振り分けられており、【システム監査技術者】は俗に「高度試験」と呼ばれる最高ランクのレベル4にカテゴライズされている。

https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/list.html
IT系の国家資格としては一応最高峰と言われていて、合格すると経済産業大臣の名前が入った合格証書が貰える。私は時の経済産業大臣が誰であるかをこの時に知る。だから合格できないと誰が経済産業大臣をやっているのかを知らないままとなる。世の中の大人の常識力なんてそんなもんよ?(他人を巻き込む文章)。
この記事を書く私のスペックとしては
- 文学部国文学科卒のド文系で仕事も非IT職。システム監査なんてもってのほか。自分の職場では実施されたことすらないので、当然この目で見たこともなければ一生お目にかかることもない。おとぎ話と同レベルの世界感である。
- 元々は【ネットワークスペシャリスト】に興味をもったことから勉強を始めた情報処理技術者試験だったのだが、ネスペには全然歯が立たなかったのでITパスポートから順番に受験していった。合格順は「IP➡︎SG➡︎FE➡︎AP➡︎SC➡︎PM➡︎NWからのAU🎉」
- 職場ではIT関連のトラブルの際に割と頼られる存在であり、皆さんから質問されたことを皆さんの代わってGoogleで調べてトラブルを解決している(最近はAIに訊いている)。職場のPC関連のトラブルはほぼ100%自分ではわからないから、あなたが調べるか私が調べるかの違いしかない。また、「何もしてないのにファイルサーバーのショートカットが消えたんだけど!」と昔お姉さんだったお局様に言われた際には、「何もしてないなら電源も入れてませんね?」ととりあえず答えることにしている。
- 技術系のことはネットワーク以外はまったくわからない。要するにプログラミングは1ミリもわからない。【基本情報技術者試験】はペーパー試験の時代に合格したのだが、疑似言語プログラミング(アルゴリズム)は開始30秒で解答を全て「イ」で埋めたら、3問正解していて突破した。だから世の中によくいる【応用情報技術者】の方が簡単だと思う派。
- ブログなんぞを書いているだけに、文章を書くのは割と得意な方だと自認しているのだが、【ITサービスマネージャ】は午後Ⅱの論文が「B」で落ちたのでその自信も今や埋立地の臨海副都心の地盤の如く揺らいでいる。
- 【システム監査技術者】は3度目の受験で合格。そしてもう一度合格できるとはとても思えない。過去2度の試験は午後Ⅰ試験が50点にも届かず落ちている。何なら今回も午後Ⅰで絶対ダメだと思っていた。毎回すげー難しいので、受ける前からもう絶対落ちると諦めていたから、コメダで優雅にモーニングを食してから会場に向かったくらい絶望していた。
- 学習時間は「スタプラ」の計測だと3年トータルでたぶん250時間くらいである。でもたぶんもう100時間は少なくてもやっている。隙間時間でちょこっとやるときにいちいち計測するのが面倒になったり、最後の方は諦めの境地だったので時間も計らずダラダラとやっていたりしたので、モチベの下降とともに勉強時間とかだいぶどうでもよくなっていた。しかも悪い意味で毎年新鮮な気持ちで過去問演習に取り組んでいて、手に入る過去問は毎年1周は必ずこなしていたのだが、毎回全然正解できなかった。2年目が一番勉強していて計測分だけでも120時間以上は勉強しているが、落ちたし一番成績が悪かった。
何が言いたいかと言うと、要するにこの記事は「何となく合格できた人間が、何故合格できたのかわからないまま書いている文章」ということになり、合格までの最短距離やら合格に必要なコツやらは一切書かれていない。よって、そういうものを期待してGoogleの検索等からこの記事に辿り着いた人は、これ以降の文章を読んでも時間の無駄である。
ただ、IT系の職業に従事していなくても、ましてや監査なんてされることはあってもしたことなど一度もない人間であっても、テキストに書いてあることを詰め込んで問題を読んであとは本文の内容から考えるだけで合格できるということを証明した人間がいたことの証としては一つの道標となるのかもしれない。
つまり、IPA試験は国語の試験である、という道標である。私は己の国語力を向上させるためにこの情報処理技術者試験を受け続けている。「情報処理技術者試験の午後問題は国語の試験」というのはよく揶揄されるネタであるのだが、私自身受け続けていて本当にそう思うし、だからこそ受け続けているといっても過言ではない。国公立大学の国語の入試問題くらい歯応えのある国語の試験を受けたいからこそ、IPA試験の受験を趣味としている。これはマジだ。
そんな人間が書く駄文であるとご承知いただき、一種のエンターテイメントとして読み進めていただければ幸いである。
使用テキスト

現在は電子書籍&13インチiPadによって学習していて、この楽チンさに慣れるともう紙には戻れないYO!
私の学習スタイルは「とにかくザッとテキストを一周して全体像を把握し、その後はひたすら過去問演習」という非常にオーソドックスなものである。だから勉強方法について特に語ることはない。とにかく教科書を1周読め! そしたら過去問を解け! だけである。
ただ強いていえば「過去問の解答をすぐには見ずに、必ず自分でひねりだしてから答え合わせをする」ということにはこだわっている。これは効率の良い学習を勧める学習系YouTuberの教えには反しているといえよう(彼らは「わからない問題はさっさと解答を見て、解き方を学べ」と説く)。このこだわりは別に「問題に向き合い深い思考を繰り返すことで、自分で考える力が伸びる」とかっていう嘘くさい話ではなくて、単純になぞなぞの答えをすぐ聞くのは面白くないってだけの話である。そんな効率の悪い学習を重ねる私が使用したテキストは以下のとおりである。
システム監査基準・システム管理基準
(※ともにリンク先は「経済産業省」HPの該当PDF)
読んでません
( ・∇・)
経済産業省が発行する「システム監査基準」と「システム管理基準」は【システム監査技術者試験】のシラバスの根幹を成す資料であるので、受験者にとって必読の書であると言われている。が、ちらっと目を通した感触や、午前Ⅱや午後Ⅰの過去問に取り組んで得た感覚からは「まあ読まなくていいや( ´ ▽ ` )」となったので、以後私の人生から遠ざけた。
もちろん、読まないより読んだ方が良いのは決まっている。
ただ、試験に合格するという目的だけであるのなら、読む必要はないなというのが私の所感である。読んだところで内容を覚えていられないだろうというのが私の率直な気持ちである。それぐらい、読んでいていつまらない。
また、下記に掲載している書籍をテキストとしてそれなりに読み込んだので、きっと内容を優しく噛み砕いて網羅してくれているだろうと思い込むことで、敢えて読まないという不安を打ち負かすことができた(後ろ向きな打ちまかし)。
実際、午前Ⅱ試験なんて最終的には過去問の答えを全部暗記しちゃうし、午後Ⅰ試験の問題を解く上でもこれらを読んでないことで困ったことなんてたぶんなかったと思われる。問題が難しすぎて困っただけで。
よくわかるシステム監査の実務解説(第4版)
↓Amazonリンク他の人の合格体験記を読んだときに「読んだ方が良い」と書かれていたので、読んだ本(「ならその人の合格体験記を読めば良いじゃん」とこの合格体験記の存在意義を揺るがす文章)。
読んだ感想としては「こんな監査、見たことないぜ!」という感動である。ぜひうちの会社の監査部もこのような志をもってやっていただきたいものである。本来の”監査をする意義”というものが根幹から理解できる良書となっていて、私は別にITとかシステムとかに携わる仕事ではないのだが、自分の仕事に対して新たな知見と視点を得られたことを実感する。監査というとどうしても、「物がきちんと揃っているか(無くなってないか)」や「帳簿の帳尻が合っているか(不正会計がないか)」等を重箱の隅をつっつくように見る、というイメージがあって、近々監査が入ると聞くと部署全体が「めんどくせー」という雰囲気に包まれるのが世の常である。しかし、本来の本来、根っこの根っこにある”監査の思想”を一言でいえば「本当に経営に貢献できているのか」ということを調べるものであり、例えばさまざまな利害関係の板挟みになりともすれば見失いがちになるプロジェクトや計画の本来の目的を軌道修正してくれるものでもある——ということが崇高な文章で書かれている。
”具体的な事例をもとにした実践例”といった要素はあまりないのだが、それでも概念や分野ごとの大まかな監査の流れが示されている。つまり、「システム監査にはこういう分野があって、そのときは大体こんな流れだよ」ということが丁寧に説明されている。だからこそ教科書代わりのテキストとして優秀であるともいえて、システム監査というIT分野の中では独特の立ち位置を取るこの分野の概要を理解するのに、雑過ぎず細か過ぎずで実にちょうどよい。読んでて全然面白くないので1周目は苦痛だと思うのだが、過去問演習に一通り取り組んで打ちのめされた後に改めてもう1周読むと、この著書の真の良さと面白さに気がつけると思う。一人暮らしを始めて自炊をすると初めてお母さんの手料理の美味しさに気がつける真理と同じである。苦しみの先に真なる理解があるのだ!
この本から得られるのは「システム監査人としての視座」である。
正直この本も、試験に合格するためだけならば要領の良い人なら読まなくても良いかもしれない。ただ私は読んで良かったと思うし、”システム監査人の視座”をたとえ紛い物でも得られたのは大きな収穫であったと思う。特に午後Ⅱ試験の論文で、”システム監査のゴール”(論文のゴール)までを描く道筋を自然とたてられたのは、この本を通して理解した”システム監査人の視座”が(少なくても試験を受験していたときは)備わっていたからであると考える。
システム監査は、とどのつまりは、計画やプロジェクトや会社経営を成功させるために実施するわけである。現実の現場では監査と聞くととかく”揚げ足取りの集団”に思われがちであるが、「そこにぬかりはないか?」「不正が働きそうだけれどちゃんとケアしているか?」と失敗しそうなリスクがきちんとコントロールできているかをチェックしてくれる、本来であればありがたい人たちなのである。
そして、現実社会で自分がそういう見方ができるようになったのが、この本を読んで良かったと思う点——ひいては【システム監査技術者試験】を受験して良かった点である。ありがとー監査、みたいな心境である。実際にいろいろと指摘された当事者になったらムカつくのかもしれないが。
ちなみに第三版を紙の本で購入して一通り目を通していたのだが、3度目の受験の際に改めてもう一度読み直そうとは思ったもののどうしてもモチベが上がらなかったところ、改訂版である第四版がいつの間にか出ていたのでKindleで購入してどうにか再読した。やっぱりすげー面白いわけではない本ではある。はい。
うかる! 情報処理教科書 システム監査技術者 2025~2026年版
↓Amazonリンクこの問題集の最も良いところは、過去問の問題・解答・解説をPDFでダウンロードできるところである(特に午後Ⅰ試験にとっては重要)。私はiPad1台で勉強を完全に完結させているので、全てをデータで持ち運べるというのは非常に大きなポイントとなる。ちなみに解答用紙もネットの海にアイテックのものが漂っているので、ありがたく活用させていただくと良いかと(私は示現塾という予備校が昔アップしていた解答用紙を愛用していたのだが、いつのまにかサイトごとどこかへ消え去っていた)
システム監査技術者試験 解答用紙(アイテック)
※URLの西暦部分を欲しい年度のものに変更すると該当のPDFファイルにアクセスする(リンク先は令和6年度)

13インチiPad(デカい)なので、ストレスなく問題用紙と解答用紙との2画面分割ができる。
iPadで勉強を完結させる最大の利点は「持ち物がiPadだけで良い」という点である。テキストもノートも筆記用具もいらない。
iPad1台だけで、テキストを何冊でも持ち運べて、ノートのページ数は無限となり、消しゴムにもなる無限色のペンで解答から丸つけまでできるのだ!
このiPadは完全なる勉強専用機として中古で3万円くらいで購入した。めちゃ古くて容量も64GBしかないが、勉強にしか使わないので特に不便はない。そして勉強の妨げとなるアプリをインストールすることを禁じ手としている( 𝕏とかね!)
肝心の解答解説にはちょっと納得いかないところがあるというか、「そりゃお前は公式の解答を見てから解説してるからそう言えるんだろうけどさ!💢」と思うことが多々あって、なぜこのような解答となるのかを筋道立てて説明しきれていないように感じるところもある。しかし無いよりは良いし、何より【システム監査技術者試験】の難しさを如実に体現しているとも言える。正答が正答である所以を説明しきれない試験であるのかもしれない。
上記は主に午後Ⅰ試験についての利点について述べているのだが、午後Ⅱ試験に関してもページをそれなりに割いているしサンプル論文も掲載されているので、人によってはこの1冊で午前・午後、すべての試験を賄えると思う。ただシステム監査の知識を体系的にまとめているというよりは問題集としての性質が強いので、いわゆる教科書的な本は1冊読んでおいた方がやっぱり良い気がする。
システム監査技術者 合格論文の書き方・事例集 第6版
↓Amazonリンク論文系試験ではド定番のシリーズ。
論文系試験の受験予定者はとりあえず該当試験のこのシリーズを購入しておくのが界隈ではもはや通過儀礼となっている。
このシリーズの最大のウリはサンプル論文の多さである。もはやサンプル論文を読むために購入しているといっても過言ではなく、前半の「作文の書き方」みたいなパートは初めての論文試験受験時には一応取り組むものの、2回目以降は読むことすらなくなる。
あと、個人的には著者の「論文のアウトラインは白紙ページに書いて立てるのではなく、問題文に直接書き込むようにする」という方法論や、執筆時の時間配分等はまったく合わなかった。一方で章段のタイトルの付け方や論文の型の在り方等はこの本なくしては絶対に辿り着けないものであったので、初めて論文試験に挑む人はその辺のことも含めてよく読み込むと良いと思う。
ただ私は取得済みである【プロジェクトマネージャ試験】の受験時にその辺のことを一通り学んでいたので、この本で読んだのはほぼ最後のサンプル論文集のみである。前半パートを少し読んで「あっ、内容使い回しやん」と気づいて早々に読むのをやめた。
あと正直、サンプル論文の質はすべてがそこまで高品質であるとは言えないと感じる。ただ逆に言えば「こんなもんでも受かるのね」という前向きな気持ちにさせてくれるところもあるし、実際結構グダグダでも受かった。中心的な著者である岡山先生のサンプル論文は一貫した型で書かれていて、その型を自分なりに踏襲する練習をするのが良いと思われ。「私はシステム監査人として◯◯のリスクがあると考えた。なぜならば△△だからである。そこで、監査手続きとして⬜︎⬜︎を実施し、〜であること、もしくはないことの監査証拠を得ることにした」みたいな感じ。
午後Ⅱ試験の対策としては、やはり1度は練習で論文を書き上げてみる方がよいと考えている。そして現在は生成AIが合否判定に加えて非常に詳細な添削もしてくれるので、大手予備校の論文添削サービスを利用せずとも自分が書いた論文のレベル感がなんとなく把握できる。便利な世の中になったし、”AIが仕事を奪う”ってのはこういうことなんだなとも実感できる。ちなみにchatGPTに論文3本を厳し目採点してもらったが、「合格だよきみぃ!」と言われたのは1本だけであった。そして不合格論文へのアドバイスがまた適切なんだなぁ……

試験対策こ〜な〜🎉

午前Ⅰ試験
【ネットワークスペシャリスト試験】合格による免除期間が残っていたため免除申請したので割愛。
私は高度試験に本気で合格したいなら午前Ⅰ試験の免除を獲得することはほぼマストだと考えている。午前Ⅰは【応用情報】の午前問題から抽出して出題されるわけであるが、普通に難しいし、問題数が少ないだけに1問の不正解がかなり大きい損失となる。そして「今までの蓄積でなんとかなるっしょ!」みたいな考えで勉強せずに挑むには、失敗した時のリスクがあまりにも大きい(不合格だと午前Ⅱ以降の試験が採点すらされない)。事実、午前Ⅰからの受験者で、午前Ⅰの段階で撃沈する人は半数以上にのぼる。
午前Ⅰ試験の免除条件は「応用情報技術者試験合格」「他の高度試験合格」「午前Ⅰ通過」の実績が過去2年以内にあることである。このどれかを得られた時がスタート地点であり、免除条件を失ったときが挑戦権を剥奪された時であるともいえる。
もちろん午前Ⅰから受験して合格しているお方も 𝕏上でお見かけするのだが、そういう人は基本的に化け物であるので、同じ道を歩もうとしてはいけない。決して——
午前Ⅱ試験

対策は過去問こなして答えを全部暗記するのみだ!
周回に使用したアプリはこれ↓である。

GooglePlyayStore(Android)
App Store(iPhone)
【システム監査技術者】はIPA試験受験者のほぼ100%が利用経験のある神サイト『過去問道場』に過去問のラインナップがされていないので、どうにかして別の手段で午前Ⅱ対策をする必要がある。アプリがいくつかあったり、対策サイトが一応あったりするのだが、個人的な意見としては上記アプリが最も完成度が高く、事実このアプリだけで全3回の午前Ⅱ試験を突破した。このアプリは誕生してから比較的歴史が浅いようで、『過去問道場』に比べてフォローしている過去問数が若干少ないところが不安要素なのだが、まあ結果的には合格できているので余計な労力を割かずに済んだという点ではプラスともいえる。またこのままアプリ運営が継続されるならば、試験が実施される旅に必然的に過去問の掲載数は増えていくので、その不安もいずれ払拭されることだろう。
このアプリの良いところは、『過去問道場』と同じように、解答の解説が整備されているところである。つまり、他のアプリやサイトではそれがないということでもある。
過去問の解答を丸暗記するだけなら解説は不要とも言えるのだが、そこは学習者としての矜持というか、解説があるかないかは学習そのものの楽しさを左右する。まあ最終的には解説があろうがなかろうが流れ作業のようにマッハで全問周回する域に達するのだが。しかし最初のうちは、この「やってて楽しい」は学習に取り組む上でとても大切なことなのだ。
過去の高度試験では間違えた問題を深掘りして真の理解を目指していた時もあった。が、現在では正直、完全に割り切っている。まあスペシャリスト系の試験で技術的な内容を問う問題なら解答の深掘りをすることが知見を深めることに繋がる——ひいては午後Ⅰ試験や午後Ⅱ試験を解く力に結びつくこともあろうが、論文系の試験では、午前Ⅱ試験と午後試験とは繋がりが薄く、語弊を恐れず言えばまったくの別物であるという実感がある。
またこのアプリは、間違えた問題のみを抽出する機能があるので、試験直前にそこをだだだだっとこなすだけで、合格点には間違いなく届く。
とにかくこのアプリをひたすら周回し、問題を読まずとも選択肢を見ただけで正当がわかるくらいになれば午前Ⅱの突破は容易であろう。しかもアプリ周回も本気を出せば休日1日でいけると考えている(本気を出せばだゾ!)。大事をとって当日の「午前Ⅰ免除分の時間」で仕上げをすれば完璧だ!
お昼休み

寝ましょう
( ´ ▽ ` )
午前Ⅱ試験はいわばウォーミングアップである。あなたの頭はそれほど疲労を感じてはいないことだろう。
が、しかし。だがしかし。
「高度試験」は午後からが本番であることは周知の事実である。決戦に備えて無駄な(頭の)体力は消費せず、できうる限りの回復に努めなければならない。眠くなるほど食べ過ぎてはいけないし、ご飯を食べに出掛けるなどもってのほかである。いや、マジで。
午後試験を最後まで戦い抜いたことがある経験者ならきっとわかってもらえると思うのだが、国公立大学の現代文の入試問題のような問題を解いた後、3000字近い小論文を書いた脳はちぎれんばかりに疲れている。それに備えて「脳が疲れることはやらない」+「脳の疲労を回復する」といった過ごし方をすることが重要である。私は昼休みに勉強するのは反対派である。技術の名称等が直接問われるスペシャリスト系の試験ならまだしも、論文系の試験で今さら新しく覚えるような知識なんてないっしょ? ここまで来たら読解力が命であり、試されるのは知識ではなく思考力である。
あなたの考える力を最大限引き出せるコンディションを作り出すことが最重要である。
午後Ⅰ試験

最大の鬼門だ!
(;ω;)
さて、ここからが本番である。私はR7試験は問2「クラウドサービスを利用したシステムの監査」、問3「IT投資計画の監査」を選択した。問1の「オープンAPI体勢の監査」は、IT技術職ではない私には最初の5行で何言ってるかわからなくて早々に切り捨てた。”オープンAPIを利用してIBサービスの利便性向上を図る”とか、なにいってっかわかんねぇ。
今まで「高度試験」をそれなりに受験してきたわけであるが、午後Ⅰ試験が突破できなかったのは今のところこの【システム監査技術者】のみである。初めての高度試験挑戦であった【ネットワークスペリャリスト】1度目の受験のときですら、試験中に「絶対落ちた……」と確信するほどの意味不明さだったにも関わらず、午後Ⅰは61点のギリギリで通過できたというのに。
はっきりいって、午後Ⅰ試験の難易度は【システム監査】が1番難しいと個人的には思っている。公式の解答例を見てもモヤモヤすることが多いし、公式解答例から導き出したであろう問題集の解答解説を読んでも「そりゃお前は答えを知っているからそういう説明になるんだろうよ!ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!」という怒りに震えることが多く、まるで雲を掴むかのような正答を目指して迷子になるばかりであった。
ただ、国語の問題として考えたときには非常にレベルの高い問題だなぁという感動もあった。というのも、設問のほぼ全てが、文章全体から考えねばならないような構成になっているからである。
例えば【プロジェクトマネージャー】の午後Ⅰ試験の問題を知り合いの高校の国語教師に遊び半分で解かせたことがあるのだが(しかも飲みの席で)、採点されたら最低でも60点は超えるんじゃない? というくらいの解答をパパッと書いていた。プロマネの勉強なんてもちろん1秒だってしたことがないのに(しかも本人は途中からノリノリで楽しそうに解いていた)。これはプロマネの午後Ⅰ試験の問題が「下線①について、〜をした理由は何か。30字以内で答えよ」といった典型的な国語の問題の形をしているからである。つまり、下線部の周囲を中心に本文を読み込むと解答の鍵となる内容があることが多く、解答も本文の記述をそのまま流用して作成する——という”国語の問題の典型パターン”を踏襲した問題であるということである。「◯◯字以内で答えよ」という論述形式の回答が書けるかどうかは大学入試で国公立大学の国語の入試問題に触れて練習してきたかどうかが大きく関わるところであろうが、そこはその人は高校の国語教師であるので、日夜その最先端で戦っているといっても過言ではない人物であった(当時高3の担任だったみたいだし)。
IPA試験の午後試験が”国語の試験”と揶揄されるのはこの部分にあり、事実、高校の国語教師がまったくのノー勉で何となく回答ができてしまうような試験でもある。
ただ【システム監査技術者】の午後Ⅰ試験はちょっと勝手が違うのである。まず本文中に下線とかねーし。ではどのような問題が出題されるかというと、よくあるのが本文の最後に上司や外部アドバイザーからの監査計画書に関する指摘事項がずらっと並んでて、「これは何で指摘されてんの?」「これはどういうことを心配して言ってるの?」みたいな内容の設問に答えていくという形である。そしてここからがこの試験の1番のキモなのだが、その解答を作成するには結果的に本文全体を遡って見直していくことを余儀なくされることが多いのだ。どういうことかというと、解答作成の中心となる要素は一つ前の章段にあるのだが、その要素に至る事情や経緯がさらにその一つ前の章段にあり、その事情や経緯が発生するそもそもの話は本文の冒頭に記載されていて……という感じで、解答作成に本文全体を遡って内容を確認しなければならないことが多い。これを情報処理技術者試験でお馴染みの講師・三好先生は「串刺し」と表現していた。本文全体をまたがるように要素を抽出していくその様は、まさに串刺しである。
しかも設問数が4、5問しかないパターンが大多数であり、1問でも空欄があるとその時点で10点以上を失うので、どんなにわからなくても絶対に空欄が許されないという呪縛を背負って問題に挑まねばならないのである。なぜなら、空欄が一つでもあれば、”他の設問は全て正解”なんてまず無いなかで、ほぼ負け確となるからである。問題数の少なさゆえに、1問の不正解があまりにも大きい。これは捨て問を作れないという制約となって受験者に重くのしかかる。
というわけで、2度落ちた。それも全然惜しくない悲しいくらいの点数で。


ちなみに手応えも前年より全然あったから、実はほぼ受かったと思っていた。予備校2社が速報で発表した解答と照らし合わせてもそれなりに良い感じでもあった。それだけに「恥ッ!」となった。
繰り返すが、【システム監査技術者試験】はこの午後Ⅰ試験が最大の試練である。あなたの国語力が最大に試されるのはもちろんのこと、システム監査人としての視座を獲得しているかも試される。解答の作成に「システム監査人なら当然こうする」みたいな常識を盛り込まなければならない場合が多く、そしてそれは本文中に記述されていない。ここがプロマネ等の他の論文系試験の午後Ⅰ試験と異なるところで、本文中にあるキーワード・キーセンテンスを抜き出してそれを中心に解答を組み立てていく他の記述式試験とは違い、「システム監査人なら、こうする」ということを常に想像して、自分で文章を組み立てていくことが要求される。
ふざけて書いているようだが、良くも悪くも解答のアプローチにはこれしかないというのが私の中での結論である。「串刺し」で必要な内容を把握したとしても、結局はそれをもとに「システム監査人なら、こうすんじゃね?」「システム監査人なら、こう考えるんじゃね?」という内容をざっくりと自分で紡ぎ出す必要がある。で、それが概ね合っていれば部分点がもらえて、全然方向違いなら不正解になるといった感じだと思われる。
ではこの”システム監査人の視座”を獲得するために最も重要となる知識が何かというと、結局「監査手続き」に尽きると考える。”インタビュー”とか”査閲”とか”照合”とかをどういうときにどう使い分けるのかというのが自分の中で固まっていくと、なんとなくシステム監査人の目の付け所というものがわかってくるような気がしなくもない(所詮2回落ちて、合格したときの午後Ⅰの結果もそれほど良くはない人間の発言だ)。
私にとっては合格してなお雲を掴むような試験であった。もう2度と突破できないとマジで思う。
余談、かつ、先にも触れたが、この【システム監査技術者】の午後Ⅰ試験は大手予備校の解答例でもよく解答が割れる。TACとitecが本番試験の2、3日後に速報を出すのが恒例となっているが、両者が全然違うことを言っている設問が毎回といって良いほどある(3年間チェックしましたからね、受からなかったから)。だから例えば「TAC寄りならギリ合格かもだけど、itec寄りならダメだろうな」みたいな現象が起こりがちとなる。そしてまれに両者とも公式解答と全然異なる解答である設問もある。TACなんて公式解答が発表されたら早々に自前の解答速報ひっこめちゃうし(「公式解答をご覧ください」とIPA公式サイトへのリンクに変更される)。
これは誰にとっても雲を掴むような試験であることを如実に示す事実であるといえよう。試験後に、複数人の予備校講師が数日かけてじっくり考え話し合って導き出した解答が割れるというのだから。
そんな試験を突破できた感想としては、「もう2度と勉強しなくて済む!」という喜びしかないことをここでお伝えし、同じ道を辿る気でいる未来の受験者たちへのエールにしたいと思う(最低なエール)。
ご健闘をお祈りいたします。
午後Ⅱ試験

嘘八百の短編小説を執筆するお時間です
\\\\٩( ‘ω’ )و ////
午後Ⅱ試験は問1「情報システム導入の決定過程におけるリスク評価に関する監査」を選択した。問2は「BCP(業務継続計画)策定の適切性の監査」で、BCP関連は私が最も苦手とする分野の一つだったので迷うことなく捨てた次第。
ちなみに練習論文は、過去2回の不合格となった試験前にはそれぞれで2本ずつ書いて挑んだのだが、今回は1本も書かずに挑むことになった。理由は、午後Ⅰの過去問演習を繰り返す中で「これはもう、今回もダメだな……」と諦めたからである。それくらい午後1での2回の不合格はトラウマであったし、3回目となる今回の学習でも、1年前、2年前に解いたはずの問題でも新鮮な気持ちで毎回間違えていた。つまり午後Ⅰ突破ができるとは思えなかったのであった。なんなら今回もどうして突破できたのか全然わからない。
過去2回の試験では午後Ⅱ試験に辿り着けず採点されなかったので、考えようによっては午後Ⅱは一発合格したともとれなくもない(前向きな考え)。解答用紙の開示請求をすでにしているのでそれが届き次第、再現解答を掲載することは実は可能である。が、今回の論文はかなり身バレするネタを用いたので、それはできないのであった。ネタを創作するにしても、まったくのゼロから創作するとどうしても具体的な事例が書けなかったり、「そんなん不可能でしょ?」みたいなことを平気で書いてしまったりする。何より、苦痛である。嘘をつくにしても、半分本当で半分嘘ってくらいの配分がちょうど良いと考えている。私の場合、職場とか業務とかは本当に実在するのだが、私はその職についてないし、導入するサービスも”実在しそうだし技術的にも実現可能な気がするけれども、まだどこも導入していない”というサービスを作り出した。
システム監査人でもなければIT職に従事しているわけでもないので、午後Ⅱ試験の論文は創作活動にならざるを得ない。しかしそんなことは情報処理技術者試験で遊んでいる誰しもが同じなので、いちいちそんなことで不利だのなんだのと喚くことは単純にダサいことである。むしろ、ITストラテジストがSTを受けたという話も、現場の最前線にいるプロジェクトマネージャがPMを受けたという話もまるで聞いたことがない。無論、システム監査技術者とて同じである。現役バリバリ最前線にいるシステム監査人が【システム監査技術者試験】を受験するというのは、ごく少数の事例であろう(システム監査を生業とする部署に配属されてCISAかシステム監査技術者のどちらかを受験しろと言われたという事例はネット上でたまに目にする)。
以上を踏まえた上で、私は「私の職場がとあるIaasのサービスを導入するとなったら、システム監査としてはどうするかなぁ〜?」という想像を膨らませて、ひたすら筆を進めていった。
字数としては、設問アが上限の800字くらい(最後の行まで書いた)、設問イが1000字弱、設問ウが700〜800字である。特に設問ウは残り時間との兼ね合いでこれ以上は書けなかったし、書くことももうなかった。時間に追われながら規定字数を超えるために冗長に文章を書いている自覚があって、最後はかなりグダグダだったと思う。
それでも合格できたのだから、求める文章力とか、文章構成能力とかは、ぶっちゃけそれほど高いものではないと思われる。そして、そこまで書けた文字数も多くない——つまり内容の広がりもそこまではないということから鑑みると、この午後Ⅱ突破のコツは、充実した内容を書くというよりも”問われていることにきちんと言及する”ということに尽きると思われる。これは他の合格体験記でも必ずといって良いほど触れられるコツではあるのだが、いざ自分が合格してみると、結局これに尽きると思うのである。なぜなら「えっ⁉︎ こんなんで合格なの⁉︎∑(゚Д゚)」と思うほど、自分が書いた論文は結構しょーもない内容であった自覚があるからだ。なんせ、嘘だし。
”問われていることに言及する”というのがどういうことかというと、例えば今回の設問イであるならば
設問アで述べた特有のリスクを特定した理由、そのリスクの大きさを含めた評価方法、並びにその特有のリスクに対する防止策及び発見策について、700字以上1400字以内で具体的に述べよ
とあるので、「特有のリスクを特定した理由」、「そのリスクの大きさを含めた評価方法」、「その特有のリスクに対する防止策」「その特有のリスクに対する発見策」について言及しなければならない。当たり前じゃんと思うかもしれないが、時間に追われながら一生懸命書き殴っていると、たぶん最後の「発見策」とかについて書くのを忘れがちとなる。この部分は実は問題文の本文でも「リスク顕在化の防止策だけでなく、顕在化の兆候の発見策も重要となる」とわざわざ”重要”と書かれているので、たぶん「発見策」について言及し忘れたら一発アウトになることが予想される。でも、必死で書いていると”及び発見策”みたいについでのように書かれている部分は忘れがちとなる。
そのミスを減らすために——これもよく言われる基本的な手であるが——問われていることを章段として立ててしまうのがやはり良い。具体的には設問イなら、
「第2章 特有のリスクを特定した理由、そのリスクの大きさを含めた評価方法、その特有のリスクに対する防止策及び発見策」
とタイトルを立て、それに付随する章段として
「2.1 特有のリスクを特定した理由」
「2.2 そのリスクの大きさを含めた評価方法」
「2.3 特有のリスクに対する防止策」
「2.4 特有のリスクに対する発見策」
と立ててしまい、その一つ一つに解答していく形で書き進める手法である。こうすれば問われていることに言及し忘れることもないし、読み手(採点者)にも”この部分がこの記述にあたる”ということがわかりやすくて、誤解を生まない。
偉そうに方法論を語っているが、これは参考書に書かれた方法であり、論文試験合格者の大半は恐らくこうしているものと思われる。別に試験そのものから”章立て”することは必ずしも求められてはいないのだが、これ以外の書き方で合格への道筋はまったく見えない。章立てせず、ダラダラっと書いても合格した方がもしいるならば、ぜひ教えて欲しい。
また、この試験に限らず午後Ⅱの論文を規定字数上限まで書こうと思うと、そもそも”文字を書く速さ”という脳筋な能力が求められることになる。そのため、私の能力ではとても無理であった。何が言いたいかと、設問イの内容を充実させようとすると設問ウを書く時間がなくなるということである。論文を最後まで書ききれずに不合格となった人の大半は、この罠に陥っていると思われる。
だから「規定字数を満たしつつも程よいところで切り上げる」という技術も実は重要で、私は自分の限界を測って「1000字を上限」と自分に課した。”立てた章段の残り数”と”自分が設定した残り字数”を天秤にかけながら書き進めつつ調整した感じである。実際、その後の設問ウは問われている内容をまとめると「監査手続き」という一点のみを問われていたので書くことが枯渇し、700字に到達させるために訊かれてもいないことを付け足しながらダラダラと冗長な文章を書くことで700字を突破させざるをえなかった。が、書き終えたのは終了3分前くらいであった。とにかく時間が足りないのである。
まあ次回からはCBTでの試験になるので、このあたりの問題はかなり改善されると思うが。ただ、ここが改善されるということは受験者の論文の質が間違いなく上がることに繋がるので、実質的には相対評価で合格者数を調整していると噂されるIPA試験では、午後Ⅱ試験で求められる論文の質が高くなると個人的には予想している。どう考えても論文はCBTの方が書きやすく、それは皆同じなのだ!
ちなみに私は字が超汚い。特に最後の方なんて急いで書き殴っているので壊滅的な字だったと思う。それでも合格できたのだから、やはり求められているものは内容含めてそう高くない。だから評価「B」は実は全然惜しくないんじゃない?——そんなことを感じた、最後のペーパーテストによる情報処理技術者試験。
最後のペーパーテストで勝利を収められたことは、素直に嬉しい。とても。
試験を終えて

( 𝕏でも試験終了報告とともにラーメンを食べている画像が溢れがち)
くどいようだが、【システム監査技術者試験】の午後Ⅰは超難しい。個人的には情報処理技術者試験の中で一番難しいと思っている。
実はこの春には【ITサービスマネージャ】も受験していて、午後Ⅱが「B」評価で落ちていたりする。

午後Ⅰに関しては通過したとはいえそれほど高い点数とも言えないのだが、過去問演習をしているときの苦痛度は明らかに「シス監>サビマネ」であった。【ITサービスマネージャ】の方が、まだ普通の思考で正解に迫れている感覚がある。【システム監査技術者】の午後Ⅰは、もうほんとわけわからんわ……( ;∀;)
日々の勉強があまりにも辛く、いつまで経っても大問1題を解くのに2時間とか余裕で掛かっていたので、合格できた今、最大に思うのは「これでもう、この試験の勉強をしなくて済む(;ω;)」という後ろ向きな喜びである。辛く、辛く、辛かった【システム監査技術者】の学習。思えば、4度目の受験でようやく合格した【ネットワークスペシャリスト】の方が試験回数はもちろんのこと勉強時間も比べものにならないほどはるかに上回るのだが、ネットワークの勉強は楽しかったから全然苦痛ではなかった。もちろん午後Ⅱが1点足りずに落ちたときには心情的に辛かったのだが、技術的なことを理解していく過程は、自分の力が向上している実感があって楽しかった。なんなら最終的には「試験本番日には、まだ解いたことのない未知の問題に挑めるんだ。オラ、ワクワクすっぞっ!」と悟空的な心境にすらなった。問題を解いていて、試験を受けていて、楽しかったのである。
それが一方【システム監査技術者】と来たら、何をやっても掴みどころのない敵に挑むような感覚が最後まであり、まるで終わりが見えなかった。この学習が終われる未来が見えず、「自分で区切りをつけるしかないのか……」と絶望の心境で最後のペーパーテストに挑んだ。諦めすぎていて、午後Ⅱの練習をしないどころか、いつもは朝食を食べない私が試験会場近くのコメダでモーニングを食べてから会場入りしてしまったくらいである。「どうせダメだから、血糖値が上がって試験中眠くなってもいいや」という諦めの心境であった。
合格してなお、後ろ暗い感情が湧き出てやまない【システム監査技術者試験】。
私にとって、現状では最も辛く厳しい試験であったのは間違いない。もう2度と受けたくない。仮に「合格しなければ世界を滅ぼす」と悪の大魔王に言われたとしても、もう一度合格できる自信は微塵もない。世界のみなさん、ごめんなさいと先に謝らざるを得ない。
そんな私にとってこのブログ記事の執筆は、【システム監査技術者試験】という存在と今後一切、縁を切るための儀式である。もう2度と関わりたくない——その想いで、この最後の一文までを書き切った。
これから受験する人たちへ。
地獄への道程へようこそ——
記念メダルについて

このブログは記念メダルブログなので、最後に記念メダルについても言及する。最後だと遅気に失している感が否めないが、それでも書く。ここまでたどり着いた記念メダルコレクターなんぞもはやいないかもしれないし、資格試験の情報を求める方々には1ミリも需要はない。しかしここに書く。それがいつもの記事構成だからだ!(ブログ難しい)
私は今まで、「高度試験」に合格するたびに茶平工業公式通販から「寿メダル」を購入していた。注文の際には裏面の文字入れを自由にできたので、合格した資格の名称と合格日を記載してた。

しかし、公式通販のラインナップからいつしかこの「寿メダル」の姿が消えていた。きっと38ミリ(デカメダル)だったので需要が低く、見限ってしまったのだろう。ああ資本主義。
どうしたものかと思っていたら、レジェンド・記念メダルコレクターのリャド好きさんこと【オリジナル記念メダルSHOP】さんの商品ラインナップに、なんとデカメダルがいつの間にか加わっていた。公式が見限った商品(38ミリ)に手を出すとは、チャレンジャーである。
そんなわけで、これを利用して同じようなコンセプトのメダルを制作することにした。
正直にいえば今までとまったく同じ図柄で揃えたかったところではあるのだが、さすがに問題あるかもと思って、コンセプトは参考にしつつもいろいろとオリジナル要素を入れ込んだ。発注の際の画像は単純なJPEGファイルで良いので(つまりレイヤー処理とかいらない)、現在ではイラストの製作みたいなことはド素人でも生成AIを使えば簡単にできてしまう、実際。「AIが職を奪ってゆく」というのはこういうことなんだなと思うなどした。

メダルの枠には収まりきらなかった鷹
あと裏面をオリジナルに寄せることは1ミリも不可能なので、そこは割り切った。

ちなみに「高度試験」を全冠制覇すると、38ミリメダル用のページがちょうどよく埋まる計算となるのだが、まあそんなことは不可能なのであった。


こちらはやはり、「合格」の文字が輝かしいデザインで統一させたかったね! 寿メダルの復活希望だ!
もし”寿メダル”が復活したら絶対に再び購入するし、試験勉強もより一層頑張る次第でありますので、ぜひご検討いただけたら幸いでございます。

















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