千葉県【市川市動植物園】 記念メダル

【販売場所】
@GARDEN OASIS ショップ&レストハウス内
備考:入園してすぐにお目見えするので、記念メダラーに優しい仕様。

人はなぜ、ケツに惹かれるのか

動物園の仲間たちにパンダも仲間入りだ!

【市川市動植物園】は比較的最近(2023年4月)になって記念メダルスポットの仲間入りをした施設である。

 「いつか行こう」と思ってほうってある記念メダルあるあるな施設の一つであったのだが、自分の意思とは無関係の、運命の荒波によって足を運ぶことになった思い出深き記念メダルスポットとなった。

 何があったかというと、この記事にコメントをいただいたのである(最下段参照)。そこでデッドストックメダルの情報を得たので、そのついでにこの場所へも足を運ぶことになったのだった。ついでで申し訳ありません。

 で。

 最近すっかり公共交通機関派になった私としては、この動物園はかなりアクセスが悪いのでプチ難関となった。バスが1時間に一本しかないので、絶対に逃すことができない戦いがそこにはあるのであった——が、最終的にはこれが功を奏すことになるのだから、人生とはつくづく何がきっかけで好転するかわからないものですな(訳知り顔で)。

そんなわけで雑木林に到着です(なぜ雑木林?)
入り口からして歴史を感じる趣ですな。

 何でかというと、ボリューム感がちょうど1時間くらいだったからである。つまり、到着して次のバスが来るくらいまでに園内を大体見て回れる、という非常にちょうど良い感じとなった。動物園というとやたらだだっ広い敷地を歩き回るだけでへとへと、みたいなパターンが多いが、そんなこともなく。この小規模感が純粋に動物園を楽しみに来た客層にとって良いのかどうかは別として、記念メダル巡りにとってはちょうど良い規模感なのである。

 記念メダルを買って、ざっくり園内を見て回って、クレープを食べて、バス停で5分くらい待って帰りのバスが来た。むしろ予定がスムーズに行きすぎてて怖いまである。

 そんなわけで以下、私の目を引いた”動物園の仲間たち”を備忘録的に紹介。

私はおしり派です
カワウソのヌルヌルぴかぴかな肌を見て、自分の失われた肌水分を思う
記念メダルになったレッサーパンダ様。メダルの図柄ほど友好的な感じはなかったぜ……
何らかのケツ
ウマのけつ
マジでケツ向けた写真ばかりで自分でも驚愕している。
”お山の大将”っていう悪口がありますが、この悪口を使う人は大抵自分がいるお山の大将にすらなれていない人ですよね実際。
パワーワード「ナイパカ」
ブラックアルパカは初めて見ましたな
「これが本当のクサガメですな」的なボケを述べようと思って撮った1枚だと思われるが、そんな恥ずかしいボケをしようとしていた当時の自分を助走つけて殴りたい。
こんな典型的なウシが動物園にいるのも珍しい気がいたします
ヨガのポーズ

 正直に言うと、これといってそんなに特徴のないスタンダードな動物園だという感想である。写真を見返さないとどんな感じだったのかちょっと思い出せなかった。その中で唯一すごく覚えていたのは「数年ぶりに食べたクレープが超美味しかったのだが、これはこのクレープが美味しかったのか、数年ぶりに食した感動で美味しかったのか、どうなんだろう」という問答を己の中でしたことくらいである。動物関係ねー。

普段は甘いお菓子を禁じているので、なおさら美味しい。

 記念メダルがなければ足を踏み入れることはおろか、その存在すら知らないまま人生を終えていただろう市運営の動物園。動物園側だってもちろん、県外民の私などそもそもターゲットとしてすらいないであろう。つまり、これはお互いにとってイレギュラーな邂逅なのである。

 そのイレギュラーの橋渡しをしているのが記念メダルという存在である。このように考えると、記念メダルという存在は、本来の”記念”という意味を超えて、「出会うはずのなかった二人の運命を交差させる存在」にまで昇華しているといえる。新作RPGのキャッチフレーズみたい。

 ただ「本来ターゲットとしていない人間を繋ぐことは是か否か」という問題は意外と難しく、動物園としては私が支払う入園料を手にする代わりにこのようなブログを書かれてしまうのだから、割に合っているかは微妙なところではある。

 SNSで個人が何でもかんでも発信するようになった今の世の中で、本来の顧客ではない人間を取り込むことのリスクというのもまた考えていかねばならないのかもしれないのかもしれない。”本来の顧客”ではない以上、その需要を満たすのは相当難しい。リピーターにはほぼ100%なり得ない存在なのに、口コミ等で文句を書かれる可能性だけは大いにあり得るのだから。

 マクロスにしても、記念メダルが買えなくてこんなに文句言っているのはマクロスファンではなくて記念メダルコレクターであるという事実を踏まえると、記念メダルを導入するリスクというのもまた存在するのかもしれないと思う今日この頃。

 いや、マクロスはマクロスファンも文句を言っていましたな🤔

レッサーパンダもパンダの名に恥じぬ食生活であることを知る

記念メダルについて

ラインナップ(2023年12月現在)

 記念メダルは、入園して早々にある「ショップ&レストハウス」にあるので、ソッコーで手に入る記念メダラーに優しい仕様である。私のメダル仲間は駐車場で乗ってきたタクシーを待たせ、ここでメダルを購入したら即帰ったらしい。それもまたメダル道だと思った( ´ ▽ ` )

記念メダラーは”メダルを買うまで落ち着いて見学できない病”の罹患率98%である。

 ショップ運営は我らが「オークコーポレーション」が担っているので、メダルのデザインは非常に凝っている。凝っているだけに、レストハウス内の少し古びた印象を記念メダラー限定で際立たせているかもしれない。

  • 記念メダラー:「こんなポップな良デザインのメダルなのに、なんか古めかしい建物だな」
  • 一般人:「古めかしい雰囲気の建物に昭和遺物な記念メダルがよく似合うな」

 両者の間にある認識にはグランドキャニオン並の深い溝がある。

オーク担当にしては珍しく、ラッピングタイプではない販売機を設置したのは周囲の雰囲気に合わせたのかしら🤔

 図柄はレッサーパンダがハッピーな感じである。動物園を回った印象では別にそこまでレッサーパンダを推している印象はなかったのだが、記念メダルに関してはレッサーパンダしかむしろ推していない

複数いるのにレッサーパンダのみ

 実はレッサーパンダの記念メダル化は動物園ではあるあるだったりする。猫も杓子もなぜかレッサーパンダである。私はレッサーパンダのことを「可愛いと思うけれどももっと可愛い動物はいる。コツメカワウソの方が可愛い。別にコツメカワウソもそこまで好きなわけではないけど」って感じの距離感でしか見ていないので、この”レッサーパンダのメダル化現象”は結構謎に思っている。

レッサーパンダメダル化現象

 風太くんフィーバーを知る人間としては【千葉市動物公園】が記念メダルにするのは理解できるのだが。

 ここはなんか、そのうち新メダルが導入されそうな予感がそこはかとなくする。仮にその時がきたら、私は果たして再訪するのか否か、自分でも注目している(なんじゃそりゃ)。

 オークさんのデザイン力に期待。

POPまで丁寧に制作するのがオーククオリティだ!
POPデザインの良さが、Word &ラミネート加工で適当に作っている他の施設とは段違いであるのはいうまでもない。




2 件のコメント

  • 2023年12月に行ってまいりました
    上記のメダル1種類700円、刻印機30円です
    JR総武線 本八幡駅からバスが出ているので便利です
    その本八幡駅から15分ほど歩いたところに千葉県立現代産業科学館があるのですが、記念メダルを販売しています
    1種類300円です
    ミュージアムショップに袋詰めで販売しています
    ショップは土日の午後にしか開いていないので注意が必要です

    • コメントありがとうございます😭
      おかげざまで、【千葉県立現代産業科学館】のメダルを私も購入することができました!
      ついでに市川市動植物園にも行ってきました(笑)

      私もこのような記念メダル界に名を残すような発見をしてみたいものです😄

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