【販売場所】
@入場してすぐ目の前
備考:成田空港のほぼお隣なのに成田空港から遠いのよ……
近くて遠い成田。近くて遠いお隣さん
【航空科学博物館】は【成田国際空港】のお隣にある。日本初の航空系博物館であるらしい。
お隣と言っても【成田空港】のターミナルからは5キロくらい離れているので、歩いて行くには1時間程度は掛かるので大人しくバスに乗ろう。といってもバスの本数が1時間に1本あるようなないようなみたいな感じなので、私のように到着してすぐバスが出ちゃったパータンの場合、待ち時間と歩いて向かう時間がどちらも同じという決断を迫られる事態となる。というか私の場合、1時間半弱待ち時間があったのでほんとヤになっちゃったよね!( ´Д`)y━・~~
ていうか、そもそも成田って遠すぎじゃねっ!? なんでこんなところに国際空港作っちゃったや? と思うほどに遠い。旧名の「新東京国際空港」は嘘つき過ぎじゃね!? 「東京ディズニーランド」のような感覚の”東京”でこの地を目指すととんでもない目に遭うよ!?(遭った人:私)
私の中で、千葉には「近い千葉」と「遠い千葉」のざっくり2種類があるのだが、成田はまごうことなき「遠い千葉」である。高速バスを使って1時間半掛かるのは文句なしに「遠い千葉」である
で。
結局【航空科学博物館】に行くのにも【成田空港】内でバスを待ったわけだが、これだけでもう二度とここには来たくないと思っちゃったYO! 【成田空港】は人が多いし広いし第何ターミナルに行けば良いのかわからんしで、東京さ来てべこ飼うだレベルの田舎モンである自分には難易度が高い場所でござんした。千葉は公共交通機関によるアクセスが難しい記念メダルスポットが多いと改めて感じた次第である。
そんな苦難を乗り越えてようやく辿り着いた【航空科学博物館】。到着直後にまずやったのは帰りのバスの時間のチェックである。この地でバスを逃すことは親の死に目に会えないことと同等の悲劇なのである。
千葉の攻略には、素直にクルマで回るのが良い。
そんなことを入る前から思いつつ、帰りのバスまで1時間弱しかないので急いで場内を回ることにした。
ただ結果論でいうと、私のように飛行機に全然興味がない人間が見て回れば1時間も要せずにあらかた見て回れた。むしろ余裕である。
記念メダラーは基本的に記念メダルにしか興味がないんだなと改めて思った次第である。自分が興味なかったところに導いてくれる反面、興味がないだけにサラッとした知識を授けてもらうだけで終わるという現実があるよね、実際。
入場すると、さっそくメダル販売機がお目見えする記念メダラーに優しい仕様で安心安心。落ち着いた心でゆっくり見学できる。気にすべきは帰りのバスの時間だけである(落ち着かない心)。
先にミュージアムショップをささっと見て回って、さっそく入場だ! タイムリミットは1時間だ!
堀越二郎と申します
私が一番好きなジブリ作品は『風立ちぬ』である。なぜか庵野秀明が主人公役の声優を務めたあの名作である。
なぜこんなことをわざわざ語るかというと、私と飛行機との接点がそれくらいだからだ。
最近は長距離での電車移動が多くなってきたからか、昔は鉄道博物館系を訪れるたびに「てっちゃんではない自分には〜」と語っていたのが、最近では在来線特急系がちょっと好きになっている自分がいたりする。在来線特急に乗っているときに車窓から眺めるホームにいる人たちへの言葉にならない優越感は一体なんなのか(ショボい人間の悲しい優越感)。
つまり、自分の生きる道に関連することに、私は興味をもつわけである。って、超当たり前であるが。
つまり、私の人生には飛行機がほぼ関連していないということである。沖縄と北海道にメダルを買いに行くときにしか乗ってないし、沖縄に至っては記念メダルを制覇してしまったので、今のところもう行くことはないという現状である。いつか私が飛行機に興味をもてる日が来たら、それは私が世界の空を飛び回る富豪になったときであろう。
新幹線も飛行機も在来線を利用するような感覚で使える日が来たら、世界が広がるのにな〜
でもなんだかんだ結構勉強になった
(*´ω`*)
すげー正統派の博物館やな∑(゚Д゚) という印象である。航空機の仕組みとか空港の全体像とか、”飛行機にまつわるお仕事”に関して大変学びがありました。さすが老舗の航空博物館。
新しく造られる博物館のように最新機器で遊べる感じの設備はあまりなかったが、すいも甘いも知った大人が来ると、うんうんと頷くような展示が多かった印象である。”子供をターゲットにした展示がたくさんあるのに心からの感銘を受けるのはいつだって大人である”という博物館だけではなく、水族館や動物園、科学館に共通するペルソナ設定の悩みを、この施設もまた抱えていたのであった。
以下、なんとなく気になったものの羅列。
記念メダルについて
この施設における記念メダルに関するトピックは2つあって、1つは「店舗閉店で販売終了した【成田空港】の記念メダルが代行販売されていた時期がある」という点である。
【成田空港】でのメダル販売店「空夢」は2019年末くらいに閉店し、それに伴い【成田空港】でのメダル販売も終了した。で、記念メダルを卸す販売代理店というのは複数施設を管轄している場合が多く、要するに「空夢」とこの博物館のミュージアムショップに記念メダルを卸している業者は同じであったと推定できる。在庫処分の施策として「他施設で今は亡き施設(あるいはイベント)の在庫メダルを販売する」というのは稀に見られる現象で、例えば古くは【名古屋市科学館】にて【リニモ】や【中日ドラゴンズ優勝記念】のメダルが販売されたことがあった。コレクター的にはこういう施策はぜひガンガンやっていただきたいところなのであるが、あまり見かけない例だけに商売倫理的には難しいところがあるのかもしれない。
もう1つは、「2019年11月末にメダルが全面リニューアルされた」という点である。これは施設のリニューアルオープンと並行して実施された施策であった(オープンと同時にメダルも変更されたわけではないが)。
私の中の微かな記憶では、この頃にはすでにプリントメダル全盛の時代となっていたので、全面金型製作のメダルの新発売に記念メダル界隈は大いに湧いたように思う。
新旧の2枚を比べてみると、やはり旧メダルはどこか古っぽく(フォントとかね)、新は今風なデザインになった印象を受ける。いつまで経っても”昭和の遺物”として人々の記憶に君臨する記念メダルであるが、時代に合わせた着実な進化を遂げているのだな〜と改めて思った。
金型を製作してメダルを造る方が原価は高くはずなのだが、いまどき「600円」なのは破格といえるだろう。プリントメダルの方がトータルでは安く作れるのに見た目が豪勢になるので「900円」とかしても納得しちゃう感じ、あると思います!
メダルはお安めだが、キーホルダーは他施設平均よりも若干お高めの「350円」である。この辺の値段設定の匙加減はよくわからない。そこには販売者それぞれの思惑がうごめいている。
あと個人的なトピックとしては、旧メダルの裏面でゴロリの相棒が飛行機にまたがっていることである。
飛行機にまたがるって乗り方、斬新よね⁉︎
などと超どうでも良いことを思いつつ、完。
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