愛知県【デンパーク】 記念メダル

 【デンパーク】という施設名は、言ってみれば駄洒落である。駄洒落を解説することほど虚しいことは存在しないが、ここで解説してしまう。【デンパーク】がある愛知県安城市はかつて農業が盛んであったらしく、同じように農業が盛んなデンマークになぞらえて「日本のデンマーク」と呼ばれていた、らしい。「らしい」というのは、私は聞いたことがない、かつ、人が言っているのも聞いたことがないからである。安城市が「日本のデンマーク」と呼ばれていたという話は、【デンパーク】内の説明パネルでしか情報を得たことがなく、本当にそんなことが言われていたかどうか、真相を確かめる術はもはやないのである。職場の上司が飲みの席で語る「俺も昔はワルだった」という話とほぼ同列の話である(※追記:愛知県の小学校社会の教科書には載っていたらしい)。

 ということで、デンマークにちなんで【デンパーク】である。解説するまでもない由来。

 そんな【デンパーク】は「道の駅」でもある。ただ、道の駅スタンプは入場しなくても押せるが、記念メダル購入は入場必須であった。道の駅スタンパーと記念メダラーでは掛かる費用が違うのである(道の駅の方が圧倒的に多いという点でそんなに差はないのかもしれないが)。

 デンマークといえば、「レゴ」である。【デンパーク】にもレゴの施設がある。かつては私もレゴで遊び、レゴの「街シリーズ」を集めていたくらいである。しかし、レゴも突き詰めてゆくと実は非常に高度な遊びであるためか、いつしか遠ざかってしまった。私レベルでは、自由に何かをくみ上げてみたところで、説明書の通りに組み立てた物以上の作品を造ることは叶わなかったことによると思われる。これはユーチューブで評判となったゲーム「マインクラフト」において、再生回数が急上昇するほどびっくりするような建築物を建てる人は、結局はめちゃくちゃ頭の良い人、かつ、根気のある人であるということと同じである。頭も良くなければ、根気なんて母のお腹に忘れてきてこの世に生を受けてしまった私には向いていない分野なのであった。

 思えば、レゴを末永く愛し多くの作品を造っていた友人は、多くのレゴを購入する資金力もさることながら、非常に頭も良かった。生まれが違うとはこのことである(人生における最大の言い訳)。

 そんなレゴも、同じ愛知県に「レゴランド」が登場したことにより、【デンパーク】のウリとしては全く発信できなくなった。「レゴランド」の評判は現状散々なものだが、それでも、少なくてもレゴに関することについて「【デンパーク】の方がいい!」というのもなかなかありえない話だろう。

 レゴというウリを失ったらなら、残る【デンパーク】の魅力は「花」と「風車」である。花は一面咲き誇っていたので、伸ばすべきポイントである。記念メダルにも描かれる「風車」は、実は一つしかなかった。この点、ちと厳しい。

 全体的に、長崎の【ハウステンボス】を10分の1くらいに縮小したような印象を受ける(しかもH・I・Sが経営改革する前の)。地元の小学校の遠足の定番として愛されているが、それだけでは厳しいところである。何か一つ、大きな魅力となるものが欲しいところである。

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