↓38ミリメダル(デカメダル)
岡山県といえばN-TEC WEST OKAYAMA(現:SMuSH)
ものすごく私事であるが、岡山県といえば、【後楽園】でも【ヒルゼン高原センター】でもなく、【N-TEC OKAYAMA】なのである。【N-TEC】は日産系の車専門のコンピュータチューンのチューニングショップである。私は「マイクラC+C」というK12型マーチのオープンカーに乗っているのだが、この店はそんなマイナー車に詳しい店長がいる全国でも数少ない店なのである。縁あって店長さんと懇意にさせていただいているので、「マイクラC+Cオフ会」なるものを場所を借りて開催させていただいたこともある。何を隠そうスマローオリジナルメダルは元々このオフ会に合わせて記念グッズとして製作が計画され、オフ会参加者に無料で進呈した。ただ、メダル発注の際の最低ロット数が予想以上に大きかったため、マイナー車のオフ会で配っていたのでは一生かかっても捌き切れないので、裏面を【美容室IE】のロゴとし、メインの配布は【IE】に協力してもらって行うことにしたーーというのがオリジナルメダル製作の経緯である。だから、【IE】で配布しているのにロゴは裏面で、おもて面が正体不明のクルマなのは、先に計画されたのが「マイクラC+Cオフ会」だったためである。ここに、恐らく記念メダル史上初の「おもて面と裏面が全く関係ないメダル」が誕生した。
この記念メダルは、【IE】での配布の他に、「マイクラC+Cオフ会」で私と直接お会いする機会のあった方に無料で配布している。ちなみに、この【N-TEC WEST OKAYAMA】にマイクラで訪れると黒メダルがもらえるというシステムもあるが、これは記念メダラーというよりもマイクラユーザー向けの企画である。同時に、【ゴジラルーム】のような「恒常的に入手可能ではあるが、入手自体が困難な記念メダルスポットを作ってみたかった」という私のわがままの具現化でもある。
記念メダル単独での販売は行わないというのが一つのこだわりなので、今後も通販等を行う予定はない。数十万円の身銭を切った壮大な趣味であるというととんだ金持ちと思われるかもしれないが、費用的には家族で海外旅行に一度行った程度のことだと考えれば、別にどなたも不可能なことではないと思わない? どなたかオリジナルの企画でやりません?
そんなわけでようやく岡山空港の話
いやー、空港っていろいろなところにあるのねー。記念メダルがなければ知ることがなかった空港というのが多数存在する(無知)。【岡山空港】は国際便も離着陸する立派な国際空港である。
といっても、現在の岡山空港は1988年に開港した新しいもので、記念メダルに描かれている【岡山空港】は現在では「岡南飛行場」と名前を変更してセスナ機などの小型機専用空港として存続しているものである(昭和47年の刻印があるので)。しかも2005年にターミナルビルを建て替えているので、実質、記念メダルに描かれているものは何一つ残っていないことになる。諸行無常。
ちなみに例によって、新しい方の岡山空港の愛称は「岡山桃太郎空港」である。やはりきたか。ご当地名物をぶっこんでくる空港愛称。
記念メダルに描かれている旧【岡山空港】は、滑走路の距離が足りずジェット機の離着陸ができなかったらしい。また、地形的に滑走路の延長ができなかったため、新たに空港を作って移転し、残された方は現在のように小型機専用の空港として機能させることにしたようである。メダルに描かれている飛行機もよく見るとジェットではなくプロペラ機である。
時間を金で買うビジネスマンの移動
さて、岡山ー東京間は、はたしてどのような手段で移動するものなのか、という問題。
お手軽なのはもちろん新幹線であるが、LCC全盛の今の時代であれば、もしかしたら飛行機移動を選ぶビジネスマンも多いのかもしれない(全然知らないけど)。飛行機はめちゃくちゃ早いが、その代わり出発巣までが結構面倒なイメージがある。まず、空港に行くまでがめんどくさい。そして、到着した先の空港から目的地に行くまでがまためんどくさい。この場合でいえば、羽田空港まで行くのがまずめんどくさく、岡山空港から目的地までいくのがまた手間が掛かる。もちろん目的地が両空港の近くにあるのなら(もしくは経費で落ちるタクシーチケットを使えるなら)ば問題はないが、ポイントは「空港から空港への移動時間が短い代わりに、手間が増える」という点である。その他飛行機は、出発時間よりかなり早めに到着しなければならなかったり、搭乗手続きにも時間がかかったりと、乗り慣れない者にとってはやることが多く感じる。
一方で新幹線は、基本的には交通の要所から交通の要所へと行くので(「岐阜羽島」とか全然そうじゃない駅もあるが)、交通の便という点での不安はあまりない。また、乗るのもお手軽である。お盆など特別な時期を除けば、フラッと行ってフラッと乗れる。ただ、「岡山ー東京間」という距離で考えると、微妙にしんどいな〜微妙に遠いな〜とちょっとダレる。
私としては正直新幹線一択なのだが、こと仕事で利用するビジネスマンであるならば、飛行機移動を前提としたタイトなスケジュールで予定を立てることもあるのかもしれない。ヘリコプター移動でダブルブッキング事件を見事に回避した和泉元彌のように。
というわけで行ってきました岡山空港(というか岡山桃太郎空港)
【SMuSH】にて「チューニングカーショップお泊まりさせてもらう」という貴重な経験をさせてもらった日、店長にお店のデモカーに乗せてもらってブイブイ試乗を楽しんでいたら、道路の看板に「岡山桃太郎空港」の文字が⁉︎ 実はショップからほど近くにあったので、休憩がてら寄ってみた! それもこれもこの記事を多少なりとも充実させるためである。記念メダルブログ中心の生活(これで良いのか感満載の生活)。
ただ上記にあるように「岡山桃太郎空港」は、記念メダルに描かれている【岡山空港】とは建物どころか場所も別物である。ただその系譜を受け継ぐものということで、参考程度にここに記す。ちなみにもちろん、記念メダルの販売はなかった! あってもおかしくないほど閑散としていたが。
滞在時間、わずか10分!
記念メダルについて
「◯◯記念」と書かれているメダルは基本的に80年代以前の物に多い。何ででしょうかね?
時代の移り変わりによって、記念メダルを置く意味合いが少しずつ変化したのではないかと予想する。特に現在の記念メダルは、「◯◯記念」と訪れたことやしたことを記念して購入するという意味合いよりも、デザインのよさやキャラクターの可愛さ(ゆるキャラ含む)に惹かれて購入する(あるいは購入させようとする)意図が大きいように感じる。特に「ジャンプ系」の記念メダルは、「記念」とは名ばかりで、正確には「キャラクターメダル」とでも呼ぶような物である。売っていた場所も観光地ではなくキャラクターショップだったし。この辺りが「ご当地感」を重要視する記念メダラーからは嫌がられる要素であると推測する。同じような理由で、ディズニーメダルを嫌う記念メダラーも一定数存在する(こちらはまだご当地感があるが)。
訪れたことを記念することを示さないメダルは、「キャラクターメダル」なのか「記念メダル」なのかーーとか小難しく書いているが、私は正直どっちでも良いんだけどね〜。そして、どのような基準で収拾しようと、それはその人の自由である。私の基準は「茶平工業製のメダルが好き」という一点である。
ただ、よく考えると「岡山空港記念」てすげー変な言葉だよね。「岡山空港訪問記念」とか「搭乗記念」とかならまだわかるけど。高校生カップルが設定する記念日のようである。二人で初めてカフェに行った日を「スタバ記念」とか言っているような。違うか。
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