例によって、東京から出発して、大阪、名古屋と各都市を回ってゆくタイプの企画展として催された「生命大躍進」。コンセプトとしては、「生物の進化には、大躍進とも呼べるような突然の大きな変異が起こっている」という感じだったような……
一例を挙げれば「氷河期」。そこで生き物が淘汰されたみたいな解説があったり、恐竜が隕石衝突で絶滅して食物連鎖の関係が変わったりみたいな。
こういう企画展で「すっげー面白い!」と感じるものは非常に少なく、入り口付近はみんな解説をしっかり読んでいて人だかりができているのだが、徐々にまばらになってゆき、大抵出口にたどり着くまでに皆ヘトヘトになっている。特別展の観覧は結構お値段がはるのでそれに見合ったものにしようときっと頑張っているのだろうが、興味が薄いものだと、その内容の濃さが結構キツかったりする。人間とはかくもわがままなものなのか!?
「生命の進化」は私は割と興味がある部類の話題なので最初の方はそれなりに面白かったが、やはり最後にはヘトヘトになった。私にはこういうイベントが向いていないということだろう。そう、悪いのは私です。文句ばっかり言う私が大躍進する日は永遠に来ないだろう。
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