邪道【企画展 工事中!〜立ち入り禁止⁉︎重機の現場〜】 記念メダル

工事中記念メダル

彗星のように現れ、そして消えていった工事中 〜終わらない工事・春〜

 【企画展 工事中】は2019年2月8日〜5月19日の期間でお台場「日本未来科学館」にて開催されたイベントである。内容はその名の通りで、いわゆる「ユンボ」等のいろいろな大型重機の展示をメインに、工事現場をテーマにした企画展であった。モーターショーのメーカーブースにはよく「コンセプトカー」という近未来をイメージした一点物の車両を展示することが多いのだが(ハリボテのことも多いが)、このイベントでも「重機のコンセプトカー」というなかなか面白い試みがあったようで、メダル抜きで「見てみたかったな〜。行きたかったな〜」と正直思った。

 しかし、私は行かなかった。5月病真っ只中であったのか、腰が地球よりも重かったのである。

 地球云々のことは置いておいて、ポイントは「5月」という点である。このイベント、前述のように会期が「2月〜5月」となっているが、実は記念メダルの販売が始まったのはスーパーゴールデンウィークと呼ばれた今年の大型連休の中盤「5月3日」である。つまり、イベント終了直前に販売開始——そう、発売されてからイベント終了まで約二週間ほどしかなかったのである。しかもツイッターにて突然発表されたので、これには記念メダラー達も戦慄した。

 個人的な事情でいえば、まずGW中の訪問はすでに予定が詰まっていたので不可能であった。そうなると閉幕まで週末が2回——つまりチャンスは2回だが、最終の土日はすでに予定があった。この時点で、実質無理だなと私の中でほぼ確定していた。まあ1回はチャンスがあったわけだが、なんといっても腰が地球くらい重かったので、何もできなかった遠いあの日(つい最近です:執筆時)。

 また個人的にひとつ注目していたのが、情報の伝播の在り方である。すでに述べたようなこのイベントで記念メダルが急遽販売されることが判明したのはツイッター上でのことであった。で、果たして茶平工業公式掲示板上に誰か投稿するかなーと思っていたのだが、結局誰も投稿しないまま終了してしまった。ツイッター上では多少なりとも盛り上がっていただけに、少し意外であった。

 このことは、記念メダラー間の微妙な関係を示しているような気がする。ぶっちゃけていえば、現在ご活躍中の記念メダラーの方々は、あまりあの掲示板が好きではないのではないか——と思うわけである。もちろん主要な情報源の一つではあるので投稿しなくてもチェックすることは多々あるだろう。が、平たく言えば「あの場所を見限っている感」があるように感じる。もちろん私の思い込みかもしれないが。

 まあ、そもそも茶平工業自体があのHP自体をもう見限っているところがあるので、それもまた致し方ないのかなーと思わなくもない。もちろん、主要な利用者だった方々があの掲示板を見限る理由はそれだけではないのだが(敢えて書きませんが)。また、とんでもなくバージョンの古いホームページビルダーで製作されていたり、企業公式のHPなのに他企業の広告が否応なく表示される無料掲示板を利用していたり(電車の中でスマホで掲示板を閲覧した際におっぱいがばばーんと表示されて焦ること数回)という時点で現在のネットリテラシー的にはかなりそぐわないところがあり、そうした点からもあのHPにもはやあまり注力する気がないところが窺える。昔はもちろんあれで良かったんですがね。昔といっても、本当に相当昔の話だが(どんなに少なく見積もっても10年単位で。あれでも良かったというか、他にもそういう企業HPはたくさんあったというか)。なんなら私がHP運営を代行したい(もちろん無料で!)とすら思うのだが、何度か書いて来たが、茶平工業にとってはそもそもあのHPを運営するメリット自体が実はあまりないので、「私に運営代行を」というのはもちろん8割がた冗談で言っているわけだが(2割本気かい)、アウトソーシングすることもきっとないだろうなぁと思うのである。残念至極である。

 このイベントはもしかしたら各地を巡回するのではないかという淡い期待をもっているので、もし近隣で開催されたら改めて足を運ぼうと考えている。企画の発想が今までありそうでなかった内容でほんと行きたかった!

記念メダルについて

 イベントが終了したばかり(執筆時)なのに私がすぐにこのメダルを購入したのは、デザインを非常に気に入ったからである。自分が製作した記念メダルと比べると、つくづく「自分にはこういうセンスがなかったな〜」と思うのである。メダルという「丸」の中に、車両をきっちりと収めることしか発想になかった&背景に装飾をするという発想自体がなかったという点で、やはり自分にはデザインセンスがないなと痛感する次第である。プロってほんとにすごいっす!

左のメダルは「無味乾燥」という言葉がよく似合うぜ……

 比べると、メダルに描かれた重機の造形の精緻さもよくわかる。このメダル、本当にすごいのだ(小並感)。

 最近考えていたことだが、過去と比べて「記念メダルのレベル」というものが格段に上がっている気がする。そういう意味では記念メダルという文化が一世を風靡したかつてとはまた違った形で盛り上がっているように感じられるだけに、茶平工業の商売上あまり必要がないとはいえB to Cへの注力があまりなされなくなってきたのは重ねがさね残念なことである。というのはいち消費者のわがままなんだけどね〜




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