東京都【靖国神社 遊就館】 記念メダル

 ここ【靖国神社 遊就館】は、茶平工業HPの「販売場所リスト」に掲載されていない隠しメダルであった(現在は販売されていないらしい・自分では未確認)。この「隠しメダル」という概念が生まれたのは、ある時から茶平工業が全ての記念メダルを「販売場所リスト」に掲載するわけではなくなったからである。その理由はあらゆう憶測を呼び、当初はここ【遊就館】もリストから消えたことから「政治的配慮」という説も浮上した。

 ちなみにこのことは現在では、「中間業者を挟む記念メダルは掲載されなくなった」という説が最有力である。ただ、はっきりとした回答を得られたという人をネット上では見たことがないので、未確定ではある。茶平工業の工場見学ができた方などは、その辺のことをついでに訊いていただけるとありがたいのだが。

 それはさておいて、【靖国神社】である。【日本武道館】から徒歩で行ける距離にあるこの場所は、もちろん右翼の方々の街宣車が多数停まっていた。まあ、そりゃそうだろう。

 そんな物々しい駐車場を意にも介さずほのぼのと開催されていたフリマ↓

 靖国神社の中には【遊就館】という資料館があり、記念メダルはここで販売されていた。この【遊就館】であるが、非常に興味深い資料館であった。

 もちろん最終的には右翼な感じが満載になるのだが、その構成はそんな単純ではなく、非常によく練られていた。まず、古くは神話の時代の日本の歴史から始まり、なんちゃら天皇やら「坂上田村麻呂」やらなんちゃら将軍やら、日本を切り拓いてきた歴史上の偉人たちの話から始まるのである。最初は「日本の歴史資料館」といったテイなのである。

 ただ、鎖国時代が終わり、開国と同時に「外国との戦争」という歴史が語られ始めると、いっきに右翼色が濃くなる。ただし、日清戦争も日露戦争も日本が勝利したことは事実である。社会科の「日本史」でこの辺のことを習うときも、日本の勝利を「良いもの」として語ることが多いだろ。具体的には、近代化を図り欧州列強の仲間入りを果たしたことへの証明のようなこととしてである。

 私としてはその辺のことに特に感慨はないのだが、日露戦争のコーナーになると「日本海海戦」に関するビデオが垂れ流しで上映されていて、「バルチック艦隊を撃破!」「日本の大勝利!」というフレーズを大げさなまでに連呼しているのを聞くと、「ああ右翼だなぁ」と思った。そして、時代は太平洋戦争へ移り、「靖国神社」の性質を考えれば、言ってみればここからが本番である。戦没者の名前が一人一人刻まれたプレートがズラリと並び、生前の集合写真や家族への手紙等がこれでもかと展示されている。ここからがまた長いので、一つ一つの資料を丹念に見ていくと、余裕で3時間くらいは費やすことになる。そして、ここを出る頃にはすっかり右翼思想となって靖国神社を参拝することとなるだろう。日本の歴史と歴史上の偉人たちと並んで祀られる太平洋戦争の戦没者たち――この流れで展示物を見ていくと、【遊就館】を出る頃には「この人たちがいたから今の日本があるんだ!」と自然と思うようになっている。それが事実であるのか否かその判断はここではしないが、そういうふうに思えるような構成なのである。

 そんなこんなですっかりクタクタになって出口を出ると、そこは靖国神社にまつわるミュージアムショップとなっている。意外と下世話だなと思ったが、それは何も靖国神社に限ったことではない。ミュージアムショップは人で溢れかえり賑わっていた。

 総理大臣が参拝するか否かで毎年のように世間を賑わす場所【靖国神社】。戦争の賛否や戦没者たちに対する想いは別として、日本人として一度は訪れてみるとよいかもしれない。来たことがないのに非難をするのは良くない。良くないよ~。

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