邪道【スカイポート亀石】 記念メダル

記念メダル スカイポート亀石

コロナが世界の在り方を変えた——その一部

固く閉ざされた【スカイポート亀石】だったもの

 ひょんなことから伊豆半島にまつわる記念メダルを数枚入手したので、かねてから計画していた伊豆半島周遊計画を敢行することにした。そのために「伊豆の国市」へふるさと納税を行い、宿泊感謝券も入手していたのだ!

50000円寄付の30%で15000円分の返礼品だ!

 その第一目的地が、この【スカイポート亀石】であった。理由は、何時に着いても良いからである。得意の早朝アタックで少しでも1日における訪問場所を稼ぐのは、記念メダル巡りあるあるの一つであると思われる。

そしていつも通り新東名『清水PA』で伝説のすた丼屋(24時間営業)で朝食だ!

 【スカイポート亀石】は、伊豆スカイラインの出発点である「亀石峠IC」に入った直後にあったドライブインである。コロナ禍の影響か、令和3年3月31日をもって閉店した。公式Facebookでは「老朽化」を閉店の理由としているが、経緯としてはコロナ禍の中で臨時休業を余儀なくされ、休業が延長され、一度再開されはしたものの、結局閉店となってしまった。公式Facebookが今でも閲覧できる状態なのだが、過去の女子力溢れる華やかな投稿からの、2020年4月20日「臨時休業のお知らせ」から続くコロナ禍での投稿のわびしさが、読む者を言葉にならない気持ちにさせる。

https://www.facebook.com/skyportkameishi/

 世界は変わってしまった。悪い方に。

現在でもトイレ、自販機は稼働している。トイレはとても綺麗で、整備・掃除が行き届いていた。あったか便座だったし。
ちなみにドッグランも使用可みたいです。撮影用に柵の上にパンダを乗せたら、案の定、柵の内側に落下して、私が走って取りにいきました。会社の飼い犬である私にはぴったりの出来事でした。

 私が訪れたときは時間帯が早かったせいか、訪問客は私のみであった。しかし、伊豆スカイラインという場所柄、クルマ関係のオフ会やバイクのツーリングライダー達が集まる場所として活用されているようである。良いか悪いかは別として。広大な駐車場はクルマのオフ会にうってつけだし、伊豆スカイラインは峠道を求めるライダー達を十分満足させるコースだなぁと、かつてバイク屋で働き、かつ、かつてクルマのオフ会を主催したことがある私の個人的な感想を述べて、特に語ることもなくこの記事の幕を閉じようと思う。

 ちなみに「亀石峠IC」で「スカイポートに行きたいんですけどぉ〜」と申し出ると、「もう何もないけど本当に良いの?」と疑惑の目を向けられながら(被害妄想が強い人間の妄言)通行許可証的な紙を渡され、通行料金無しで訪れることができるようになっている。この記事を見てわざわざ訪れる人はきっと皆無だと思うが、一応お得情報として載せておく。

景観はとても素敵で、Facebookの投稿ではかつては「初日の出」イベントのようなことを実施していたようなので、元旦には人が集まるのかな〜と思っておりました。が、とりあえずTwitterではそういった様子は投稿されていませんでしたね……
一つの時代の終わりを象徴しているかのように佇む施設の姿

記念メダルについて

かつて草原を駆け回っていただろう男も、今は塀の中……

 恐らくは【スカイポート亀石】内の売店にメダル販売機&刻印機が設置されていたのではないかと予想される。

 場所柄、公共交通機関で移動派の記念メダラー達には難関の場所であったことだろう。

 デザインとしては、おもて面は出発点である「亀石峠IC」側から伊豆スカイラインと【スカイポート亀石】を見た光景となっている。同じ構図で写真を撮りたかったが、当然不可能であった。

メダルに描かれた光景を反対から見た図

 裏面のモチーフは、閉ざされた塀の向こう側に、その一端を文字通り垣間見ることができた。(上記参照)。「草原を駆ける男」という作品の名称が、より哀愁を誘うようになっているのはなんと皮肉なことであろうか。

 記念メダルとは、その歴史を語るモノである。日付やメッセージでその所有者の思い出や歴史を語りかけるものであると同時に、そのメダルが存在すること自体が、かつては確かにそこにあり、そして今はなくなってしまったかつての観光施設——それが確かにそこにあったことを証明する存在なのである。

 




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