【販売場所】
@入場してすぐ左
備考:隣のUFOキャッチャーとどちらが稼働率が上なのか静かなる勝負をしている。
鳥羽水族館に負けたらあかん! あかんで〜!
ここは以前は【二見シーパラダイス】という名の水族館であった。しかしながら「経営権の譲渡」というこれ以上ないほどの大人の事情により、【伊勢夫婦岩ふれあい水族館伊勢シーパラダイス】という「伊勢」が二回も自己主張してくる大変長い名前の施設へと名称変更された。「二見」はどこかへ消えてしまった。用済みになったらポイなのね!(意味不明)。
改名後、しばらくは記念メダルの販売がなかったのだが、ある日突然生まれ変わって再び現れた。二度と行くことはないのではないかと思っていたのだが、改名されたし記念メダルも一新されたしということで、高校時代の彼女が社会人になってどのような変貌を遂げたのかを確かめに行くかのような気持ちで再び訪れることにした(意味不明)。
伊勢志摩エリアの水族館には、他に【志摩マリンランド】と天下の【鳥羽水族館】がある。どちらも記念メダルスポットなので、記念メダラーが回収の旅で訪れる場合「水族館三連発」というお財布的に大変厳しいものとなる。動物園の入場料は1000円以下が多いのだが、水族館は2000円近いことが多いのよね〜。ちなみに【伊勢シーパラダイス】は1600円である。「水族館にしては安い方!」と前向きに捉えることにしましょう! 開いたお財布は支払いを済ませたらすぐ閉じるのが吉。
このエリアはどうしても【鳥羽水族館】に大型観光客団体を取られがちだと思うのだが、私は【鳥羽水族館】の「一つの水槽に魚を入れすぎてうじゃうじゃいる光景」が大嫌いなので、【伊勢シーパラダイス】にはぜひ頑張って欲しいものである。そしてその力が君にはある(お前誰やねん)。
イルカと戯れるひととき 〜イルカとのキャッチボールは心のキャッチボール〜(謎)
入場口は複合施設(後述)の中にある。見るからにそんなに大きくなさそうな水族館で、そして実際大きくない。しかしそれは「疲れない」というメリットもある。マジでディスっているわけではなく、「肝心なのは内容だよね」ということが言いたい。そしてこの水族館は、内容は間違いなく良い。カップル向けに変な演出ばかりに凝る水族館に「海洋生物を見せるとはどういうことか」という点でぜひ見習ってもらいたい。
ここのウリは海獣たちである。あらゆる海獣が揃っていて、しかもやたらとタッチできる機会を設けている。私のようにぬくもりに触れたい願望の強い人にはオススメの場所だ。
このように海獣系もまこと充実しているのだが、私の個人的なオススメは「イルカ」である。しかし、イルカショーではない。水槽にいるイルカと自由に遊ぶことができるのだ! しかも勝手に!
女の子と会話のキャッチボールができなくても、イルカとキャッチボールはできましたとさ(特に意味なし)。
他に、ここは「ツメナシカワウソ」をウリとしている。小さくて可愛くて常に動き回っている「コツメカワウソ」はいろいろな水族館でよく見るが、「ツメナシカワウソ」は珍しい。コツメカワウソに見慣れているとめっちゃ巨大に見える。
ツメナシカワウソは夫婦で飼育されていたらしいのだが、最近旦那の方が亡くなってしまったらしい。今は母親とその子供2匹がいるのみである。亡くなる前日の前日の写真が展示されていて、泣けた。
めんどくさくなってきたので、あとはズラーと写真をテキトーに並べてつらつら。
ムーディな演出がお父さんの眠気を誘う
以前にはなかったエリアで、大変ムーディな薄暗い休憩所が設けられていた。カップルに寄り添って座ってくれと言わんばかりの演出で、愛する人と一緒に訪れたら密着は必至である。なんとコタツまであり、もうそこでどうにでもしてくれといわんばかりであった(何が?)。
大変ムーディなエリアなのだが、実際にいたのは残念ながら疲れ果ててねむりこけるお父さん達ばかりであった(実話)。水族館のベンチでお父さんが寝ている光景は実はあるあるなのだが、この場所は居眠りどころかゴロ寝を誘発させるげに恐ろしきエリアであった。
歴史を感じる古い水族館だが、いろいろな趣向が凝らされ、動物達もとても生き生きとしている施設で、私は【鳥羽水族館】よりよほど好きである。もっと流行っても良いと思うのであった。
赤福大好き!(何のひねりもない見出し)
ここは複合型施設で、水族館の他に伊勢志摩の特産品を集めたお店がずらりと並ぶ観光スポットでもある。お食事処や伊勢志摩の名産品(真珠とか)を売るお店が立ち並ぶ中、やはり食指が動くのは食べ物系である。なんとここでは、あの三重県名物「赤福」の喫茶店舗があるのである。伊勢神宮隣の「おかげ横町」にある喫茶店舗は有名であるるため混み混みであるが、こちらは穴場スポット的なのかすぐに食すことができた。赤福の喫茶店舗では、名物「赤福」だけではなく、喫茶店舗限定の赤福のあんこを使ったぜんざいが食せるのであった! しかし私はぜんざいよりも普通の「赤福」が好きなのだと思い知った!
さらには伊勢といえば「伊勢うどん」である。立ち並ぶ店舗の中で「松坂牛ハンバーク」か「伊勢うどん」かで迷った挙句、ビビって「伊勢うどん」を選んだ私は根っからの庶民である(ただ伊勢うどんもお値段はお安くはない)。コシに命を懸ける香川県の讃岐うどんとは対極をなすようにふにゃふにゃのぬちょぬちょとしてコシのコの字もない究極の柔らか麺「伊勢うどん」は、不思議とクセになる独特の旨さがある。伊勢にくると必ず食べたくなる一品だ! もちろん私は讃岐うどんの方が好きなのだが!
水族館だけではなく、伊勢志摩グルメもついでに堪能できるのはなかなかポイントが高いと思うのだが、みなさんどう思われるか。私は普段は記念メダルを巡る旅に出てもめんどくさいからいつだって「すき家」で食べたいと思うタイプなのだが、「現地でついでに食べられる」というのは漬物石よりも重い腰をもつ私でも「食べてみようかな」と思わせるに十分なお手軽さであった。店を探すのがめんどくさいわけなので、その場できちんとしたお店で食べられるなら食べてみたくなるわけである。おかげで結構散財したが(記念メダルには惜しみなく金を払うのに細かいところでケチる矛盾)。
夫婦岩を見に行くの寒いし
ということで、実は夫婦岩をきちんと見たのは今回が初めてである。いつも冬に訪れるのだが、いつも寒いんだもの。ついめんどくさくて(観光客にあるまじき姿勢)。記念メダルを手に入れると他がどうでもよくなりがちなダメなタイプの記念メダラーである。お土産屋さんが立ち並ぶ複合施設を進んだ先に夫婦岩への道が繋がっており、直通で見に行くことができる。行くことができる。
今回重い腰を上げてようやく初めて見に行ったのは、メダルのが図柄が夫婦岩推しであったからに他ならない。水族館の名前も「伊勢夫婦岩ふれあい水族館」となり夫婦岩をやたらと推してくるのもあって、見ておかなければならないという内に眠る義務感がむくむくと顔を出してきた。寒かったのでほんとやだったけど(最低)。
正直私はこういうもので感動を覚えることは皆無の砂漠の心を持つ人間なので、写真を撮ったら早々に退散した。寒かったので。
でもやっぱり見てみると、「見ておいて良かったな」と思うわけである。せっかくきたのだからね〜。というめんどくさい人間、私です。
記念メダルについて
リニューアルされて、おしゃれ度が増したといえる。【二見シーパラダイス】時代のメダルも割と頑張っているデザインな方だが、今回のメダルはよりポップで今風なデザインになった。夫婦岩とトドの夫婦を掛けたデザインは記念メダラーが愛する「ご当地感」も余すことなく感じられ、評判が良いのではないかと思う。一般の客も割と買いたくなるデザインなのではなかろうか。素晴らしい。
本日(8月27日)、新メダル「ポットベリー・シーホース」を確認しました。
先月末(7月31日)にはまだありませんでした。現在全4種類の販売です。
既出情報かもしれませんが、報告させていただきます。