静岡県【三島スカイウォーク】 記念メダル

三島スカイウォーク 記念メダル カラー
三島スカイウォーク 記念メダル 無彩色
三島スカイウォーク 記念メダル販売場所

【販売場所】
@「スカイガーデン」(ショップ)入り口(2018.8現在)
備考:メダル取り出し口に緩衝材が置いてあるが、それをも上回る噴出力⁉︎ ※販売終了

吊り橋効果を求めて

スカイウォーク正面
なぜ吊り橋にしたのか?

 静岡県の三島は、私の中では「新幹線で素通りする駅」という認識であった。決して降りることのない、そして、のぞみに乗る限り停車することすらない駅ーーそんな認識を覆すほどの衝撃を与えられた場所、それが【三島スカイウォーク】である。

日本最大の吊り橋として君臨する【スカイウォーク】は、日本最大級の「吊り橋効果」を期待する男性諸君が集う場所である(勝手な意見)。親子連れも多いが、それ以上に多いのが当然「カップル」である。男女のグループで訪れている人たちも多く、その様子はさながら「吊り橋効果の奪い合い」の様相を呈していた(勝手な見解)。ただ、日本最大級過ぎて、吊り橋の安定感は抜群であった。高所恐怖症の人にとっては十分怖い場所であろうが、それは「高いから怖い」であって、「吊り橋でグラグラ揺れて今にも落ちそうだから怖い」とはかけ離れたものである。つまり、「吊り橋効果」という言葉の根源を覆しかねない危険性を帯びた吊り橋なのである。いや、普通に怖いけどね。

わたしが訪れたのは8月であったので、夏時間で営業していたため18:30まで渡ることができた。【下田海中水族館】から北上する形で最終目的地をここ【三島スカイウォーク】に設定して計画したのだが、たどり着いたときには18:00少し前で、ギリギリセーフであった。通常は17:30までの営業のようなので、似たような行程を考えている方は、伊豆縦貫道での渋滞をよく考慮して計画していただくのが吉である。

時代は「吊り橋」効果ではない

この写真をよーく見て欲しい。この写真は、この夏から【スカイウォーク】にて取り入れられたアクティビティである。米粒のように小さく写っているが、人が二人、宙吊りになっている。昔懐かしのいわゆる「ターザンロープ」であるが、これを日本一の吊り橋と並走させるという発想は一体どこから湧いて出たのか。考えつくまではいけても、実現させるまでいった方は、良い意味でぶっ飛んでいるだろう。ターザンロープだけに。

もはや現代では「吊り橋」は頑強に造築される安全なただの橋と化してしまった。そこにはかつてのような恐怖はなく、「安全・安心」が確保された上での「こわ〜い」しかない。【スカイツリー】にある「ガラス張りの床」程度の話なのである(私の同僚は怖がって絶対のらなかったけど)。

これからの時代は「宙吊り効果」である。二人で空を飛んで絆を深めるしかない。ちょっとそういう余裕はないかもしれないが、だからこその特殊効果なのである。対岸に行き着いた際には、ぜひどさくさに紛れて熱い抱擁をしていただきたい。ただ、対岸から帰ってくるにもまたこれに乗って飛んで来なければならないのだが。

私はこれを超超やりたかったのだが、こういうものって一人ではやりにくいよね。「きゃ〜」とかおじさん一人で叫んで飛んでるの、バカみたいじゃん。吊り橋を歩いている人たちから丸見えなので、「あのおじさん、ひとりでやってる〜キモーい」と指さされること請け合いである。一人旅はこういうところが難しい。水族館でイルカにタッチするイベントに申し込めないのと同じである。

「橋を渡る」という行為を特殊なイベントにした場所

スカイウォーク正面

本来、橋を渡るという行為は特別なことではない。日常生活において、目的地までに川があるならば、当然そこに架かる橋を渡ることになる。いわば一つの道でしかない。

ただ、橋はしばしば特殊な場所となる。映画等に置いても、「橋の上で告白」「橋の上で待ち合わせ」「橋の上で喧嘩」といった特殊イベントが発生しがちである。思えば私が小学生の時にカツアゲをされたのも近所の橋の上であった。相手は高校年代であったが私服だったので、近隣の中学校の先生が卒業アルバムを持ち寄って来て、私の学校の校長室で犯人探しをすることとなった。恐らく生徒指導部長である各中学校の先生達がアルバムの写真を指差しながら「こいつがまた悪いんですよ〜」などと自分の学校の悪い奴自慢?合戦を繰り広げるという特殊な時間を過ごした結果、無事犯人が判明し、私から巻き上げた金かどうかは不明であるが、取られた分だけの金額は戻って来た。報復に来られるのではないかと怖くてしばらくその橋には近づけなかったのだが、数年後には毎日その橋を通って高校通学をしていた。喉元過ぎれば、という言葉は誰が考えたか知らないが言い得て妙だとしみじみ思う。

そんなドラマが生まれがちな「橋」であるが、この場所においては、そんなドラマすら必要としていない。「橋を渡る」という行為そのものにイベント性を持たせることに成功しているのである。正直、ここは超オススメスポットで、記念メダルに興味がなくても、他にはない体験ができるという意味で一度は行っておいて損はないと素直に思う。なんなら記念メダルスポットであることがもったいないとすら思う(記念メダラー失格発言)。ここはB級スポットではなく、間違いなくA級である。何より、付随する施設が全て綺麗で今風なのである。トイレも安心して行ける綺麗さ(←お腹ゆる男の私には超重要ポイント)。

吊り橋の先にもまた施設があり、【スカイウォーク】の仕組みに関する説明やジオラマがある。どうやってやって来たのか不明なキ

ッチンカーなどもあり(吊り橋渡って来た⁉︎)、きっとそれなりに楽しめることだろう。ただ、私が訪れたときにはほぼ全て終わりに向かっていたので、その辺は楽しむ余地がなかった。また、私の性格から言えば、たとえ早い時間に来ても別に楽しむこともなかっただろう。暮れなずんでいくつり橋からの景色で十分であった。というか、景色とか自然とかにも特に興味がないので、ほんとつり橋だけで満足であった。それくらいこの吊り橋はよかった。それが私にとっての「吊り橋効果」であった(←これが言いたかっただけ)。

記念メダルについて

 なかなか凝ったデザインの記念メダルである。特に裏面は、何気に「SKYWALK」の文字が円からはみ出す形となっており、通常通りにメダル下に日付を刻印した場合どうなるのか気になるところ(大丈夫だとは思うが)。自分で記念メダルをデザインしてからつくづく思うのは、「裏面をもっと凝れば良かった!」ということである。少なくても単純な円形ではない、少し工夫したものにすればよかったと後悔は尽きない。

記念メダルブログを書くようになって、記念メダルを販売する「青い自販機」のデザインにも目が向くようになった。何気にいろいろとオリジナルデザインを施した販売機も多く、今まで写真に収めてこなかったことを後悔している。真面目な話、こういうひと手間を掛けられるかどうかで、施設の品性がよく表れると感じる。デザイン云々以前に、記念メダル販売機が薄汚れている所は、施設も汚い。施設が綺麗な所は、販売機も綺麗で、オリジナルデザインでなくてもポップ等で華やかに彩られていて、記念メダルをきちんと販売しようという意欲が感じられる。

神は細部に宿るのである。

……て、超惜しい気遣い。メダル購入の際の落下でメダルが傷つかないようにプチプチを敷いているという他の施設にはない超絶なまでに気の利いた配慮をしているにお関わらず、右端部分はプチプチが切れていて足りず、カラーメダルを購入した際結局派手な金属音響き渡りましたとさ。ネックレスとかキーホルダーとかどうでもよいので、プチプチの割合を左右逆にしていただいていたら、悶絶するほど感動したんだけどな〜




1 個のコメント

  • 2023年11月26日現在
    この日
    三島スカイウォークに行き
    早速つり橋そっちのけで
    メダル自販機を探し回り
    探せど見つからない
    おかしい……と思い
    スタッフに自販機の場所を
    聞いてみました
    そしたら
    現在品切れで
    発注は、しているものの
    入荷されずさらに
    入荷日も未定だそうです
    リベンジします

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