長崎県【長崎バイオパーク】 記念メダル

長崎バイオパーク記念メダル金
長崎バイオパーク記念メダル銀

行くまでどういう施設か知らなかったけども——

 ここは良い!

 いや、「バイオ」と聞くと、私がまず思い浮かべるのは『ファイナルファンタジー』のバイオなわけでしてね。中でも「Ⅳ」のバイオは、子供時代のリディアに覚えさせて無双状態にした記憶のある、とても印象深い魔法でございました。って、知らない人には何が何だかな話だと思うが、どうしてもしたいので、する(開き直った人間の厄介さ)

効果音も独特の気持ち悪い音で「うわっ」って感じでした(伝わらない)『ファイナルファンタジー4』より

 『バイオハザード』は一作もプレイしたことがないので、私にとってのバイオはやはり『ファイナルファンタジーⅣ』の黒魔法「バイオ」なのである。だから【バイオパーク】という名の施設を初めて耳にした時には、上記の映像が脳裏に浮かんだ。そう——感覚としては、小学生のときに多用した「バイオ」をついに我が身に受けに行く感覚……この世界の因果応報に報いるために向かう、そんな感覚であった(言っている本人ももはや何言っているのかわからない感覚)。

 で。

 【長崎バイオパーク】は、本当に良い施設であった。特に大々的に宣伝されているわけではなかったが、コンセプトは恐らく「実際に触れられる」である。展示動物の実に7割以上が実際に触れ合えるようになっていて、とにかく触りまくりであった。

長崎バイオパーク 入り口
入り口にいた鳥(種族不明)。まあこの人たちには触ってはいけないと思うが、テキトーと自由の狭間にいる感じでそこにいた
長崎バイオパーク
ぬいぐるみを片手にスマホを構える30台半ばのおっさんに冷たい視線を送る2匹
長崎バイオパークジャングル
チェブラーシカはジャングル出身なのでねということで撮りました、はい(筆者所有『チェブラーシカ』より)
長崎バイオパーク
コウモリって顔が可愛くないんだよね〜おしいんだよ! とコウモリもせめて私に言われたくはないだろう
長崎バイオパーク カバ
実はアフリカで一番人を殺している「カバ」
長崎バイオパーク
強制収容所とかも、人(看守)が近づくとこうやって背を向けて体を寄せ合っていたのではないかと、ふと考えてしまった。いや、だから何かが言いたいわけではないのだが。
長崎バイオパーク フラミンゴ
フラミンゴって関節が逆だよねって思ってたら、「曲がっている部分より下はかかとです。だからずっと爪先立ちをしているのです」という説明書きがあり素直にびっくり。旅の学びである。
長崎バイオパーク
仲わりーやんと思っていたら——
長崎バイオパーク
そうでもなく——
長崎バイオパーク
むしろ愛し合っていた
長崎バイオパーク プレーリードッグ
餌を中に投げ入れられるのだが、カップルの女の子の方がどんなに餌を投げ入れても1匹たりとも見向きもしないという大飽食時代
籠の中の小鳥は一体何を思うのか(いや、なんとなくカワセミがうまく撮れたので……深い意味はないっす)
名前忘れたけど、このバクは結構珍しい気がする。名前忘れたけど。
名前忘れたけどこいつも珍しい気がする。名前忘れたけど。
「ヒト」という展示エリアがあってその中に入れるようになっているというアイデアは、実は他の動物園でも見たことがある。どこか忘れたけど(こればっかだな)
チョウまでも飼いならされているのかまったく逃げなかったので、異様にうまく撮れた一枚。動物園としてのレベルの高さがハンパない。
このパチンコで池の中央にある小屋にやってくるキツネザルだかにエサをあげるという試み。もちろんウソップのパクリだと思……おっと、誰か来たようだ
一番衝撃を受けたのはこのカンガルーですな。子供のしまい方、雑すぎじゃね?
児童相談所に通報するレベルなんですけど……。息できるの?

 写真を見ていただければわかると思うのだが、どれもとにかく距離が近い。すでに述べたように多くの動物に触れられるようになっているし、触れない動物も出来るだけ距離を近くして展示しようという工夫がなされている。私は基本的には動物にそんなに興味がないのだが、そんな私でも「めっちゃ楽しい!」と思ったのだから、動物好きな人が訪れたら狂喜乱舞ものなのではないだろうか。園内のコースも工夫されていて、一筆書きでくまなく回れるように道が整備されている。印象としては【伊豆シャボテン公園】にちょっと似ているのだが(カピバラ推しのところも含めて)、個人的にはこちらの方が楽しめた感じがある。なんというか、規模も私にとってはちょうどよかったのである。

まんま【伊豆シャボテン公園】じゃね?
この感じとかも
カピバラ推しのところも

楽しいだけでは終わらせない……試練の間「昆虫館」

 なんだかお山にピクニックに来たようでホクホクと展示を回っていたら、特別展に出会った。「昆虫館」という建物で開催されていた「食べられる昆虫展」である。

 私にはたとえ食べられるものであってもあえて食べないものがある——それは「にんじん」である。このように述べるとたいていの人間が「えー」とか「甘くておいしいじゃん」とか誰からも頼まれていないのにまるで私ににんじんを食べて欲しいかのように説得をしてくるのだが、私はにんじんが「甘いから嫌い」だし、甘くなくたってもちろん嫌いである。そこに理屈など存在しない。「キライ」に言葉などいらないのである。グラッセなんてもってのほかだ。

 しかしこの日この時この瞬間をもって、私の嫌いな食べ物リストに「にんじん」に加え「昆虫」が加えられることとなった。この場所を訪れさえしなければ、私の嫌いな食べ物はこの世に唯一ひとつ「にんじん」だけであった。それなのに、【長崎バイオパーク】は突如として私に牙を剥き、襲いかかり、私の心に傷跡を刻みつけた。

 嫌いな食べ物は「にんじん」と「昆虫」ですだろ、と——

長崎バイオパーク 昆虫館
好奇心が身を滅ぼす——数々の冒険者がその身に厄災をおとしてしまったように、私も滅びの道へと続くドアを開けてしまった……
長崎バイオパーク
いやお前こんなところにもいたのか⁉︎というペンギンの親子(【長崎ペンギン水族館】にもいた)
長崎バイオパーク 食べられる昆虫展
これを食うのはきびしーよーおっかさ〜ん。タガメとか最初に食べた人は相当お腹が減っていたに違いない。

 もちろん世界では昆虫食が日常的に行われている国や地域があるのは百も承知だし、説明パネルにあったように「タンパク質等の栄養が豊富」ということも「そりゃ生き物ですからな」という点で一切異論はない。加えてWTOに勤める日本人のなんとかさん(名前を忘れてしまったが恐らくその道では有名であろう人)のコメントで「人口の爆発的増加により食糧危機はすぐそこまで来ている。そのため豊富な資源が担保されている「昆虫食」が見直されている」とあった。

 しかし、私にはタガメを食べることはできない。それはにんじんを食べることができない次元を超えるものだと思ってほしい。

 そもそも、触われないもの。タガメに。にんじんには触われるけど。

 そこには理屈を超えたものがあるのである。にんじんが食べられないことすら理屈を超えているのだから、タガメを食べられないことは理屈を超えた先のさらにその先にあるものなのである。一周回って戻ってくるのかもしれないが(何が何やらの文章)。

昨今の流行に乗るアニメとのコラボ——しかし流行に乗っていないおっさんはただただ取り残される件

 私は全然存じ上げないのだが、『けものフレンズ』というアニメがあるそうで。園内は『けものフレンズ』とのコレボ真っ最中で、いたるところに目が大きな女の子が点在していた。そして恐らくはそれ目当てであろう人もちらほら(すごくではない)いた。

長崎バイオパーク けものフレンズ コラボ
有料ゲートを通り抜けるとででーんと出迎える看板。しかしこの裏のいかにもな階段を登るのは誤ルートなのであった……(はい、登りました)
長崎バイオパーク けものフレンズ コラボ
声優さんなんですかね、小野さん。よくある苗字であると思うのだが、私の知り合いに小野さんは小野妹子さんしかおりません(しかも知り合いではない)
長崎バイオパーク けものフレンズ コラボ
園内にはこのように各展示動物を女の子化したパネルが設置されていた。カバ感が薄い「水浴びしていこうかしら」とちょっとアダルトな女の子
長崎バイオパーク けものフレンズ コラボ
ナマケモノであるとかどうとかの前に、手が4本あることが気になってしまった女の子。天津飯が対悟空(幼少期)戦でしか使わなかった「四妖拳」を思い出したという、それだけのことを言いたいがために撮ってきた1枚。

 こういうことをいうとほんとおじさんだと思うのだが、全然わからなかったです。はい。

 いや、私も根っからのオタクなので、アニメに対して全く偏見はないし、むしろ10代の頃はテレ東の深夜アニメをよく観ていたくらいなのだが、いまやすっかり「女の子は3次元が良い。特にお尻が(以下自主規制)」という何の面白味もない考えをもつただのおっさんになってしまったので、『けものフレンズ』の展示パネルをあまりじっくり見る気が起きなかった。ただすでに述べた通りどうもそれ目当てっぽい若者(男女問わず)がちらほら見受けられたので、まあ施策としては良かったのではないかと思われる。何にしても、新しいことを取り入れていくということは大切だね!(当たり障りのない結論)

記念メダルについて

 事前に調べていた販売場所から販売機が移動されていて超焦るという記念メダルあるあるが起こる。屋外のガチャガチャとかと一緒に置かれていると思ったら、入り口横の土産物屋の店内に移動されていた。メダルを手にするまで落ち着かないのよ、私……

長崎バイオパーク記念メダル販売機
自分のもつ情報に踊らされるなんてまさに情報化社会の弊害。
記念メダルはオーソドックスな構成。教科書通りとはこのことだ!(良い意味で)

 おもて面は、シルエットのみで動物を描くという一見シンプルな図柄となっているが、意外とポップな雰囲気が出ているのはデザインをした人のセンスの良さによるところが大きい。単純に動物のみを描くのではなく、お山と雲をという「背景」を描いたことにより描かれた世界に広がりがもたらされている。まあよく考えればお山の上にいるリャマっぽい動物達は超巨大生物ということになってしまうのだが……

遠近法で描かれているとはいえ(だからこそ?)、山の上にいる生物の巨大さを物語っている。。。

 裏面は、言われないとちょっとわからないカピバラさんの寝顔である。デフォルメされすぎていて、下から見たときの歌っているジャイアンかと思った。

どっちよりって言ったら、左寄りっしょ(テレビアニメ版『ドラえもん』より)

 記念メダルあるあるの一つで「記念メダルが良いデザインの場所は、施設としても良い」(記念メダラー当社比)というのがあると思うのだが、まさにそれである。この施設は、昔ながらの記念メダルデザインであり昔ながらの施設でありながら、創意工夫でデザインも施設もとても良いものにしている。実は私は大真面目にこのことを述べている。やはり「神は細部に宿る」というやつで、「記念メダルごときも良い物にしようと努力しているということは、他の点も当然努力が行き届いている」ということなのである。帝国ホテルの料理長になった人が、入社当時は鍋洗いしかやらせてもらえなかったのだけれど、その鍋洗いで誰に言われるでもなく毎日ネジの一本一本まで分解して綺麗に清掃することを続けていたら、いきなり役職に抜擢されたみたいな話で。要は毎日鍋を分解していれば料理長になれるよという話ではなくて、毎日そこまでのことをやれるなら、他のことも当然そのレベルで丁寧に仕事ができていたという話なわけである。

 記念メダルの製作をかつてのブームに乗ってなんとなく発注しておいていまいちな感じのまま長年放置しているような施設は、他の点も言わずもがなな雰囲気が滲み出ているものである。デザインは全部売れるまで変えられないわけだから、せめてもうちょっと売り方を工夫してほしいんだけどな〜そういう施設にはと思いつつも、そういう施設だからこそ売り方にも何の工夫もないんだろうな〜という、ジレンマであり余計なお世話な話。

 ——という話が、オリジナルメダルを製作した私にブーメランとなって戻ってくるわけなんだけどね……。もうちょっと凝ったデザインにすれば良かったな〜おもて面。。。




2 件のコメント

    • コメントありがとうございます。土産物店に入るのに、入場料は必要ありません。土産物店のメインの入り口はチケット売り場の奥にあるので進むのに勇気が必要ですが(笑)、無料エリアです。確かチケット売り場の横の方にも小さな入り口があったと思います。お役に立てれば幸いです。

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