【販売場所】
@ピックランド館内(入って左)
備考:明石海峡大橋のメダルは以前は【大鳴門橋記念館】でも販売されていたが、2023年6月現在ではここのみとなった。
淡路島牛乳なる存在を知らなかった、発祥の地ごめんなさい
淡路島は牛と玉ねぎが有名で、両方ともを使ったB級グルメに「淡路島バーガー」というものがある。淡路牛と淡路産玉ねぎを使用することを条件にしたご当地ハンバーガーで、かつて『YOUは何しに日本に?』という番組でわざわざ海外からこの「淡路島バーガー」を食べに来たという外国人が取り上げられて、プチブームとなった。この番組で取り上げられる前に私も食したが、確かにおいしかった。が、値段もそれ相応なので、値段から考えれば「おいしくて当然」ともいえる印象であったことを覚えている。何かといちいちうるさい人間である私。ハンバーガーが82円(税込み)、チーズバーガーが105円(税込み)で食べられた時代を経験している世代なので、ハンバーガーが800円くらいすると高く感じてしまうのである。かつてのマックがいかん(責任転嫁)。
ここ【淡路島牧場】を訪れた時期は夏の終わりかけで、まだ暑かった記憶がある。牧場では牧場の肉を使ったバーベキューが堪能できて、バーベキュー客で賑わっていたような記憶がある。
ここでの話ではないが、私も夏場の牧場においてのバーベキューを経験したことがある。社員旅行の幹事に任命されたとき、どうしても「旅行」なんていう大それたものに行きたくなくて、無理矢理「牧場でのバーベキュー」に変更したことがあった。職場の人間と一泊旅行なんてもってのほかで、たとえ日帰りでもごめんだったのである(職場は成果を出す場所であって、仲良しサークルとは違うと極端に考えるタイプ)。
しかし、考えてみれば当然のことながら、夏場のバーベキューとは「暑い」×「熱い」のダブル灼熱地獄なのであった。ビールがすすむといえば聞こえは良いが、私が着ていったお洒落な白シャツは、すっかりスケスケのシースルーと化したのであった。社長からは「伝説に残る社員旅行だ」とお褒めの言葉をいただいたのであった(ポジティブシンキング)。
夏場の牧場でのバーベキューが賑わっていたのは、それでも食べたい肉だということなので、淡路島牛はそれだけ良い肉だということなのだろう。牧場の灼熱地獄に焼かれるのは、牛や野菜だけではないのである。
記念メダルについて
これこそ昔ながらの「ザ・記念メダル」といった印象のデザインであるといえる。描かれた牛のこのリアルさが、コアな収集家からしたら逆に良い! みたいに思われるかもしれないが、現代ではあまり一般ウケはしないだろうな〜とも思ったり。やはり一般の人に売ろうと思うのなら「可愛らしいデザイン」を目指すのが無難であるように思う。少なくてもリアル路線はふらっと牧場にバーベキューをしにきた若者連れや家族連れがふと目につけて「あ、かっこいい! 買いたい!」とはなかなかなりづらいと思われる。「記念メダルだ〜なつかし〜まだ売ってたんだ〜まじウケる〜」と微妙な笑いをされて立ち去られることが多い。多くの人は記念メダルを「過去の遺物」と認識していて、今でもバリバリに新作が発売されているということを知らない。そして、例えば【東京スカイツリー展望回廊】で出会った記念メダルと、この記念メダルとを同一のものであると結びつけることは恐らくできないのではあるまいか。
このデザインはそうした「懐かしいもの」といった認識をさらに深めるものであるといえる。いや、別にメダルに罪はないんだけど。私はこのデザイン好きだしね!
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