@売店「パンダプラザ」前
備考:一番お安くパンダが見られます。
日本で一番お得なパンダですよ!
日本三大パンダスポットは、「和歌山アドベンチャーワールド」「上野動物園」と、ここ【王子動物園】である。意外とここはパンダスポットとして知られていない。というか、存在そのものを知られていない不遇なパンダ動物園である。やはり行政運営(市立)の動物園であり、宣伝が足りないと思われる。
また、パンダがいる意外はいたって普通の動物園であり、そこもいかにも行政運営である。つまり、建物が古めかしい昔ながらの動物園なのである。ただ、それが良い面もある。
訪れた時期は4月ということもあり桜が満開で、園内は動物そっちのけでお花見を楽しむ人たちで溢れかえっていた。これは本当に「お花見のために来た」という感じで、テーブルやらクーラーボックスやらを持ち込んで、上野公園で見られる花見風景と何ら変わりがなかった。そうか、動物園にはこういう活用の仕方もあったのか!? と目から鱗であった。もちろん良い意味で言っている。こういうことを柔軟に許す動物園側にも好印象である。動物への不要なエサやりへの懸念やゴミの持ち帰り問題等よりも、市民への場の提供や客足の増加というウィンウィンな関係のメリットの面を取った姿勢が素晴らしい。デメリット面は大きいゴミ箱を各所に設置することや係員の配置等で園側で解決しようと考え、プラスの方向に流れるようにしていたのは、古い施設としては非常に珍しい良い運営であった。それとも古い施設だからこそなのか? とにもかくにも、飲食物の持ち込みを禁止しているのにレストラン等で2時間待ちを強いる「レゴ・ランド」には見習ってほしい姿勢である。
で。
肝心のパンダであるが↓
なんか汚いし! 白くないし!
パンダは白黒の動物かと思っていたら、茶色と黒の動物であった。
園内にはパンダ饅なる肉まんが売っていた。こちらは白黒のパンダの顔であった。しかし、より精巧に作るなら、茶色の生地をベースにすべきである。また、パトカーのことを「パンダカー」と呼んだりするが、茶色と黒の車体にすべきである。
大熊猫は、茶色と黒の動物なのである。この目で見た真実はそうであったので、ここに記す。
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