通販【蓋ノ屋 沖縄県マンホールメダル】 記念メダル

記念メダル 沖縄県マンホールメダル うふシーサー
記念メダル 沖縄県マンホールメダル 首里織
記念メダル 沖縄県マンホールメダル オオゴマダラと花笠
記念メダル 沖縄県マンホールメダル 魚模様
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マンホールをめぐる冒険〈沖縄編〉

目当てのマンホールを見つけた時は宝探し感MAXだよね!

 最近、蓋ノ屋マンホールメダルの勢力拡大が著しく、「マンホールメダルは通販ばかりだから記事にしにくいな! ならモデルとなった実際のマンホールを巡っちゃうYO!」と軽い気持ちで始めたこの企画が、重い……あまりにも重い企画となりつつあり、旅人(私)の首を真綿で締めつつある。とても回りきれないYO!

 さらに最近では現地販売限定のマンホールメダルも増えてきて、「通販ばかりだから記事にしにくい」という当初の話はどこかへ飛んでいき、現在では「販売施設レポート&その後のマンホール探訪」と普通の記念メダルスポットよりも旅の工数が多くなるという逆転現象が起こっている。そのため、一つのマンホールメダル関連記事を仕上げる間に4自治体くらいのマンホールメダルが増殖しており、職場で閑職に追いやられているほど仕事ができない窓際中年サラリーマン日本代表の名をほしいままにしている私では、もはやどの自治体のどんなマンホールがメダル化されているか把握しきれなくなっている。マルチタスクとか無理だよ! シュレッダー係とか喜んでやるタイプだよ私!

 蓋ノ屋営業力すごスギィィィィィィィッ‼︎‼︎

 しかしこれは嬉しい悲鳴である。

 単純に、マンホール巡りは実は楽しい。これは記念メダラーの皆様にぜひ一度体験してほしいところである。シンプルな言葉で述べれば、「あの青い箱を見つけたときの高揚感と似ている」といえる。あったーーーー‼︎って感じである。伝わる?

 また、記念メダルを愛する者と、マンホールを愛するマンホーラーの皆様との架け橋となる存在であり、お互いがつまみ食い程度であっても交わることができれば、なんだか楽しいよね! 【マンホールサミット2022】に参加した記念メダラーの皆様のツイートを見ている限り純粋に楽しんでいる様子が伝わってきたことを鑑みると、やはり両者の楽しさには共通するものがあると考えられる。私も行きたかったし!

 そんなわけで、記念メダラー諸君は良い意味でこれからもマンホール界隈に振り回されることになるだろう。しかしそれは異文化交流でありつつも、お互いの良きところを分かり合うため、そしてそれによって互いの文化をより盛り上げるために必要な振り回され方なのである。

 だから四の五の言わず、マンホールをめぐる冒険に出発するのだ! 北海道と沖縄はLCCだ!

↓若い頃は村上春樹が異様に好きでした。今は読んでもちょっと何言ってるのかわからないです(画像クリックでAmazonリンク)

11月末で半袖の冒険

沖縄の家々はマジでシーサーだらけでございました。

 マンホール巡りは【首里城公園】でメダルを手に入れた後に行ったので、その旅と同日となる。【首里城公園】の記事でも述べたが、沖縄は11月末をもってしても暑い。モノレール内は冷房がかかり、街ゆく人はみな半袖だ。ヒートテックなんてもっての外のなか、私はヒートテックの長袖を来て、極暖仕様のタイツを履いて沖縄の地へ降り立った。愛知と季節差ありすぎて耳キーンとなるわ。

 流石にネックウォーマーやらコートやらは脱いだものの、ヒートテックを脱ぐことはできない。なぜならジャケットを地肌で着ることになるからだ。ジャニーズコンサートの衣装のような格好で乳首を見せびらかしながら沖縄の地を闊歩すれば、通報案件間違いなしである。あまりの暑さに「沖縄なら許してもらえるか……も? チクビ」という考えが一瞬頭をよぎったが(ひどい偏見)、ジャケットの脇に汗染みができるのもそれはそれで嫌だったので、結局汗を存分にかきながら沖縄の地を歩き回ることとなった。そう——4枚に渡るマンホール巡りに関しては、【首里城公園】を出発地として全て徒歩で回ったのだった。いや、タクシーとかコミュニティバス的なものとかを上手に使えば良かったのだが、ケチ&調べるのめんどくさい星人の私は、「なんかもう、歩こ!」となってしまったのであった。良くないよね、こういうの!

 つまり、以下の記録の裏には、ヒートテックに染み込んだ汗が乾いて塩となった中年男の悲壮感漂う汗ばむ姿を一緒に想像しながらご覧いただきたいのである。臭いまで漂ってきそうだぜ……

魚模様@沖縄県立芸術大学前

奇しくも魚模様の中のお魚さんと同じような表情のシーラカンスさん

 マンホールメダルとしては非常に珍しい、カラーではないデザインマンホールである。本当かどうか真偽の裏が取れなかったのだが、なんでも全国初のデザインマンホールがこの蓋らしい。このマンホールは那覇市中のどこにでもいくらでも設置されているので、歩いていればいくらでも遭遇する。だから何も芸大前のものでなくても良かったのだが、【首里城公園】のお隣だし、すぐに遭遇したので何となくここで撮影しておいた次第。

 超どうでも良い完全なる余談であるが、この「沖縄県立芸術大学」には、小、中、高と一緒だった女の子が進学したということで私の記憶の隅にずっと残っていた(小学5年生での初めての席が隣だった。以後数回同じクラスになる)。ン十年の時を経てこうしてお目にかかることができて大変光栄である。その女の子と何かがあったわけじゃあないのだが、今は(事実上)亡き懐かしのmixiでは友達同士であったため、投稿から有隣堂で働いていたり年上の彼からプロポーズされたりといった情報が入っていた(それも10年くらい前のことだが……)。成人式の後には幹事として小学校時代の同窓会を企画するなどなかなかアグレッシブな一面がある一方、国公立の芸大に進めるほど芸術的才能がある&芸術に対して興味があるなんて微塵も知らなかったので面食らったのをよく覚えている。私が卒業した年は私と彼女とあともう一人のみが県外の大学に進学した。私ともう一人はそのまま神奈川県に戻ることはなかったのだが、彼女は卒業後に戻ってきたらしく、帰省の折に一度だけ2人で飲んだことがある。その際、琉球ガラスの青いグラスをもらったのだが、そのことを通して絶対私のこと好きだったと今でも思っている(このおじさんキモイ)。だって、もう沖縄住んでないのに、沖縄のグラスを私にくれたんだよ? どう考えても好きでしょ⁉︎(何が?)

そんな彼女が通った沖縄県立芸術大学。ちなみに目の前の道路で、恐らくこの大学の学生さんたちが映画?を撮っておりました。芸大っぽい‼︎
すぐお隣は首里城だ!

首里織@識名園付近

実はマンホールメダルとは微妙に配色が異なるのだが、細かいことは気にしないのがにわかマンホーラー

 「首里織」デザインのマンホールは、「識名園」という世界遺産特別名勝である施設の近くに設置されている。世界遺産特別名勝なるものがよくわかっていないが。

今思えばちょっとだけでも入れば良かったですな。ただ、暑かったのよ……

 【首里城公園】から文字通り野を超え山を超え3キロくらいの道のりを歩いてきて、すっかり汗だくの臭いおっさんの出来上がりである。Google先生のナビ通りに歩いたらやたらとアップダウンの激しい住宅街の中を歩かされて、より汗をかく。散歩を楽しむには沖縄の11月は少々暑すぎた。11月で暑すぎるって、何?

通りがかりに遭遇した逆前方後円墳みたいな何か
わかりやすいほどの廃墟
水分補給に沖縄名物さんぴん茶を飲みました。まんまジャスミン茶でした。

 単純な肉体的疲労を乗り越えた先に、「首里織」デザインのマンホールは唐突に私の前に姿を現した。恐らくであるが、デザインの元となったマンホールは別にあるんじゃないかなーと考えている。まあ白い部分が汚れているだけなのかもしれないが……

ちっちゃいバージョンもありました。カワイイ。

 個人的にはこの「首里織」のデザインが4枚の中では一番気に入っている。私はキャラクターがバーンとなっているデザインより、円形であることを生かしていたり模様的であったりするマンホールの方がたぶん好きだね! ただ同じように円形である記念メダルのデザインに関しては模様系よりキャラクターばーんの方が好きだったりする、難しい乙女心。

オオゴマダラと花笠@壺屋焼物博物館の裏

 識名園付近からまた長い旅路をてくてく歩いていき、牧志駅が最寄りの「那覇市立壺屋焼物博物館」のちょうど裏の路地に行くと、「オオゴマダラと花笠」デザインのマンホールがお目見えする。私の体感ではこのデザインのマンホールが4枚の中では一番レアであった。たぶん2、3枚くらいしか私は発見できなかった記憶。

焼物のシーサーが超威嚇してくる「壺屋焼物博物館」
焼物博物館の目の前には焼物屋さん

 焼物博物館の裏の路地は「壺屋やちむん通り」というらしく、一人旅の人間には入りづらくつわものたちが集まりそうな雰囲気を漂わせる飲食店が並ぶ。その交差点に、「オオゴマダラと花笠」及ぶ「うふシーサー」のデザインマンホールが肩を並べる箇所がある。

一粒で2度おいしい場所。それが風の島

 ちかくにテイクアウト専門のコーヒショップがあったけど沖縄の暑さがそれを飲むのを許してくれなかったり外国人観光客に道を訊かれて何言ってるかどころか場所自体何もわからなかったり(何故私に訊いた?)沖縄の住宅街って地中海の国の街並みっぽいと思ったり(行ったことないけど)いろいろと書きたいことはあるのだが、うまくまとまらないので、略!

うふシーサー@壺屋うふシーサー

うふシーサーの「うふ」は沖縄方言で「大きい」の意味だ!

 上の「壺屋焼物博物館」の、大通りを挟んだ斜向かいくらいの位置に「うふシーサー」はそびえ立っている。

怪しげな背後の自転車

 実はうふシーサーの台座を使って壮大な路上飲み宴会が催されており、シーラカンス殿を巧みに用いて写らないように配慮しております。11月末の沖縄は、外で飲む冷えた缶ビールが美味しいくらい暑いのだ! 異次元すぎる沖縄の気候。

 うふシーサーが足元に抱える壺がスズメバチの巣に似ている、などと超どうでも良いことを思いつつ、路上飲みをするおじいさんおばあさん達のお邪魔になってはいけないと早々に退散した。

 うふシーサーマンホールはうふシーサーの視線の先にも設置されている。

歩道に散りばめられた数々のポールがなんだか不穏ですよね……
クルマでシーサーに突撃されそうになったことでもあるんですかね?

 このマンホールは割とたくさん見かけたので、壺屋地区のあたりに来ればそう苦労することなく発見できることだろう。うふ。

その他諸々

 壺屋地区の最寄りはモノレールの「牧志駅」であり、牧志駅といえばあの有名な「国際通り」がある場所である。せっかく那覇に来たのだから国際通りくらいは普通に歩いて観光しようと変に普通の観光客っぽい思考が突如として舞い降りてきたので、ぶらぶらと歩いた。青い魚のぬいぐるみを抱えて

 ただ、もうね。歳をとってしまったせいか、何も欲しい物がないんですよ。枯れた人生なんですよ、すっかり。「addidas」を文字った「azides」のTシャツとか、アメリカ軍から流出したミリタリーグッズとか、もうそういうものに心トキメク感受性はとうの昔にどこかへ落としてきてしまったのだった。あのとき落としてしまった自分の大切な何かは、落とし物コーナーには並べられていないんだぜ(特に意味のない文章)。

 要するに楽しみ方がよくわからなくなってしまったので、とりあえず「ご当地グルメを食べて観光したっぽい気持ちになろう!」ということで、目についた沖縄そばのお店に入ることにした。

一人だと超入りづらい雰囲気を醸し出している「タイラ製麺所」
どう見ても美味しい沖縄そば

超おいしい(*´Д`*)

 一瞬で観光した気持ちにメタモルフォーゼしたので、満足して、帰路についた。そうか、そばを食べれば良かっただけなのか。

 続けてソーキそばも食べたかったのだが、お腹がいっぱいだった。お昼に食べた首里城セットが重かった! 観光名物は少量を多種類食べてゆくのが正解だね! 

 もう一度食べたいと思っても飛行機に乗らねば辿り着けない——それが沖縄。

那覇空港にてオリオンビールと沖縄天ぷら。私は正直、ビールは一番搾り派!
さようなら、那覇!

記念メダルについて

メダルケースも含めてマンホール仕様!

 マンホールメダルを見て率直に思うのは、マジでデザイン的なハズレは存在しようがない、ということである。行政や関係各者が精査に精査を重ねて検討したのが「デザインマンホール」という存在なので、そのミニチュア的存在であるマンホールメダルは、誕生した時から素敵なメダルになることが約束された存在だといえる。

元々の設計からして円形が映えるデザイン

 そこに蓋ノ屋さんのいろいろな苦労と試行とこだわりが詰められたプリント技術で、”マンホール感”を演出している。きっとマンホーラーの皆様も納得の一品であることだろう。だから後は、存在の周知の仕方ですよね〜。

 記念メダルとマンホールは共存関係であることは間違いないながらも、マンホールメダルにとってある意味では最大のライバルとなるのは、もちろん「マンホールカード」である。現状のマンホールメダルの立ち位置としては、記念メダラー達に対する「マンホールへの入り口」としての役割は完全に担っているものの、マンホーラーの皆さんに対する「記念メダルへの入り口」としての役割はそこまで大きくは担えていないんじゃないかな〜というのが正直な私の見立てである(蓋ノ屋さんはそんなこと微塵も狙ってないかもしれないけど)。

 2021年の「マンホールナイト」にご招待いただいたときに感じたことなのだが、マンホーラーの皆様の中でも大きく分けて「マンホールそのものが大好きな人」と「マンホールカードを集めるのが好きな人」の2パターンが存在しているのではないかと推測している。もう少し付け加えると「マンホールが好きだから、そのマンホールのカードを貰いに行く」というパターンと、「マンホールカードが好きだから、そのカードに写っているマンホールを見に行く」というパターンがあるのではないか、ということだ。両者は、現実上の行動としては同一の現象としてあらわれるのだが、根底にある行動原理は実は似て非なるものなんじゃないかな〜と考える。もちろんどっちが上とか正統派とかそんなものは一切なく。

 この過程を加味してマーケティング的な視点で考えると、両者の需要を満たす要素は微妙に異なってくる。平たく言えば、前者の方がマンホールメダルは受け入れられやすいのではないかなと予想する。製品の完成度の高さが購入ポイントになるのが前者のパターンであると考えるからだ。後者の場合だと「すでに熱意をもって収集している物が別にある」というところに割って入ること自体がそもそも難しい。ただコレクター気質が根底にあることが予想できるので、一つ購入したら他も次々集めたくなってくるかもしれないという期待はある。しかし、無料で配布されているマンホールカードに加えてそこそこのお値段がする記念メダルの収集も同時にやるかな〜どうかな〜というところに難しさがある。もちろん逆パターン——つまり”もともと記念メダルを集めている人がそれに加えてマンホールカードも集め出す”というパターンの方が圧倒的に敷居は低い。なぜならもちろん、マンホールカードが無料だからだ。

 以上のようなことを考えてゆくと、「『第11回マンホールサミット@岡崎』で蓋ノ屋さんが熱い……煮えたぎるように熱い講演をするのが良いんじゃないかな!」という誰が考えても当然の結論が導き出されることになる。その製作秘話的な話とこだわりポイントを熱量をもって多くのマンホーラーの皆様にお届けできれば、需要が一気に拡大する。かもしれない。

 ぜひ頑張っていただきたい。応援してます。がんばれ〜♪( ´θ`)ノチュッ

広めよう、マンホールメダルの輪!

首里城にて刻印!
マンホールメダルに刻印できる機会は少ない。




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