2021年2月ショートダイアリ

 メダルとは特に関係のない短文日記。
 腕を鈍らせないように、毎日書くのが目標。
 まったく需要はないと思いますが、正直書いてて楽しいです。

2021/2/28 蒼天雲外って結構普通のこと言ってるよね

 【茶平工業】の通販シリーズ、アップが大変遅くなりましたが、実はきちんと購入しております。

 旅に出られないせいで、やはりモチベーションの低下を顕著に感じおります。そのせいで通販で届いたメダルもしばらく放置してしまいがちですね。旅に出る→青い箱を発見してエクスタスィィィィィィッ!→モチベーションMAX→通販のメダルも嬉しい、という感情の経路を辿ることをひしひしと感じます。

 通販メダルは、我らが愛すべき【茶平工業】の応援の意味も兼ねて購入しているので、新作が出れば即ポチッとしています。ただ手描きメダルに関しては、私が購入しなくても完売するので、受注生産品以外はもう購入しないと思います。

 消費者も生産者も一致団結して、このコロナ禍の難局を、「雲外蒼天」を胸に乗り越えていきたいですね!

雲外蒼天【うんがいそうてん】:目の前の困難を努力して乗り越えれば、そこには青い空が待っているという励ましの言葉

2021/2/27 surface GOってどうなの?

 高級キーボードを購入したら溢れ出した物欲が留まることを知らなくなり、いままで「ちょっと不満」だったところを改善しようと、いろいろとポチポチしてしまいました。こうして人は破滅へと向かってゆくのでしょう。

 何が不満だったかというと、職場で社員に支給されているインターネット用のPC「surface GO」に関するモロモロです。まあ最大の不満は「surface GO自体が不満」というところで、どう考えても仕事で使うにはスペック不足が否めないのですが(メモリ8GBモデルでも、ちょっと重たいパワポを開こうとするとすぐおおごとになる。なんやねん)、次いで不満なのが、持ち運びしやすいように「surface GO」を選んだと思われるのに本体カバーがついて来なかった点と、せっかくわざわざタブレットPCにしたのにスタイラスペンがついて来なかった点です。付いてきたものと言ったら、キーボードタイプカバーと(これはなければ話にならない)、ダイソーで売ってそうな安っぽい有線マウス一つだけでした。なんでやねん。

 そんなわけで、職場の支給品に対して金をかけるなんて社畜もいいところだなと思いつつ、装備を充実させてしまいました。「社畜になりたくない!<日々のストレス」と割り切って。

 私の職場はいまだに紙文化がのさばっているのでスタイラスペンの使いどころがまだいまいちわからないのですが、無理矢理にでも使っていれば使うようになるんですかね? 私は正直「タブレットPCなんていらない派」であり、surface GOよりsurface Laptop GOの方がまだよかったな~と思う日々なのですが、この価値観がこれらの装備品によって覆る日は来るのでしょうか? 現在の目論見としては、とりあえずタイプカバーを外して純粋にタブレットとして無理矢理使ってみようと思っております(文字入力はソフトウェアキーボード&ロジクールの高級キーボードを使用する予定)。

 まあタブレットの存在自体が無用の長物とも思っているのですが。家でiPadをゴロゴロしながら使う分には快適で便利なんですが、パソコンみたいに使おうとすると途端にどうしてもひと手間掛かって余計な工夫をしなければならない印象があります。パソコンみたいに使わないならスマホで良いし。パソコンみたいに使うならパソコンで良いし。という感じ。

 結果、我が家のiPad miniは壊れてないけど事実上の文鎮と化しました。

ゲームとかやるならまた違うのかもしれませんけどね~

2021/2/26 貯~める~なら、ららら

 突然、私の「楽天ポイント」が身に覚えがないくらい上昇していてビビりました。何事かと思ってポイント実績を確認したら、「マイナポイント」を獲得したのでした。

 「マイナポイント」というのは、マイナンバーカード普及のために政府が打ち出した施策で、要約すると「今、マイナンバーカードを作ると、5000ポイントあげるよ~」というやつです。その施策にのってまんまと作り、マイナポイントの獲得申請をしていたのでした~遥か昔に。覚えてないくらい。

 個人的な予想としては、どうせいつかは作らざるを得なくなるので、こういったキャンペーンがあるときに申請しておくのが吉である気がしております。タダで5000円もらえるようなものですからね~(と、まんまと政府の施策に乗る愚民)。

 ただ、マイナンバーカードの申請もマイナポイントの申請もスマホで完結できるので手軽といえば手軽なのですが、実際に申し込んでみた感想としては、それなりに気合がいると思います。マイナンバーカードを受け取るために、結局一度は役所に出向く必要があるのでどうにか平日休みを獲得しなければならないという手間があるし、マイナポイントに至っては、申し込み専用アプリがあるのですが「これ、ほんとにちゃんと申し込めたのかな……」と不安になる仕様でした。「役所が頑張ってわかりやすくしようとしたよ~」感が溢れています。例えるなら、運輸局のテーブルに挟まっている申請用紙の見本みたいな感じです(伝わる? あの「わかっている人が見たらわかりやすいんだろうけど」感)。使えるスマホが限られているとの話ですしね~(無難にiPhoneなら大丈夫です)。この辺が日本政府っぽいというか、お役所っぽいと感じます。簡単にしきれないところが。。。

 ただこれでようやく確定申告が自宅のみで完結できるようになるので、その点は本当に楽ですな!(マイナンバーカードがないとe-taxが自宅のみでは完結できないのです)。

 ちなみにマイナポイントを上限の5000ポイント獲得するには、2万円分の買い物をする必要があります。楽天ポイントで申請するなら、まあ、楽天ふるさと納税あたりを利用すれば1円の損もなく上限までポイントがもらえると思います。私の場合、もはや2万円どころの騒ぎじゃないので一体どの会計が対象となったのか知る術もありませんが……。

昨今、web上で手続きが完結できることが多くなりましたが、ポイントはいかに手間を感じさせないかですよね~。その点【オリジナル記念メダルショップ】さんのシステムは洗練されていると思います。

2021/2/25 この支配からの卒業           

 またパソコンネタですが、職場のキーボードを刷新したのと同時に、この度マウスから卒業しました。かといって代わりに使っているのはトラックパッドでもなく、第三の勢力「トラックボール」であります。

すげーデカいできものができたみたいな

 マウスのような形をしておりますが、本体を動かしても、私の消費活動が世界経済にまったく影響を与えないのと同じくらい何も動きません。横のデカい突起物をグリグリすることでポインタが動きます。

 この「トラックボール」なる物の何が良いかというと、既に述べましたが「マウスのように本体を動かさなくてもよい」ことの一点に尽きます。世の中的には「マウスの使い過ぎで腱鞘炎になったが、これでまったく痛みがなくなった」みたいなことをYoutuberがレビューしておりますが、腱鞘炎になるほどパソコンをやるってどんだけやねんと思う勢の私としてはそのような理由で乗り換えたわけではありません。ひとえに「マウスパッドをデスクから撤去したかったから」です。

 「一つでも物を減らす」をモットーに生きる私としては、デスクの上で結構なスペースを牛耳っているマウスパッドが長年邪魔で邪魔でしょうがありませんでした。しかし今どきのマウスはマウスパッドなんかなくても特に不便がないことは私とて百も承知であり、事実自宅でマウスを使用するときにはそんな職場における私のような邪魔でしかないものは敷きません(何があったの?)。しかし職場のデスクには透明なテーブルマットが敷かれており、これが微妙にマウスの滑りを悪くしているせいで小さなフラストレーションが溜まりまくりまクリスティで大きな不満になるという、夫婦の微妙なすれ違いが少しずつ亀裂となっていってやがて決壊するみたいな関係となっていたのです。私とマウスとは。

↓誰も悪くないのに少しずつすれ違っていく夫婦を描いた名作

 そんなわけで、自宅ではMacbookなのでトラックパッド一筋なのですが、職場ではトラックボールというマイナー道にデビューしました。その感想としては

意外と普通に使える

 といった初日でした。もっと慣れが必要かと思いましたが、意外と親指をグリグリすることに巧みでした、私。

 ちなみにこのトラックボールは最高級品で1万2千円くらいします。キーボードとセットで我が家のメイン機である中古のMacbookよりお高くなりました。これもすべて旅に出られないストレスのせい――ひいてはコロナのせいということは疑いようもありません。そう、すべてはコロナのせいなのです。コロナめ! 結局旅してメダル買うより高くついたやないかーい!

このメダルと似たような値段だ! このメダルを買うのは躊躇しないのに、便利で先進的で生産性がアップする最新機器を買うのにはめちゃくちゃ迷うというのは、金銭感覚がバグっているとしか思えないYO!

2021/2/24 デッドストックの更なる発見

 記念メダル界のデッドストック界隈では(何その界隈)、「再発見」がトレンドだ!

 一度売り切れになったものの、再び在庫が発見されたみたいですね。元々、注文メールをしたものの第一弾では惜しくも逃してしまった人たちには「もし倉庫から再び発見されたらご連絡差し上げます!」といった返答をしていたようで、そんなことありえるのかな~なんて思っていたのですが、よくよく考えてみたらそのように述べるということは「担当者の人にはそうなる可能性がなんとなく見えていた」ともとれるわけで。詳細はもちろんわかりませんが、①なんらかのきっかけで倉庫の中を発掘する機会があり、その際に第一弾を発見した。②まさかこんなに話題になるとは思ってなかったので軽い気持ちで売り場に並べてみたら、Twitterで話題となって問い合わせが殺到した。③予想を超える売り上げとなって問い合わせ分がすべては捌けなかった中、「まだあそこにあるかも……」的な予想があり、改めてきちんと探してみたらやっぱりあった――みたいな感じですかね?

 前にも言及いたしましたが、過去メルカリかラクマには金メダルver.も出品されていたことを確認しておりますので、もう一度倉庫の捜索を……なんなら私が……(こういうこと言う客が来たらマジ迷惑だ)

 真面目な話、他の博物館や美術館、水族館や遊園地等でもこういったことはありえる気がするので、発見までの詳細な経緯や情報が気になりまする~。

40年の時を経てもこれは「NEW」なのか?
【国立民族学博物館】ミュージアムショップHPよりスクリーンショット)

2021/2/23 いつまでキーボードの話をするのか問題

 文字の打ちやすさは仕事を楽しくこなせるか否かに直結するので(まあ仕事とはそもそも楽しいものではないのかもしれませんが)、キーボードは大事だ! ということでまだこの話をします。

 なんだかんだで高級キーボードを二つも入手してしまったので(それを世間では沼と呼ぶのかもしれない)、どれくらい仕事の効率化に影響があるのか、タイピングスピードの影響力で測ってみることにしました。これは私自身、興味がありました。ちなみに打鍵感は昨日述べた通りどちらもこれじゃないと思っております(ダメじゃん)。

 使用するのは、タイピングソフトの雄「寿司打」です。これを「すしうち」と読むのか「すしだ」と読むのかいまだに謎です。これの上級コースでがんばります。

 まずは新たなる相棒「ロジクール G913 TKL」(メカニカル式)

↓ちなみにテンキー付きもあり、こちらの方が機能も多く、しかも安いです。なぜ?
デカいゲーミングノートPCからもはみ出す大きさ
得点は「3800円分お得でした!」でした。

 まあ、まあまあというか、いつもどおりの結果な気がします。打てば打つほど「もうちょっとカチカチしていた方が好みだったな~」と感じます。今回「タクタイル(いわゆる茶軸)」(メカニカル式キーボードで3タイプあるうちの一番無難なやつ)を購入したのですが、「クリッキー(青軸)」(3タイプ中一番カチカチするやつ)にすればよかったかな~、と思っても後の祭り。ただカチカチ感はカチカチ音とイコールなので、職場で隣に座る美人人妻に迷惑を掛けてしまうので避けたのでした。美人人妻にはよく思われていたい。だって職場で隣の席じゃなければ私なんかでは絶対おしゃべりできないような美人なんだもの(切実さがキモいおっさん)。

 次は「NiZ plum 84キー」です。キーボード界の頂点に君臨する「静電容量無接点方式」の中で、一番安い中華製キーボードです。一番安いといっても、アマゾンで今では2万5千円くらいで販売していて、「なら東プレのリアルフォース(キーボード界の帝王)買った方が良くね?」と思うくらい値段が高騰していてびっくりしました。私が購入したときは1万5千円もしなかったと思います。調子乗って来たなNiZ(・∀・)

↓この値段なら普通に東プレかHHKBの静電容量無接点方式買った方がいいんじゃね?
尊師スタイルでの収まりもよく……
得点は「6200円分お得でした!」でした。

えっ?(;・∀・)

 めっちゃ打ちやすいんですけど……

 あきらかにタイピングが軽やかに打てまして、それがそのまま結果に表れてしまいました。。。

 久しぶりに「静電容量無接点方式」のキーボードをスコスコ打ってみたのですが、メカニカル式の後に比べるように打つと、そのキータッチの軽さが体感レベルでよくわかりました。すげー打ちやすい。ヤヴァイ。受け入れられないこの事実……

 本当に大切な存在は、自分のすぐそばにいたんだね……(*´з`)

 あまりの衝撃に呆然としたまま、「いやいや、私が一番好きなのはMacbookのキーボードだし!」と謎の気の取り直し方で自らを奮い立たせ、予定になかった「Macbook Air 2015モデル」での「寿司打」に挑戦。全然関係ないけど、「寿司打」っていつの間にかFLashじゃなくてWebGLになってたんですね~

ダントツの最下位だぜ!(*´▽`*)
得点は「3420円分お得でした!」でした。

まあなんかそんなような気がしてましたけどねこの流れ( ;∀;)

 予想してたけど、まさか予想通りになるとは‼

 ということで、一番好きなはずだったMacbook Airのキーボードがもっともスピードが出ないというオチでこの話を締めくくりたいと思います。ちなみに職場にはやはり「G913」(メカニカルのやつ)を持っていきました。なぜかというと、「NiZ Plum」(静電容量無接点方式のやつ)は英語配列しかないからです。職場のパソコンはポリシーによる制限が厳しくて、イントラ用のマシンはWindowsに英語キーボード設定ができなかったり、Bluetooth接続ができなかったりと「何でそんな制限するねん」という痒いところの手の届かなさがいろいろあって、英語配列キーボードは不便なのでした。職場のパソコンの融通の利かなさは私の仕事ぶりに通ずるところがあります。職場のパソコンのせいで私がこんな頭の固い人間になってしまったといっても過言ではありません(という過言)。

これくらい柔軟な男になりたいものですね(柔軟違い)

2021/2/22 沼にハマっていることを頑なに認めないおっさんそう私です

 そんなわけで届きました新たなるキーボード「ロジクール G913 TKL」。

0と5のつく日ポイント5倍デーに楽天で購入いたしました。今では楽天でも翌日には届くんですね〜。実店舗にまったく行かなくなる日々。

 ちなみにこれを選んだ最大のきっかけは、別にチャンネル登録をしているわけでもないユーチューバーのレビュー動画を観て、です。好きなわけでも定期的に見ているわけでもないのに興味をもたせたそのプレゼン力は、普通に仕事の参考にしようと思います。

他の動画はほとんど観たことがないのに、この動画だけ3回観ました

 外観からはいまだかつてないほどの高級感がほとばしっていて、お値段3万円をこれでもかとアピールしております。が、私の場合「とんでもねぇキーボードを買っちまった……」という恐怖心の方が先に立ちます。3万円のキーボードって、無印のiPadの価格に迫りますからな……iPadを買った方が勉強も捗るのではないかと今現在、現時点でも、現在進行形で思っておりますなうです。

 で。

 職場用に購入したものではありますが、せっかくなので自宅のWindowsマシンで試し打ちしてみました。例の「尊師スタイル」のゲーミングノートPCですね(甥っ子がゲーマーなので、お古となったものを、私がどうしてもバタフライキーボードに馴染めなかったMacbook12インチと交換してもらった物。ゲーミング用途ゆえに壊れたキーが存在した)

 ウキウキしながらカタカタカタ……

 …………

 …………

 …………

 …………

ヤヴァイ。なんかこれじゃない感が……(;・∀・)

 いや、もう買ってしまったのでこれを使いますが。

 想像していたのと違ったのか、それとも私はこれを想像していたのか。

 今となっては定かではありませんが、「あれぇ……?」というのが正直な第一印象。ヤマダ電機で試し打ちしたときはもう少し違った印象だったような気がするんだけどな~。

 私の好みとしてはメイン機で使っている2015年のMacbook Airが一番打ちやすいなぁ~というミもフタもない結論に達したなうであります(ちなみにラクマにて中古で3万円で購入したパソコンだったり。どんだけ高いキーボード買ったんだ私は……)。

記念メダル界の「これじゃない」例

2021/2/21 キーボード沼

 世の中には「キーボード沼」と呼ばれる世界がありまして。興味がない人からしたら信じられないでしょうが、様々なキーボードを試し、毎月のようにキーボードを購入している人たちがいるのです。しかも自分が使用しているパソコンがMacbook Proで「それノートパソコンやーん」というツッコミを禁じ得ないパターンも珍しくはありません。「え~、信じられな~い」と思ったそこの記念メダラーのあなた、あなたも職場では「記念メダルなんて集めてどうするの?」と思われているので、ご安心ください(何が)。

 私は「キーボード沼」にハマるほど深い愛があるわけではないものの、昨日の日記で「今欲しいキーボード」について言及させていただいたわけですが、実はここに至るまでには少し複雑な事情があります。ただまったく面白くない話なので要点だけ述べますと、キーボードの世界には「静電容量無接点方式キーボード」という至高の存在が君臨しておりまして、私はその至高の中でも下位ランクに属する(複雑なランキング)遥かなる大陸製の静電容量無接点方式キーボード購入したのです。が、それがまったく肌に合わなかったという話なのであります。

そんなわけで職場からは撤去された至高中の下位キーボード。現在は「P」と「9」が壊れたWindowsマシンでたまーに使用しております。ちなみにノートパソコンの純正キーボードの上に自分のお気に入りのキーボードを載せて使うスタイルを通称「尊師」と呼びます(たぶん由来は結構不謹慎だと思われます)。このスタイルで使用するにはレジストリをいじって純正キーボードを無効化しなきゃいけないので、メインマシンでこれをやっている人の度胸はすごいと思いますね~。

 静電容量無接点方式のキーボードは、身近なところでいえばセブンイレブンのATMのテンキーに使用されているので、気になる方はセブンイレブンATMで無用なキャッシングをしてみると良いかと思います(なぜ?)。押してみると分かりますが、「スコスコ」という擬音がぴったりの軽い感触がすると思います。この感触こそがキーボードマニアたちから「やみつきになる!」「キーボードを押したくて仕事をしている!」と言わしめている至高の感触なのです。

 ただ私はこの感触がまったくなじめなかった至高を理解できない安っぽい人間でありました。ノートパソコンで採用されている「パンタグラフ式」が一番好きだなと、伊勢海老のクリームスープよりマルコメのインスタント味噌汁の方が好きみたいなことを思ってしまったのです。たぶん私は、カチカチした感触のキーボードが好きなのでしょう。スコスコスコスコうっせーなと思ったら、自分の指から鳴っていてびっくりしました(音自体は静かな方なのでしょうが、この音自体が性に合わないみたいです)。

 で。

 では、そのカチカチの最上級には何があるのかというと「メカニカル式」というキーボードが君臨しております。昨日のキーボードは、そのメカニカル式キーボードの最高位に君臨している一品なわけです。

 私の職場は多くの地方自治体が採用している「LG WAN」のようなネットワーク体制を採用しており、かつ、全然ITとは関係ない業務内容なので、イントラ専用のクソみたいなスペックのノートパソコンと、インターネット接続用のゴミみたいなスペックの「surface GO」が支給されております。それを私は、ワイドモニターと縦置きディスプレイでのデュアルディスプレイ環境を自費で構築し、両端末ともクラムシェルモードで切り替えながら使用しているため、「切り替えボタン一つでどちらの端末にも無線接続できるキーボード」というものが欲しいわけです。が、打ち心地が良かったり切り替え機能があったりと要求するスペックが高くなれば当然求めるキーボードのお値段も自然と高くなっていくわけで。。。

 でもキーボードに3万弱はねぇ……

 えっ? 先ほど注文してしまいましたが、何か?

記念メダル界の高級といえばこのお方

2021/2/20 仕事とは人生なのか?

 めちゃくちゃ欲しいキーボードがありまして。

 用途としては職場用に欲しいのですが、「仕事用の物品に自費でこの値段を出せるのか?」問題が勃発しているわけです。私も含め、多くの人が躊躇する点というか、「いや、無理でしょ」と考える点ではないでしょうか。

 ただ、1日の大半は職場で過ごしているという圧倒的事実を前に、「お金とは人生を豊かにするためのものである」という観点で考えるならば、職場を快適に過ごすための物にこそお金を掛けることが幸せに繋がるのではないかとも思う次第なのです。

 ただ、「仕事で稼いだお金を仕事に使うのはただの無限ループなのでは?」という想いが払拭できず、この思考自体の無限ループなう。

今日もお仕事お疲れさまです。

2021/2/19 金メダルほすぃ〜 

 【国立民族学博物館】から発掘された記念メダルが、すでに完売となったそうですね。このことからわかることは、【奥日光戦場ヶ原】【知恩寺】から発掘されたデッドストックは相当な在庫数だったということですかね~。

 ちなみに【国立民族学博物館】のメダルは、報告があった銀メダル以外にも過去金メダルが存在したことが確認されているので、【戦場ヶ原】パータンでこの後出てきたりしないかしらー?

何回新しいメダルが出てくんねんと話題になった【奥日光戦場ヶ原】

2021/2/18  最古のゆるキャラ

カレーパンマンは、にらめっこをすると

まりもっこりに変身するという、人類史上最大の発見。

※すべて筆者所有の本より引用。

アンパンマンを超えるゆるキャラは永遠に生まれない。

2021/2/17 未知との遭遇

 久しぶりにデッドストックメダルが発見されましたね~。

 この発見、うらやまし~⤴。私もしてみたーい!(なぜかギャル風)

 しかも、この【国立民族学博物館】のメダルは、実は私もすでに所有していて、その記事を作成するため近いうちに訪問予定の場所だった所だったりします。

まったく同じ物をヤフオクだかメルカリだかラクマだかで入手済み。もしかしたらこれも実は数年以内に普通に購入された物なのかもしれませんね。コレクターじゃない方が購入したから何も話題にならなかっただけで。

 まあ近いうちにと言いながら6月の緊急事態宣言が明けてからどれだけ経ってるねんという話なので、全然惜しくないんですがね~(1回目の緊急事態宣言が終わったら予約して行く予定だった。でも【富士山世界遺産センター】に行った)。

 デッドストックの発見は私が把握している範囲ではこれで4回目です。【ごまさんスカイタワー】【知恩寺】戦場ヶ原】で、ここです。このうち【ごまさんスカイタワー】は発見報告があってから最初の土曜日にいろいろと変な道をさまよいつつ訪れたものの、売り切れだったという衝撃の旅でした。

 ちなみにデッドストックとはちょっと違ったことが発見者自らの事後調査によって後に判明したのですが、【国立民族学博物館】と同じ敷地内にある【大阪万博記念公園 EXPO70パビリオン】でも、記念メダルの代名詞である【大阪万博】メダルの当時物が発見されたことがあります。それを購入しに訪れたことがある人が恐らくそれなりにいるだけに、今回の発見は「未知のメダルを発見するのがいかに難しいか」ということを如実に表している出来事だと考えております(というか【オービィ大阪】も同じ敷地内なので、ニアミスした人は数知れずなはず)。

 ちなみに【知恩寺】は、私が【魚っ知館】→「天橋立」というルートで旅行をした1週間後くらいに発見されており、これまた発見者になれなかった甘くて苦くてなんだかあの時の恋にも似たような感覚の出来事として私の心に深く刻み込まれております(【知恩寺】は天橋立を観光したなら訪れないことの方が難しいほど隣接している)。

このメダルは私が見つけて失禁しそうになったものですが、「未知のメダル発見」とは微妙に意味合いが違うので、未知との遭遇はいまだに私の夢の一つであるのです。

2021/2/16 続バレンタインデー

 今年はバレンタインデーが日曜日だったこともあり、金曜日にチョコが来るものだと思っていて、計画通り一つも貰わなかったので安心していたら、月曜日に義理チョコたちはやってきた。オーマイガ。

 で。

 キットカットの大袋みたいな詰め合わせのチョコが開封されて男女問わず周辺全体に2,3個ずつ配られているパターンとか、これはお返しをしなければならないのかどうか、正解は何なのでしょう? この「男女問わず周辺全員に配っているパータン」って、極端な話それこそ全員からお返しが来たら逆に困ると思うのだが。まあお返ししておけば間違いはないとは思うのだが。

 悩みが一つ増える日。それが可能性がなくなってからのバレンタインデー。

まったく記憶にないが、何気にバレンタインデー前日に訪れていた【チョコレート展】

2021/2/15 断食

 巷では「16時間断食」なるものが流行っていて、女性の要望と世の中の流行には流されやすいことで評判の私も実はおととしから実践しているのだが、鬼門となるのが「土日」である。著書では「休みの日にたくさん寝て、あと少し我慢すれば16時間は余裕だよね?」みたいなことが書いてあったのだが、私としてはむしろ仕事をしている方が食欲を忘れられる。むしろ土日は勉強のために5時からマックに行き、マックに行ってしまえば朝マックである。り~む~。

食べ物を描いたメダルって実はなくね?

2021/2/14 義理チョコが義理じゃない可能性ってあるじゃん?

 若かりし頃は実はバレンタインデーが結構楽しみであった。義理チョコばかりであっても、「チョコをもらう」という特別な行為にはワクワクがあり、毎年話題となる「義理チョコ反対派」の方々の気持ちがまったくわからなかった。誰からであれ、私にチョコをくれる人すべてを敬っていた紳士的な私であった。

 しかしながら、現在はすっかり「マジでいらねー」派である。

 なぜかという結論の前に余計な話をもう一つすると、同じように「若いころは好きだったけれど今は別に(沢尻エリカ風に)」なものとして「職場の飲み会」がある。これも「職場の飲み会に行きたくない派」の方々の気持ちがまったくわからなかったのだが、今は一切行きたくない。家に帰ってブログを書く時間をどうにか捻出している日々なのに、予定調和を崩す要件があると「きぃーーーっ!」となる。

 これらの共通点ははっきりしている。「可能性があるか、ないか」である。

 「何の可能性」ってそれはもはや言わずもがなである。可能性があるからたとえ義理チョコのテイでも嬉しいし、可能性があるから職場の飲み会でも楽しいのだ。しかし今は可能性がないので「3月14日に果たさなければならない かつ 忘れることが許されない重要案件が一つ生まれた……」「仕事のことしか話すことがない職場の人たちと2時間以上も話さなきゃならんのか……」という義務感のみが生じるイベントと化してしまった。

 可能性が実現するか否かは関係ないのである。可能性は「あるかないか」が重要なのだ!(声を大にして)

 人生において、この「可能性」というものが、行く先を煌びやなものにするかどうかを大きく担うのである。

 そんなわけで、半年以上前から「私は義理チョコいらない派です」と何かにつけて公言するという地道な作戦を展開してきた、チキン野郎なおっさんなのでした。

いや、実際は「もらうだけで良い」なら、もらえると嬉しいんですが……結局自分でキットカット買う方が安いじゃん?(クソみたいな意見)

2021/2/13 動画編集ソフトって高いよね

 現在、仕事上の必要から割と凝った動画を編集しているのですが(多彩な「仕事上の必要」)、その全てを「iMovie」だけでやっている自分に酔いしれております。「iMovie」は「任意の場所に文字入れができない」等の、操作が簡単ゆえの制約が満載の動画作成ソフトなわけですが、「入れたい文字を入れたい場所に入れたい書体で『Keynote』で作成し、背景塗り潰しなし設定でPNG変換した画像として貼り付ける」とか手間をかければ割と何でもできます(アホみたいな手間ですが)。最大のネックはこの「文字入れ」と、「動画・画像を2つまでしか重ね合わせられない(レイヤー処理ができない)」という点であり、背景合成をした瞬間に一度動画を書き出さないと追加の処理が全くできないのが他の動画作成ソフトとは一線を画す不便さではありますが、逆にいえばその手間を惜しまなければなんでもできるもんなんだなぁ〜と新たなる境地に達した心境であります。

 しかし動画編集は無限に時間が失われていくので、年中無休で動画をUPし続けているヒカキンとか、日本で一番働き者なのではないかと思います。「ヒカキンみたいなYouTuberになりたい!」とかのたまう小学生の気持ちがまったくわからない所存です。働きたくねー。

こういう背景処理をする度に書き出しをしないと他に何も処理ができないのです

2021/2/12 NiziUの読み方すら知らなかったおっさん(私です)

 職場で「J.Y.Park」のモノマネをやる必要性が発生したのだが(なにその状況?)、とりあえず散々褒めておいてから「これは褒め言葉ではありません」といっておけばオケ?

モノマネって似てることより「特徴をデフォルメする」方が重要よね。笑いを取りに行く場合。

2021/2/11 違いのわかる人

 【印傳の山本】から新作メダル2種が届いた!(黒ニッケルとベース赤×トンボ黒)

 やはり、「プロ」がデザインしたものって、配色等も含めてセンスあるよね! 全体感があるというか。私のようなトーシロがデザインすると、どうしてもまず「描きたい物」がバーンと中央に陣取るような図柄しか思い浮かばないので、その辺からして決して到達できない大きな差を感じる。

 で。

 話は変わるが、実はメダル写真の掲載をする上で地味に悩むのが「銀メダル」である。何が問題かというと、「銀」がうまく写真上に出ないのである。影になって黒っぽくなるか、白飛びしてバカみたいな銀色になるか(語彙力)の二つに一つとなる。

 私は動画でも静止画でもカメラはiPhoneのものしか使わない主義なので、この辺が難しい。接写も難しいし、証明を焚くことも一台だけだと難しい。図柄をはっきりさせる&写り込みを防ぐためにはどうしても影にした方がよくなり、結果、黒っぽい色合いとなる。

 つまり、今回登場した黒ニッケルメダルと写真上ではほとんど差がなくなってしまうのである。まあこれだけブログをやっているのだからこの辺りにもう少しこだわって撮影機材を買えばよいのかもしれないが。

さて、どちらが今回の新作でしょ〜?

 

2021/2/10 人間はルールをかいくぐりたくなる

 L3スイッチの空きポートに勝手に何か挿さっていた例としては、「個人が持ち込んだアクセスポイント」が、その意図と実現する利便性が一番わかりやすい物であった(アクセスポイントとは、要するに「WiFiアンテナ」のこと)。当時いたその会社では、セキュリティ対策の一環として、「SSIDのステルス化」と「MACアドレスフィルタリング」を施していた。これらは要するに「個人持ち込みデバイスを勝手に会社のネットに繋げさせないための施策」なのだが(セキュリティとしては弱いので、外部対策というよりぶっちゃけ内部対策と思われる)、これらを突破するコロンブスの卵的な発想として、「自分のアクセスポイントをL3スイッチに繋ぐ」という反則技を使っていた人がいた。ちなみにこのアクセスポイントは私が転職してきたときからすでに存在しており、別に隠されるわけでもなく、当時の私のようにネットワークのこととかよくわかっていない多くの一般社員が「便利な物」として全然普通に使っていた。なんなら私も使っていた(オイ)。

 しかしこれが実は許されざるものなのではないかと思うようになったのは、それこそIT系の資格の勉強を始めてからである。「情報セキュリティマネジメント試験」を受験したあたりから、だんだんとセキュリティを施した側の「意図」もそれを突破しようとする側の「意図」もわかるようになってきた。

 個人持ち込みデバイスはそもそも本社に申請して「MACアドレスフィルタリング」の許可リストに加えられれば合法的にネットを利用できることになっていた。確かに超めんどくさいが、「なぜこれをしないのか?」という疑問が常にあり、勉強していくうちに、「めんどくさいから」という超シンプルな理由であることがよくわかった。そのめんどくささこそが、本社側としては個人デバイスの持ち込みを抑制するところでもあるわけなのだ。だから、私がいた事業所では、個人デバイスの持ち込みが全国トップクラスで多かった。当時はそれはiPadをはじめとしたタブレット端末の普及と、それを利用したペーパーレス化が世間的にもてはやされる時代であったので、なんならうちの事業所は「IT化が進む先進的な事業所」と話題になるくらいであった。まあそこだけ見れば確かに嘘ではないのだが。。。

 この話の結末を書くと、「アクセスポイントを設置したのは実は情報システム部の主任だった」というオチなわけである。で、なんやかんやあって、全員正式な手続きを取り、会社のアクセスポイントに登録してもらい、無事変な状態を脱することができた。

 で、個人持ち込みのアクセスポイントを勝手に設置すること自体は、実はセキュリティポリシーの禁止条項として策定されていたわけではないので、その点だけを見れば実は違反していたわけではないのであった(まあ細かい設定項目に関しては違反していたけど)。つまり、「マニア」が、自分のもつ知識と能力を存分に発揮して、よく考えて行った行為であったともいえる。ただ、盲点を突くような、網の目をかいくぐることで実現した利便性は、エンジニアが守ろうとしているものを危険にさらす行為でもあるわけである。

 そういう戦いがあった日々も、もう遠い過去の話。

『名探偵コナン』にはスマホが出てくるようになったのに、『サザエさん』ではカツオがネトゲにハマるシーンとか全然出てこないよね

2021/2/9 空いているものを塞ぎたくなる心理

 「ネットワークスペシャリスト試験」受験に向けて絶賛お勉強中なわけなのだが、そのテキストの中に「小規模事業所ではネットワーク構成がシンプルで済むが、その分ユーザがいろいろと手を出す余地が生まれる。例えばスイッチの空いているポートにいつの間にか何か挿さっているとか」みたいな記述があり、思わず笑ってしまった。そうか、これはあるあるだったのかと(ここでいうスイッチとは電気を点けるときのでも任天堂のでもなく、ネットワーク機器のL2スイッチとかのことね!)。

 以前勤めていた会社で、ネットワークのことなんて何も知らんのに転職早々にいきなりネットワーク管理者に任命されて業務にあたっていたときに最も苦しんだのが、「詳しい人が勝手にいろいろやっていた」ことである。何も知らないという負い目があるだけに、詳しい人に物を言いづらい。

 私はいろいろな職場を経験しているが、いわゆる「マニア」な人というのはどこにでもいるもので、そういった人たちは自分の知っている知識を自らの職場でも良くも悪くも生かそうとしがちである。Excelでいえば誰もメンテナンスできないような複雑怪奇なマクロを組んで共有ファイルにするとか(まあこれは善意でやっていることが多いと思いますが)。

 ただ、これはたぶんであるのだが、エンジニアの目線からいえば「できることは分かっているけれども、敢えてやっていない」ということが多々あるのではないかと思うのである。例えば「自宅では自由にやってもらえば良いけども、会社でやられちゃ困ること」というのがあり、機器構成を敢えて余計な物がないシンプルな構成にしていたり、手間のかかる設定にしていたりする。しかし、マニアな人たちにとってはその部分こそが「家ではできるのに会社じゃできない!」と不便に思って、まるで挑戦するかのようにその実現に向けて努力をするのではなかろうか。(つづく)

ただのマニアがデザインに手を出すとこういう感じになっちゃいます

2021/2/8 我が敵は本能寺にあり

 光秀生存説で幕を閉じ話題沸騰中の大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回。個人的には「死ぬ大義名分」を失うくらいかっこよく描きすぎたゆえの結末なのではないかと感じる次第である。脚本家のインタビューを読むと、35、36話くらいまで「本当に本能寺に行けるのか?」と自身で思いながら書いていたらしい。で、あのかっこいい光秀を本能寺に向かわせた動機は「将軍殺害命令」であった。それなら信長を討ちに行くだろうと納得したとのことだった。

 逆に、無事?殺されてしまった信長は、本能寺で無双過ぎる強さを披露するものの、最後は蘭丸に命令して自らつけさせた炎に包まれた、死んだ。これが、信長の死に際でよく描かれる「炎の中で幸若舞を舞う」というカッコいい死に際ではなく、なかなかリアリティのあるお尻突き出しポーズで死んだものだから、なかなか無様であった。光秀がかっこよすぎるので、対極的に必然として信長をかっこよくできなかったのではないかという個人的な感想。

 実はこの日の日記はこのことで書こうと以前から決めていて、幸若舞『敦盛』の冒頭「人間五十年」は「にんげん」ではなく「じんかん」と読み、「この世界」という意味であり、「昔の人は寿命が短くて五十歳くらいで死んだから人間五十年なんだよ~」と得意げに解説している人は間違っているよ~というネタを披露しようとしていたのにできなくなった―-ということを言うことによって無理矢理挿入するスタイルね、これ。

「是非もない」

2021/2/7 優しさに包まれて

 食洗機の最大のメリットはやはり「出かける時にスイッチを押せば、帰ってきたらピカピカになっている」なんだけれども、それに匹敵するくらい個人的に良かったのは「手が荒れない」である。というか、手を荒れさせないために食器洗いのときは毎度ゴム手袋を着けていたのだが、これが地味にめんどくさくて、地味にめんどくさいもんで食器洗いが地味に億劫になり、地味に食器が溜まっていくという悪循環に陥りがちであった。これがまったくもって解決した。食洗機サイコー。

 さらには、これは使ってみて初めて気がついたことだが、使用済み食器の行き場がシンクではなく「食洗機の中」になったこともストレス軽減に大きな効果があった。意識の上ではこれまで全然気にしたことはなかったのだが、シンクがいつもすっきりしていることは、実はとても爽快なことである。よく言われる「物が視界に入ること自体がストレス」というのは「ビジネスホテルの居心地の良さ」になぞらえてよく説明されるわけだが、まさにあれを実感した次第である。何であれ使用済みの物が目に映るのは毒なのだ。

 あと、くどいくらい利点を挙げてしまうが、「めっちゃ綺麗になる」というのは驚きであった。スポンジによる手洗いは実は「スポンジの管理」に難しい部分があり、許されるなら1日でスポンジを交換したいくらいであった(だって普通に考えて濡れたまま放置したスポンジを3日も4日も使うのは汚いじゃんと考える生乾き嫌い人間)。そのため、手洗いしているときは「このスポンジで食器を洗って、本当に綺麗になっているのか……?」と疑問に思うことが正直多々あったのだが、そういった心労がなくなっただけでなく、マジで食器がピカピカになる。食器にベタつきが残ることがほぼない。仮に残っているときは、次回の食洗機回しでもう一度洗えばすっかりツヤツヤになったフライパンとご対面できる。また泡立て器などの網目状のものは、スポンジで擦っても「これで本当に汚れが落ちているのか……特に内側とか」と疑問に思いながらゴシゴシしていたのだが、気分爽快なまでにピカピカになって再会できるようになった。今の私は、食器を洗うたびに幸福となる。

 そんなわけで「自分でやった方が早いじゃん」というのは食洗機に限らず掃除機然り、洗濯乾燥機然りであるのだが、「自分でやらないということは、自分がいないときに(もしくは寝てるときに)やってくれる」という意味である。さらには、「自分より上手に仕事をしてくれる」という意味でもある。そう、洗濯板を使って自分で洗濯をするより洗濯機を使う方がトータルでは綺麗になるのと全てにおいて同じ理屈であることが、実際に使ってみて初めてわかった。機械では手の届かない局所的な汚れに関しては人間の手によって集中的に綺麗にする必要があるのだが、それは毎日人間の手によって掃除や洗濯や食器洗いをしたところで、そうした局所的な汚れに毎日は目が行き届かないのと同じことである。

 つまり、機械サイコー、ということになる。人間がロボットに支配される日は近い。

↓機械に支配された未来といえば
食器洗いとかマジ苦手そうなロボット

2021/2/6 ロボットが人を超えた日

 ロボット掃除機に対する所感であるが、これまた「狭い家だし、掃除機かけるなんて一瞬じゃん。何をそんなにめんどくさがってんの?」なんて、そう思っていた時代が私にもありました。

 しかしながら、狭かろうが広かろうが、ロボット掃除機の良さはそこではないのである。むしろ、人が在宅しているときは、広かろうが狭かろうが、ロボット掃除機を使用するのは不便である(なぜか毎回私の足に寄ってくる。懐いているワンちゃんのごとく。犬飼ったことないけど)

 ロボット掃除機とは、出かける前にスイッチをオンするために存在するのである(もしくはゆっくり風呂に入る前に)。

 「部屋に掃除機をかける」という段取りが人生の中から一つ消えた瞬間、「部屋に掃除機をかけなきゃ〜」という日々生まれいづるストレスが永遠に消え去ったのである。その解放感を今、毎日実感している。そのうち慣れてしまってこれが当たり前になってしまうのだろうが。

 今ではむしろ「出かけるのにルーロくん(うちのロボット掃除機の製品名)のスイッチ押さないなんて損だ!」という強迫観念すら生まれた(プラマイゼロ説)。ただ、自慢じゃないが、我が家は片付いているので、ロボット掃除機のスイッチを入れることに1ミリのストレスもない。

 ちなみに私は毎日掃除機を掛ける習慣が身についていた。が、ロボット掃除機で掃除をした初回、そして2度目までは、かなりの埃が取れてびっくりした。つまり、私の掃除機の掛け方はヘタだったということになる。これは微妙にショックだった。

 うちのルーロくんは、そんなにAIの頭が良い方ではないが、その代わり同じところを文句も言わずに何度も何度も何度でも、情緒不安定な恋人に自分の愛を信じてもらうための愚行を繰り返す人間の如く(何があったの?)、あっちこっちぐるぐるしながらゴミを吸ってくれるので、結果としてかなり綺麗になる。逆に私の掃除機掛けは、日々の習慣により変に効率的になっていたことがアダとなっていたのかもしれない。

 そんなわけで、私はもうルーロくん無しでは生きられない体となってしまった。あなたが好き。

ロボット掃除機のイメージって、こういう昔ながらのロボットのイメージだよね!(偏見)

2021/2/5 神と呼ばれた日

 下記「三種の神器」と呼ばれる家事自動化家電の中でも、存在自体が神と呼ばれるのが「乾燥機付き洗濯機」である。全人類が購入すべきであるとさえ言われるこの最強家電は、購入してみて、やっぱり「全人類が買うべき」と素直に思った。本当にストレスが減った。というか、「洗濯物干すのってストレスだったんだな」と、使ってみて本当の意味で実感した。というのも、私も以前は「洗濯物を干すのなんてせいぜい10分くらいじゃん。何をそんなに生き急いでいるの」と、そう思っていた時代が私にもありました。

 「洗濯物を干す時間が無くなる」のが乾燥機付き洗濯機の時短機能ではない。「洗濯機が回り終わるのを待たなくて良い」というのが最大の時短なのである。

 通常の洗濯機であると、濡れたままの洗濯物を洗濯機内に放置することは絶対に許されない蛮行である。生乾きは罪である。夜遊び上等の若かりし頃は仕事から帰宅後「洗濯→寝落ち→翌日干すも生乾きの臭い取れない→もう一度洗濯(or着ていくのを強行して職場でスメハラ)の無限ループを繰り返していたものである。

 それが現在では「出かける前 or 寝る前」に洗濯機を回すのがルーティーンと化した。だって生乾きしないんだもの。終わりを待たなくて良いんだもの。

 この「洗濯機の終了を待つ」という時間の束縛から解放されたことが、長くはない人生における少なくない時間的自由の獲得へと繋がった。本当に晴れ晴れした気持ちになった自分がいる。予定とか気にせずいつでも洗濯機回して良いのだから、洗濯がはかどってしょうがないなうである。マジで洗濯物を溜め込まなくなった。

 話が多少逸れるようだが、この気持ちは動画ストリーミングサービスの真の利点に気が付いた時と似ている。Amazon Primeでしか映画を観なくなって獲得したものは、「DVDを返却しに行かなくて良い」という自由である。私は本を読むのが大好きなのに昔から図書館が好きでなかったのだが、それは「借りに行くのは自分のタイミングだが、返しに行くのは相手のタイミング」という点である。つまり、借りに行くのは自由だが、返さなければいけないのは不自由なのである。旅行から帰ってきてすげー疲れて眠いのに、家の中にTSUTAYAのDVDが転がっているのを見て、眠い目を擦りながら返却しに行ったことは一度や二度ではない。それを私の怠惰さのせいだと言われればそれまでなのだが、借りに行く行為は生産的でも、返却という行為からは何も生み出されないため、つい後回しにしがちなのは人類共通の悩みであるはずだ(人類を巻き込んだ責任逃れ)。

 つまり、「相手の都合に合わせて自分の時間が拘束される」というのはストレスなのである。それが「洗濯」という日常的な行為によって日々生み出されていたことに改めて気が付き、そしてそれからの解放によって私の生活の質は確実に向上したことを実感している。まさに神と呼ばれるに相応しい家電である。

 余談だが、ガス乾燥機だと微妙にこの利点を享受できないのが玉にキズである。入れ替えせねばなりませんからね……

「俺は神じゃねー、仏だ」

2021/2/4 家電を三種の神器って呼ぶことを知っていると歳がバレるよね

 実は最近、敬愛するブロガーさんの記事の影響をモロに受けて「乾燥機付き洗濯機」「食洗器」「ロボット掃除機」をいっぺんに購入したのだが、マジで生活が激変した。キーワードは「出かけている間に全部やってくれる」である。

 上記の「新三種の神器」(私の中で)は家事の自動化を実現するアイテムである。つまり「自分でやらなくて良い」を実現する。だが、自分でやるよりも圧倒的に時間が掛かるので、「乾燥機使わない派」「手洗い派」「ダイソン派(笑)」は「自分でやった方が早い」と考える。しかし、そこじゃないんだよな~と、実際に使ってみて、初めて実感した。時間は掛かるが、時短なのだ。(つづく)

ドラえもんと違って、文句を言わないところも良いです

2021/2/3 天才が世界を造り、凡才は享受するだけなのに文句を言う

 ネットワークの勉強をしていると「TCP/IP」(いわゆるインターネット)の仕組みを考え出した人は天才過ぎて草生えることを実感する。この仕組みが1970年代には考案されていたというのがびっくりである。特に何がすごいって、現在これだけ高速に通信しているのに、チェック機能がすさまじいのである。「どれだけ確認してんねん」と、私が職場で上司だったらいちいちその都度確認に来ることをウザがるくらいチェックを繰り返し、エラーを検出し、エラーがあれば再送させる。つまりネットワークとは優秀な社畜の具現化であると言える。

※きっとこんな博士的な人が開発したであろうというイメージ図

2021/2/2 124年ぶりの2月2日の節分

 節分がなぜ2月3日ではなく2月2日になるのかの細かい理屈はいろいろなニュースソースに譲るとして。「国立天文台暦計算室の片山真人室長は『3日になったり2日になったりするので、豆まきをする時は気をつけて』と話している」とのことだが、豆まきをするときに気をつけるべきことはそこではないと思うのである。「床掃除まで含めて豆まきですよ!」ということであると思うのである。

鬼さんも来る日を間違えないように気を付けて‼

2021/2/1 走るにおける最大の悩み

 近所を5キロ程度走ることが習慣化されて10年以上経つ。が、未だに克服できないのが走行中の「便意」との闘いである。きちんと済ましてから走り出さないと、6割程度の確率でもよおすことになる。一度もよおし始めたら地獄で、「もよおしているので早くトイレに行きたい」という事実と、「走っているからこそもよおした」という相反する事実を両者抱える自己矛盾が発生し、この世の地獄を味わうことになる。あれはまさに「地獄」と呼ぶにふさわしい苦しみだ。

 だから、マラソン大会の中継を見ていて、トップ集団の選手がトイレに駆け込む姿を一度も見たことがないことを考えると、「実力が付くと便意をも制することができる」という理屈となる。そうなる。私もいつかその境地に達したい。

 と思った「大阪国際女子マラソン」。

初回が便意の話だと‼




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