大分県【鶴見岳ロープウェイ】 記念メダル

鶴見岳ロープウェイ記念メダル
鶴見岳ロープウェイ 記念メダル販売場所

【販売場所】
@山上駅(2029.3現在)
備考:登山すればタダで辿り着けますよ!

茶平に合わせるか現実に合わせるか問題

暗っ

 ここは茶平工業公式HPの「販売場所リスト」では【鶴見岳ロープウェイ】となっているが、実際に行ってみるといたるところに「別府ロープウェイ」の文字がそこかしこに。むしろ【鶴見岳ロープウェイ】という表記は一つとして見なかったくらいである(あったかもしれないけれど)。しかしこのブログはあくまで「茶平工業記念メダルアーカイブス」なので、ルールは茶平工業にある。茶平工業が白といえば黒いものも白くなり、芸人とアナウンサーが芝生で仲良く寝転がっていたことも事実有根になるのである(何の話?)。

 【鶴見岳ロープウェイ】は、記念メダル界では割と定番となっている「ロープウェイ山頂駅メダル」である。他の場所で言えば【御在所ロープウェイ】【金華山ロープウェイ】【箱根園駒ケ岳ロープウェイ】あたりが割とメジャーか(他にもある)。私も昔は「山メダルは登山で手に入れるんだ!」という気概があり、7万円弱かけて登山道具一式を揃え、御在所金華山富士山伊吹山駒ケ岳(長野)とまるで登山好きかのように1年のうちにいろいろな山に登ったものなのだが、その1年で力尽き、今では誰よりもロープウェイを愛するようになった。よく「ロープウェイは運賃が高い!」という文句を聞くが、文句があるなら一度自分の足で登ってみることをおすすめする。私は別に山登りが特別好きなわけではないので自分の足で登る喜びをそんなに感じなかったせいか、「あの苦労がこんな一瞬で終わるのか⁉︎」とロープウェイの恩恵による感動の方が圧倒的に大きかった。文明の利器万歳である。

 そんなわけで鶴見岳を自らの足で登る気力など1ミリもなく、ロープウェイ乗り場にて気前よく運賃を支払ったのだった。高っ!(←オイ。ちなみに往復1600円)

【雲仙ロープウェイ】をそっくりな写真でどっちがどっちだかわからなくなったというね。
ちょっと風通しの良いロープウェイで山頂に向かうのでした(嘘)。
山が見えたり
海が見えたり
らじばんだり
鶴見岳ロープウェイ 山上駅
で、到着。

  山上駅に到着すると、多少の登山で鶴見岳山頂まで行ける。登山といっても舗装された階段を登るだけなので、なんならサンダルでも大丈夫である。ただこの日はまだ3月だったこともあり山頂はさすがにまだ寒かった。サッカー用のベンチコートを着込んで控え選手のテイで登山をした。

 山頂ではすでに先客の観光客が大勢いて、しかもそのほとんどすべてが中国人観光客であった。「あのロープウェイは実は長江に繋がっていたのか⁉︎」と一瞬思ったわけでもないのだが、最近はどこにいっても中国人観光客がたくさんいるな〜としみじみ思う九州の旅でもあった。大学時代は第二外国語で中国語を選択して学んだものだが、まったく、全然、これっぽっちも読めるようにはならなかった。なんならテストの時にはレ点やら送り仮名やら適当に付けてなんとなくで読んでいた。いや、読めてなかったけど。今後も日本国内の旅行を続けるからには、いよいよ中国語を習うべきときが来たのか⁉︎

 余談だが、中国語の講義で非常に印象に残っているのが、中国人の先生が「私は映画の脚本も書いているんです」とかねてから誇らしげに言っており、リスニングのテストだということで「今から私が話すストーリーを聞き取ってください」といったことがあった。で、そのストーリーが、中国語である以前にいまだによくわからないのである。以下、そのストーリー。

 ある寒い夜、一人の男が公園のベンチで寝ていた。そこへ警察官がやってきて、男に訪ねた。
「君はここに住んでいるのか?」
「そうです?」
「家はないのか?」
「家はあります」
 そう言って男が指差した先には、非常に立派で大きな屋敷がたっていた。警察官は驚きながら尋ねた。
「あんなに立派な家があるのに、どうしてこんなところに住んでいるんだ?」
「あれは家であって、住むところではないからです」

いや、わからん

 改めて文字に起こしてみたが、やはりわからなかった。当時のノートにメモした内容を読み返した時点で「いや、わからん」と思い、改めて文字に起こしてみて「いや、わからん」であった。いや、わからん。

 ただこれは私が凡人であるがためにわからないのであって、見るべき人が見て、読むべき人が読めばとても深い内容であるのだと思われる。なぜならば、その先生は我々への講義を最後に大学から去り、映画の仕事を選んだそうだからである(本人がそう言っていた)。つまり、それだけ実力が認められていたということを意味する。
 いや、私も「たぶん最後のセリフは深いんだろう〜な〜」というのはわかるのだが、その底なしの深さゆえなのか、どういう意味なのか私には本当にわからないのである。これを理解できたときにはじめて私は中国語も理解できるようになるのだろう(そうなのか?)。

 そんなことを思い出した、鶴見岳の山頂にて。

かつて「『100万ドルの夜景』って安くね?」という話を記事にしたが、ここではきちんと「1000万ドル」になっていて感心したという話。
この空はどこへでも繋がっている〜

 ちなみに帰りのロープウェイで、観光案内のアナウンスをしてくれていた女性の乗務員さんが、めちゃくちゃ流暢な営業アナウンスをしている途中で「あっ、鹿だ! みなさん鹿がいますよ!」といきなり地声で話しかけてきて、ギャップ萌え〜であった(私の好みのメガネ美人であった)。しかし私は致命的なまでに鹿には興味がなかったのであった。

記念メダルについて

最近では見るとホッとする青いあんちくしょう

 記念メダルは山上駅にて販売されている。そのためロープウェイ乗車は必須である(登山してきたらタダだけどね〜)。

記念メダルの底値でございます。これより安いのは今のところ見たことがない。
「いのうえ とうじ」って誰?

 デザイン的にもかなり凝っていて「ザ・観光地」感が溢れており、記念メダラー達からの評価は高いのではないだろうか。英語表記よりも、漢字がババンっと入っている方が評価が高くなる傾向あるよね。

 私としてもとても良いと率直に思っているのだが、今話題の【スカイツリー】の令和メダル等と比べると、どちらも同じように漢字をババンっと使っているのに、やはり【スカイツリー】はデザイン的に洗練されていて、こちらはどこかイモっぽいというか、良くも悪くも「ザ・観光地」感から抜け出せない何かがある。まあ【スカイツリー】メダルのデザイナーが非凡であるだけだと思うのだが、一体何が違うんでしょうね〜




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