岐阜県【伊吹山ドライブウェイ】 記念メダル

 この場所は、茶平工業HPの「販売場所リスト」から販売終了として削除されたものの、その後生存が確認されたレアな場所である。ただし、リストに掲載されていたときは金色メダルが存在したのだが、削除されてからは上記の銀色メダルしかなくなっていた。また、現在もまだ売られているかは不明である。

 ドライブウェイのドライブインで販売されているので、もちろん有料道路を通ればクルマで行ける。しかし私は、健気にも登山をしてドライブインまで行き、購入した。これをしたのは、富士登山に備えた練習の一環であったことが大きい。決してストイックなわけでも登山が趣味なわけでもない。むしろクルマ好きである。

 登山道から行くと、ドライブインには、頂上まで登ってから階段状になっている道を少し下る必要がある。下るということは、戻るには登らなければならないということでもある。正規登山ルートで数時間かけて登って来た者にとっては、この上り下りが地味に堪えるのである。なぜ頂上をドライブインにしなかったんだと岐阜県の行政を憎みもした。

 伊吹山は登山初心者にとってはなかなか歯ごたえのある山で、この山を登って初めて、「登るのは良いが下るのは嫌だ」と思った。私が感じた登山の難しさはここにあり、頂上まで登ると「うわー、気持ちいー↑」とテンションあげあげの達成感があって気分が高揚するのだが、よく考えてみると実はそこは全行程の丁度半分でしかなく、同じだけの道のりを帰らなければならないのである。しかもよく言われる通り、登りより実は下りの方が辛い。しかも私は膝がだいぶボロボロなので、プレパラートの膝と心をもつ男として名を馳せた私にはめっちゃしんどいのである。

 そう、私は下りが嫌いなのである。これから人生も下り坂へと差し掛かろうとしているのに、果たして生きていけるのだろうか?

 人生のそうした厳しさを教えてくれたのが、ここ伊吹山である。適当な発言。

 ただ、山としては道がそんなに険しくなく、景色も雄大で、登山の醍醐味に溢れた良い山であった。初心者が「ザ・登山」を味わうにはほどほどの難易度でおススメの場所である。

 今となっては信じられないが、この頃は登山雑誌を立ち読みするくらい山登りを楽しんでいた。もう二度とやることはないと思うだけに、不思議である。

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