宮城県【仙台市科学館】 記念メダル

記念メダル販売場所

@ミュージアムショップ内
備考:販売終了

科学館はティラノサウルスに走りがち

 このティラノサウルスのメダルが、至る所で目にする定番のメダルである。私の予想では、恐らく金型が茶平工業の方から提供? されて、メダルの原価のみ(200円以下)で製造できるからではなかろうかと踏んでいる(裏面の金型製作は必要だが)。つまり、「お安く」記念メダルが製作できのではないだろうか。すげー勝手な推測だが。

 政令指定都市は「市科学館」を作りがちである。もちろん地域の教育に貢献するためであろう。しかしここでも私が気になるのは、やはり雇用形態である。「市営」であるのだから、従業員の少なくても一部は市役所からの出向職員であるはずである(経理担当者など)。

 「公務員」といえば、すぐさま頭に思い浮かぶのは「アフター5」や「週休二日」だと思うのだが(個人的見解)、このような公共施設に出向することになったら、その辺はどうなるのであろうか? 例えば絶対に休日・祝日は出勤になるはずなのだが、その辺、市からの出向職員は納得できるのだろうか? 「休みの日に休めないなんて、何のために公務員になったんだ!?」と思わないのだろうか? いや、もちろん仕事なのだから納得がいかなくてもちゃんと勤めるだろうが。

 私が思う公務員制度の最大の欠陥は、「望んでその職務に従事しているわけではない」という点である。市職員や県職員等の公務員になりたいと思っている人の多くは、市役所や県庁に勤めることをイメージして試験に臨むと思うのである。しかし、いきなり「児童相談所勤務ね~」という辞令が下ることもあり得るわけで、児童相談所職員になれば、いきなり過酷な現実と向き合うことになるのは確実である(児童福祉士等になることを望まなければ配属されないのかもしれないが)。こうした公営の科学館や博物館に配属された場合は、その主たる業務は恐らく学芸員が企画・運営し、出向職員は主に事務を担当すると思うのだが、勤務形態はもちろん開館日・休館日に合わせるだろうから、サービス業的な勤務を求められることになる。この辺「思ってたんとなんか違う」となりそうである。仕事のモチベーションで「納得」の二文字は非常に重要であると考えているので、こうしたことから現場と事務方の軋轢が生まれないかと勝手に心配している公務員マニアな私。休日に公営施設を訪れると、ついそんなことを考えてしまうのであった。

 




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