栃木県【キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原】 記念メダル

キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原 記念メダル

【販売場所】
@敷地に入ってすぐにある管理棟の裏側
備考:早朝等の時間外で管理棟入り口が閉まっていても、スタッフさんたちが出入りする建物裏のテラス?側に販売機が置かれているので、お願いすれば購入させてもらえるかもしれない(というか、お願いしてしまった。電源はすでについていた)。

残された数少ない思い出たちとともに……

朝ぼらけの中のパンダ
メダルの図柄は施設ロゴ

写真データを消しちゃったみたいでしてね
( ;∀;)

 つらい。。。

 よもやこのようなことを自分がするとは想像だにしておりませんでした。正直、「職場ならいざしらず、プライベートでデータのバックアップをとるとかなんなん? 意識高い系?ψ(`∇´)ψ」と内心でうっすら嘲笑っている自分がおりました。私は基本的にはミニマリスト志向なので、データに関しても余計なものは取っておきたくない——必要無くなったら即削除こそ至高だと考えておりました。つまり、「不安だから消さないでおくとかバックアップを何日分も溜めるとかしてるからすぐにSSDが一杯になるし、そういう人は決まってデスクトップがグチャグチャになりがちですな(`∇´)ケケケ」と思っていた昨日までの自分をグーで殴ってやりたい、ということです。これこそまさに天罰というやつですな……

 そんな私でも大切な写真データは逐一クラウドにバックアップをとっているのですが、残念ながら記念メダル巡りの写真は私の中の大切な写真カテゴリーには入っていなかったので、一枚として残っておりませんでした。むしろ自動でバックアップされないように早々にPCにデータを移してソッコー消去することを己への信条としていたくらいでございます。。。

 今後はこうした向き合い方を少し変えなければならないだろう。まあたぶん同じ過ちを繰り返す可能性山の如しであるが。

 ということで、以後はTwitterに投稿していたことにより奇跡的に残っていた写真とともに振り返る。

テント泊とキャビン泊が選べるという施設名どおりのキャンプ場

 ここ【キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原】は、ご覧の通りキャンプ場である。近年の空前のキャンプブームにより予約が取れないキャンプ場の一つとして名前がよく挙がる場所であり、実際に足を運んでみてその理由がよくわかった。このキャンプ場はレベルがかなり高い

 そのレベルの高さを収めた数々の写真がいまや手元に無いことが本当に悔やまれてならない(まだ引きずっている)。実は私は近年流行りの「グランピング」がとても好きで、敢えてブログやTwitterで発信するようなことはしてこなかったのだが、グランピング施設があるキャンプ場には恐らく並の人よりも行ったことがあるだろう。

こんなところとか(※キャンプ・アンド・キャビンズではありません)。
ちなみに雪が降るくらいの寒さだと「テント内にエアコンがあっても神の前に跪く人間のごとく無力」ということをぜひお伝えしておきたい。

 そんな私がここ【キャンプ・アンド・キャビンズ】がレベルが高いと感じたのは、ひとえに「難易度が低い」という点である。

 難易度が低いというとまるでバカにしているかのような印象を受けてしまうかもしれないが、これはマジで最高級の褒め言葉として述べている。それというのも、全然キャンプをしたことがない人が「キャンプ」と聞いて二の足を踏んでしまう最大の原因は、その敷居の高さにあると考えているからだ。例えば、まず”テントをはじめとしたさまざまなキャンプグッズを揃えなければならない”とか、”テントの張り方がわからない焚き火のやり方がわからない”とか。あるいは「キャンプ場のトイレは汚そう」とか「夜にトイレに行きたくなったらどうしよう」とか「お風呂はどうしたら良いんだろう」とか「キャンプ飯とか作れないし」とか。

 確かに、芸人のヒロシレベルのキャンプとなると、とてもにわか勢が踏み込める領域ではないだろう。

この動画、見てるだけで楽しい。絶対私にはできないけど。

 ただ、このレベルのキャンプの楽しさがわからないとしても、初心者勢がいろいろとお膳立てをしてもらった上で自分達が出来ることだけをやる”キャンプ的な楽しさ”も、やっぱり楽しいものなのだ。その最たるものが「グランピング」である。これはきっとヒロシレベルの真のキャンパーの方々からしたら邪道なもの、というか、まったくの別物であろう。が、ホテルに泊まることとは全く違う”キャンプ的な楽しさ”を味わうことができるところが、私は大好きである。たとえキャンプとは違っても、外で食べるご飯は何でもおいしいし、バーベキューは楽しいし、山の空気は気持ち良いのである。

 簡単にいえば、外(みたいなところ)で寝泊まりするだけでなんだか楽しい。それだけで良いじゃないか!(何目線?)

 で。

 何が言いたかったかというと、”難易度が低い”ということは、それだけ施設側の心配りとサービスが大きいということである。つまり、初心者にもキャンプを楽しんでもらうには施設側がいろいろな物を用意して、初心者でも安全安心に楽しみつつ、かつ、満足できるような心配りをしなければならないというわけである。特に子供連れであるなら、その子供に楽しんでもらうことこそが顧客の主要なニーズとなる。そして実は、親の負担が大きいと、子供に対する余裕がなくなるという点で、このニーズを満たすことが難しくなってくる。

 メインターゲットの大部分を「子供連れの家族」に絞り、小さい子供を連れた家族が負担少なくキャンプを楽しめるような難易度の低さを実現することは、ホテル等のサービスとはまた違った不断の努力が必要であることは想像に難くない。はっきり言って、めっちゃめんどくさい部分である。ロマンチックを演出しておけばよい大人カップルとは訳が違うのである。大人たちは大自然の中で夜になれば自分達で勝手に楽しみ始めるだろうが、子供を楽しませながら大人の負担を減らすことはアイデアと工夫が必要となる大変な部分である。

 ここ【キャンプ・アンド・キャビンズ】は、それをキャビンを充実させるという方向によって実現している。一言でいえば、衣食住に不安を抱かせないキャンプを提供しているのである。それはもはやキャンプではないじゃないかという声が聞こえてきそうだが、極論、別にキャンプじゃなくたって良いのである。楽しければ良いのだ

 さらにいえば、子供向けの遊具やアトラクションを充実させることで、”野山で遊んでいるけれど実は安全”という点を実現しているところもポイントが高い。敷地内をぐるっと囲むようにネットフェンスを張り巡らせて予期せぬ場所から野山へ出てしまうことを防ぎつつ、かつ、遊具を提供することによって”子供が無茶をする危険な遊び”を自然な形で防いでいる。子供は遊具があれば、遊具で遊ぶのだった。

意味もなく焚き火の写真を載せておきますね
何の脈絡もなく、帰りに新名神清水PA食べた大好物のキムチスタ丼を載せておきますね

 まるでプロモーションのようなことを書いてしまっているが、もちろん一銭たりとも受け取っていない。くれるというのならもらうこともやぶさかではないが、とりあえず何ももらっていない(欲しいんか⁉︎)。

 私はここが家からそこまで遠くなかったら、まず真っ先に予約できるか確認してみる施設の一つになったことだろう。現在は何となくいろいろなキャンプ場をゆる〜く巡っているような状態だが、その中でもトップクラスに私のような初心者に優しいキャンプ場であったことは間違いない。

バスかわいい

記念メダルについて

ラインナップ

 販売場所はいわゆる「キャンプ場の管理棟」となっていて、オープン時間は9:00〜17:00である。しかしそこはキャンプ場。あまりにもハチャメチャな時間はもってのほかだが、早朝も夜もスタッフさんがいるので、きちんとお願いすれば購入できる可能性は高い。実際私は朝7時頃に、すでに稼働していた販売機でメダルを購入させていただき、静かな山の中のキャンプ場に刻印機のガッコンガッコンという音を木霊させた。実に爽やかな刻印音だった。自然溢れる山の中では、刻印音すら清々しい。

もしかしたら24時間つけっぱなしかも。
木材でピッタリサイズの収納を手作りできちゃうところがキャンプ場っぽい!

 キャンプ場と記念メダルは実は割と相性が良いのではないかと思った。キャンプはまさに非日常を味わうためにする行為であり、非日常を味わった記念を残しておく手段が”記念メダル”の本来の存在意義であるからだ。実際、私がガッコンガッコンと音を響かす姿を見て、後ろで朝食を食べていた(?)どこぞのお子様たちがメダルをねだり、ご両親の財布の紐は非日常の中で驚くほどゆる〜くなっていたようであっさり購入していた。家族でキャンプに来た日を形にして残しておきたいというのは自然な人情であろう。

 現在のところキャンプ場への販売機の設置はここ【キャンプ・アンド・キャビンズ】のみだが、こういう方面で販路を拡大していくことも一つの道であるかもしれない。

 デザインは施設のロゴマークを表した非常にシンプルなものだが、これがイイ( ・∇・)!よね、実際。古臭いと言われようと、マニアとしてはやはりこういった金型ベースのメダルを愛してしまうのだった……

なんか寂しいので、この「茨城–栃木遠征」で入手したメダルたちを載せておきますね。




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