【販売場所】
@鉄道資料館入り口すぐ
備考:突如として新作メダルが量産され始めた!(犯人は蓋ノ屋だ!)
群馬県の鉄道文化=峠の釜飯
私は全然知らなかったのだが、【碓氷峠鉄道文化むら】の近くにはかの有名な「峠の釜飯」があるらしいということを、記念メダラーの皆様のツイートにより知った。ここを訪れる記念メダラーたちは、必ずと言って良いほど「おぎのや」を訪れているようだった。私も9年ほど前に一度【碓氷峠鉄道文化むら】には訪れたはずなのだが、全然、まったく、これっぽっちも知らなかった。「おぎのや」という店の存在自体を知らなかった。
私は鉄道にも駅弁にも全然興味がなく、なんなら駅弁よりイオンの惣菜弁当の方が安くてうまいじゃんとすら思っているような、その筋の方々からグーパンチを食らいそうな鉄道無関心者なのだが、釜飯には憧れがった。なぜなら、まず釜飯って日常生活では食べないじゃん(唐突な中居くん風の口調)。
幼少期の頃にアンパンマンを観ていても、天丼マンとカツ丼マンは理解できるものの、釜飯どんは理解できなかった。なぜなら、釜なんてもの自体目にしたことがないからである。そしてこれは、今もってそうである。炊飯ジャーを見たことはあっても、古文の世界に出てくるあの釜で米を炊いている現場などこの目で見たことは一度としてない。釜を見たことがある人間とない人間の二つに分けたなら、私は「ない人間」なのである。
しかし、このまま生涯を終えてしまうには、あまりにも寂しい。私は実はアニメ『アンパンマン』の第一回放送を幼稚園の時分にリアルタイムで観た人間なのだが(歳がバレる)、あのときに出会った釜飯どんのことを、私は今も理解できてはいない。天丼を食べれば天丼マンの「てんてんどんどん、てんどんどん〜」が、カツ丼を食べればカツ丼マンの「黒豚お肉をパン粉で包み カラッと揚げたてトンカツを〜」がどこからともなく聞こえてくるのに、釜飯どんの「かまかまどんどん、かまどんどん〜」が脳内再生されたことは一度としてないのである。釜飯を食べたことがないからだ。
そう、この度のプロジェクトは、単に鉄道車両を見に行ったついでに釜飯を食べるなどという生温い企画ではないのである。数十年の時を超えて、幼稚園のアンパンマンごっこでバタ子さん役をやっていた幼き日の私に対して、「釜飯どん=釜飯」というアンサーを与えに行く旅なのであった。「おぎのや」の釜飯を食べて初めて、私の中に釜飯どんは真に誕生するのである。
そんな釜飯を食べた感想としては——
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普通です( ´_ゝ`)
駅弁って感じでございました。
ただ、私の中に真の釜飯どんが誕生した瞬間でした。こんにちは、釜飯どん。
非てっちゃんが鉄道施設を訪れる悩み
当ブログにて何度も何度も述べてきたが、私は鉄道に興味がない。これはもはや悩みの種ですらある。
これほどまでに鉄道関連施設を訪れているのに、一向に1ミリも興味をもてないのは、もはや病気ではないかと疑っている。フラれた相手に諦めずに何度もアタックして交際を成功させたエピソードを聞くたびに「それは多少なりとも最初から望みがあったからじゃね?」と思うのは、何度訪れても鉄道に興味をもてないこの自分の変わらぬ心の有り様に起因する。人の心は変わらない。変わるとしたら、それは変わる素地が最初からあったためである。
そんなわけで目につくものといったら、鉄道施設を訪れたにも関わらず非鉄道関連のものばかりであったことが、撮り貯めた写真を見返すことで自覚された。どうしても鉄道に興味がもてない己の心の苦しみを垣間見るようであった。展示車両の写真が全然ない。
施設内で探していたものは、鉄道車両ではなく、ネタになりそうなものばかりであった。
しかし誤解してほしくないのは、私は鉄道に興味をもちたいと思っているという点である。なぜなら、興味が持てれば鉄道施設が楽しくなるからという単純明快な話だからである。記念メダルを追い続ける限り、今後も鉄道関連施設に足を運ぶことはままあるだろう。その際に展示物に興奮できた方が楽しいことは言うまでもない。私は興奮したいのだ(変態的な口調で)。
唯一の望みがあるとすれば、それは新幹線である。私は唯一、新幹線のみ、乗ること自体を楽しみにしている。なぜなら移動しながら本が読め、ブログが書け、勉強ができるからである。無論、普通の電車でも同じことはできるし、なんなら毎日の通勤電車でそれらのことをしているわけだが、快適さが違うという意味で新幹線は私の中で特別な存在なのであった。
ただそれは、どちらかというと「カフェが好き」という感情に通ずるものがある。つまり、「空間が好き」なのであって、外観とか、型番とか、ましてや長年親しまれた0系車両のラストラン等に興味があるわけではない。しかも私の興味の根底には、「移動」という要素が加えられて初めて成り立つものがあるので、たとえば、「新幹線の車両を利用したカフェ」みたいなものでは、「いや、普通のスタバの方がいいっす( ´_ゝ`)」という感じになるから困ったものである。
そういった要素を積み重ねていき「自分が鉄道関係でどういったシチュエーションなら興奮するか」ということを考察してみると、一つの答えが出た。それは——
新幹線の車内販売で記念メダルが販売される
である。
たぶんそんなに売れないだろうが、何かの記念にどこかでやってくれないものだろうか。できれば東海道新幹線か東北新幹線で。そうすれば、どこかに行くついでに購入できるんだけどな〜
以上、鉄道について何も語れぬ人間が頑張って記事を書いた結果でした。
マンホールを求めて
【碓氷峠鉄道文化むら】は、蓋ノ屋さんが展開するマンホールメダルシリーズを実地販売する数少ない場所の一つである(他は【飯山駅観光交流センター】と【上高地】)。ということは施設内に該当のマンホールがあるということで、探索の旅に出た。といっても、公式Twitterからは「ぜひ探してみて下さい」とお願されていたにも関わらず、その純な願いを裏切るがごとく、あまりの暑さに早々にググってしまった(現代っ子)。そして何のことはなく、このマンホールをデザインされた方が場所をツイートしてくれていたので難なく見つけることができた。
この辺の仕事上の機微って難しいよね、実際( ;∀;)
一番難しいのは、みんな良かれと思ってやっているという点でしてね。。。連携の取れなさを縦割りだ何だとすぐに言われがちであるが、ステークホルダー達の連携って思うようにいかないものよね……。みんな、盛り上げようという意識のもとで良かれと思ってやってることが大半だし。その方向性が違うだけでさ……(´;Д;`)
と、まるで走馬灯のように自分の日々の仕事に重ね合わせつつ、とりあえず地面にシーラカンスを置いて怪しくしゃがみこむおっさんが一人。
記念メダルについて
2021年8月現在において、ここ【碓氷峠鉄道文化むら】は群馬県内唯一の記念メダルスポットとなってしまった(かつては【鬼押出し園】でも販売されていた)。群馬県最後の砦として奮闘しようという意気込みなのか、最近になって新作メダルを連発する事態が発生した。しかも、私が訪れてすぐに更なるメダルが発売された。これを「茶平メダルあるある」と呼ぶのであった。
新作メダルが発売されることはまったくもって喜ばしいことであり、理屈のみで考えれば、すぐだろうが一年後だろうが手に入れるためにはもう一度訪れなければならないという事実は変わらないのだから、苦しむ理由など何一つないはずである。それにも関わらず「茶平メダルあるある」に見舞われた記念メダラーたちは、金メダルを逃した柔道日本代表並みの喪失感に見舞われるのであった。そこには理屈を超えた人間の感情の世界が存在するのである。悲しいものは、そう、悲しい。
※その後、入手しました。
販売場所は、鉄道資料館の入り口すぐである。
デザインとしては、硬派で無骨な昔から販売されている旧メダル2枚と、萌え萌えでキャピキャピな碓氷恋嬢メダル、そして我らが蓋ノ屋さんプロデュースのマンホールメダルというカオスなラインナップとなっている。このラインナップで全種類購入する猛者は間違いなく記念メダラーであろう。鉄道愛だけでも萌えキャラ愛だけでも足りない、そこにはメダル愛が必須なのである。
萌え萌え系&マンホールは記念メダラーたちに不評なプリントタイプなのだが、最近思うのは、ここまでこのプリントメダルが普及したのならば、商業的には大成功なのではないだろうかということである。むしろ、プリンターでメダルを量産する技術が確立されていなかったら、今頃茶平工業はどうなっていのだろうと、むしろそちらの方の心配をしてしまうに至った。プリントメダルがなければ、マンホールメダルも無ければ、プリキュアメダルも無かったわけである。そうなるとむしろ、茶平工業はどうやってこのコロナ禍を生き抜いていたんだろうと、戦々恐々とする次第である。
このように考えると、むしろ【あわしまマリンパーク】はかなり異端であると言える。アニメキャラを金型メダルで製作し続けるあのモチベーションはどこから生まれるものなのだろうか。スタッフに記念メダラーがいるとしか思えない。
という関係ない話で、完。
(過去記事)暴走行為はダメ、ぜったい
群馬県の碓氷峠といえば「シルエイティの女子二人組」である。
『イニシャルD』を知らない人にとってはなんじゃそりゃ? だと思うが、知っている人間にとっては「碓氷峠=シルエイティ」なのである。これと同じような現象に、「GTRはR33はクソ」という作者しげの秀一による世の刷り込みがあり、クルマ好きの間でのこの漫画の影響力の大きさを物語る。実際R33に関しては、よく知りもしないどころか乗ったことすらない人間同士の会話なのに「やっぱ33はダメだよね~」で話が通ってしまうところがあり、この漫画の大きな功罪といえる。その会話をする99%の人間は、R33の性能を十分堪能するスキルを持ち合わせていない人間であり、サーキットすら走ったことがないであろう(もちろん深夜の峠道も)。マスメディアの影響力の大きさは計り知れない。
件の「シルエイティ」がこれほどまでに世に知られるようになったのも、この漫画の影響力かなり大きいと言い切れる。なぜなら、正反対の車「ワンビア」に関しては、全然知名度がないからである。「シルエイティ」は劇中に登場するが、「ワンビア」は登場しない。その差で、ここまで知名度が違うのである(まあワンビアにするのは利点がほとんどないゆえ不人気であったという理由もあるかもしれないが)。
ちなみに「シルエイティ」とは、「180SX(ワンエイティ)」という車に、「シルビア」という車のフロント部分を移植した車のことをそう呼ぶ。だから、「ワンビア」とはその逆、「シルビア」に「180SX」のフロントを移植した車である。
そんなわけで、碓氷峠を走ると、シルエイティを夢見るのであった。
そんな【碓氷峠鉄道文化むら】である。
鉄道系の施設では記念メダルがよく販売されているので、訪れる機会も必然的に多い。その時に悩みなのが、「鉄道に全く興味がない」ということである。本当に興味がない。まったくない。全然ない。見ても何も思わない。これがどれくらい興味がないかというと、一般の方に「記念メダルを集めてるんだ~」と言っても全く興味を示してもらえないときと同じくらいだと思っていただければ丁度良い。どれだけ興味がないかわかっていただけただろうか。
この施設はかなり遊べる施設で、鉄道好きの子供を連れてきたら大興奮間違いなしである。車両もたくさんあるし、乗れるし、屋外で気持ちいいし、山の空気をおいしい。弁当もうまいだろう。
だが、私は一人で訪れ、弁当もなく、鉄道にも興味がない。山の空気はおいしかったが、だからなんだというのだろうか。山の空気がおいしいことが生かされるのは、「山の空気がおいしいね」と言える相手がその場にいるときだけである。
しかしこの施設で非常に気に入った場所が一か所だけあった↓。
歴代の『電車でGO!』が勢揃いしていたのである。これには感動すら覚えた。そんじょそこらのゲームセンターでは、最新機種はあっても、歴代のものをすべて揃えるというこだわりを見せられるところは少ないだろう。この設置は、この施設ならではの、施設のコンセプトに合致した素晴らしいこだわりであった。
このような細部へのこだわりが、施設を大きなプラスの方向へと導くはずである。
神は細部に宿る——
『電車でGO』を勢揃いさせるそのこだわり力が、施設のさまざまなところにも行き届き、この施設の長い歴史を支えているのである。
何年続いているのかは知らないが(知ったような口きいてすみません)。
一昨日、訪れましたところ、こちらのアナウンスどおり
https://www.usuitouge.com/bunkamura/news/925/
新種が二種追加されていました。
左からマンホール(700円)、碓氷恋(600円)、EF-63(500円)、ED-42(500円)の四種、打刻料は50円です。
そういえば、鉄道関連のメダルとして鐵Cコインなるものがありますが、プロの目から見てどうですかー。
コメントありがとうございます(^^)
蓋ノ屋さんが発売された新作メダルですね! 私も近いうちに再訪してぜひ手にしたいものです。素敵なデザインですよね!
また、マンホールメダルはコンプリートしたいので、その点でも早く手に入れたいです(^^)v
鐡Cコインは存在は存じておりますが、私は収集しておりません。手を広げすぎると収拾がつかなくなるというのが主な理由です。
私は鉄道にはあまり興味がないのですが、鉄道関連のコレクターズアイテムとしては、とても良いものだと思っております。ガチャガチャはロマンです。
ちなみに私は生粋のアマチュア野郎でございます。
鉄道に興味はあるんですが、第◯弾とか付いてて、もう手に入らないと思うと途端に手をつける気が無くなるという・・・
その点、茶平さん程の規模になると、既に手に入らないメダル多数、全容も不明なので「手に入るくらいで・・・」と逆にやる気が出るので不思議なものですw
手を付ける気がなくなってしまう現象でいえば、茶平工業さんの手描きメダルのコンプを絶たれた方々も、同じような想いをした方は多いのではないかと予想します。
というか、私です。
でも、何事も無理をすると続かないと考えておりますので、おっしゃる通り、全容が不明な物の方が、上手に付き合っていけるかと思います。
その辺のことをいつかブログにしようかと思います~。