鳥取県【水木しげる記念館】 記念メダル

水木しげる記念館 記念メダル
記念メダル販売場所

【販売終了】
@入り口前……だったんだけど、現在ではミュージアムショップ前に変更されたらしい(有料エリア)
備考:刻印では、若気の至り、若さの勢いで安易なことを刻んではいけないと教えてくれた場所。※販売終了

my first memorial medal

 ここ【水木しげる記念館】は、なんと私が記念メダルを初めて購入した場所である。そう、全ての旅は、ここから始まった。ドラクエ3でいえば、ひのきのぼうと50Gで魔王を倒して来いと王様に言われたあの玉座の間であるといえる。記念メダルを「ちいさなメダル」に見立てて集めるのは、記念メダラーあるあるの一つである。

 さて、「初めて記念メダルを購入した場所」ということは当然メダルアルバムの第1ページの1マス目に収められているはずなのに、なぜ今回わざわざ水木しげるロードに再度訪れたかといえば、そのとき購入した記念メダルを、もう所有していないからに他ならない。

 私は当時、この記念メダルを購入するとき、最大の過ちを犯してしまったのである。

 そしてそれは、記念メダルを集めているか、はたまたただ目に付いてたまたま記念に購入したかの如何に関わらず、記念メダルを購入する経験の浅い者の誰もがやってしまいがちな過ち――誰にもが起こり得るミスであるといえる。

 そう――もう会うことのない女性の名前を刻印してしまったのである。そんなことで――何も捨てなくても――と思うことなかれ(君、死に給うことなかれ風に)。このようなものは、様々な観点から「もったいない」と思いはしても、潔く闇に葬り去るのが、後々のトラブルを避けるために必須の行為である。記念メダルにも刻んではならない思い出というものが、確かに存在するのである。

 当時の私は20代半ば、若かった――ただただ若かった、それだけである。それだけのことではあるのだが、その代償はあまりにも大きい。たった30円の行いで、そののち往復で万単位の金が失われることになるのである。

 久々に訪れた「水木しげるロード」は、相変わらず「元々あった商店街に後付けで妖怪の石像を置いていった感」が満載で、実に楽しい場所であった。私はこのような「頑張っている感」が満載な場所が大好きである。地元を挙げて、一体となって努力している姿は美しい。逆に嫌いなのが、B級スポットであることに甘んじてやる気を見せない場所である。仕事に誇りを失ったとき、あらゆる輝きは色あせる。

 商店街の方々は、輝いていた。至る所に置かれた妖怪の石像とエプロンを付けたおばちゃんとのギャップが激しいところが最高であった。

これはまつげが目に入っている状態と同じなのか? 「目がゴロゴロする~」というやつ?
このポスターのお姉さんとお菓子は、水木しげるロードがテレビで特集されると必ず出てくる名物である。前回訪れたのはかれこれ8年くらい前だが、全く見た目が変わっておらず、真の妖怪はここにいたのか!? と驚愕であった(良い意味で)。このお姉さん、誰かに似ていると思うのだが、その誰かがわからないのである、という無駄な情報。
日本の定番のモノマネ「おい、鬼太郎!」




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