秋田県【マインランド尾去沢】 記念メダル

マインランド尾去沢 記念メダル
記念メダル販売場所

@おみやげプラザ内
備考:施設名が変更されたらしいが、変わらず元気に販売しているらしい(あやふやな情報)

緊急事態中の緊急事態

ここは非常によい!

 ここは全国的にはかなり無名に近い場所であろうが、『ドラクエ』世代の人間にはかなり激アツな場所である。

 何があるかといえば、いわゆる「坑道」を探検する施設である。つまり、洞窟探検である。これが『ドラクエ』のダンジョンを彷彿とさせるのである。

ここはまだ人工物的ですが〜
すぐにこうなります。ドラクエ 〜
ドラクエ の階段的な。よく考えると洞窟の中に階段があるってどういう状況なんすかね、ドラクエ
カンダタだ⁉︎
洞窟の中に鉄格子もドラクエ 的である。「へんじがない。ただのしかばねのようだ」がいるあの牢屋ね
激アツじゃない? なぜ無名なんだ⁉︎

 坑道はかなり寒くて、真夏に行ったので半袖だったのだが、受付のおばさんが「一周すると30分以上かかるけど、その格好で大丈夫?」と言ってきて不安に駆られ一度車まで戻り長袖を持ってきた。で、この判断が大正解であった。寒いし、長い。メダルのクマの恰好では凍えてしまうこと必至である。

 洞窟の中もいろいろと趣向を凝らしていて、かつての坑道作業の様子を模した展示物が数々あり、これがなんともいえない味を出していた。

そんなに光ってなかったという事実
恋人と訪れたら自然と手を繋ぎチューをしそうな雰囲気だが、おっさん一人で行ったので頭上のコウモリにびくびくしていただけである
秘密基地感‼︎
格言風にうまいことを言っているようで結構普通なことを言っている
いや、お前付けてねーじゃんと思ったやつ。はちまきの防御力が+300くらいあるのか⁉︎

 いかがだろうか? 私はこういう施設こそ人気が出てほしい。ケービングがいまひそかなブームだし——

 そんな想いに駆られるほど、ここはただ穴掘っただけの洞窟ではないのである。世界遺産・石見銀山にも勝とも劣らぬ見どころ満載の鉱山なのである。

 しかし、見どころの極めつけは↓

 自らを「緊急」と名乗るだけあって、ほんまもんの緊急トイレである。これだけオープンな場所でも用を足したいと思うほどの緊急性がなければ決して利用できない造りは、「できることなら坑道のなかで用を足してほしくない。でもその辺にされても困る」という運営者の苦悩が見て取れるようである。でも一度入ったら一周30分以上の行程、しかも急に冷え込むので、トイレの存在は不可欠であると言えよう。私はお世話にならなかったが、このトイレのお世話になることは、この場所を訪れる者にとっては決して他人事ではない。




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