@入館してすぐ左手
備考:一度販売終了し、現在では裏面の「増田町」の文字が消され、再販されている。政治のにほひがするぜ!
「釣りキチ」という言葉は現在でも使えるのだろうかと心配で夜も眠れない(嘘)
メダルの絵柄のとおり、ここは『釣りキチ三平』の作者・矢口高雄の生まれ故郷である秋田県は増田町にある【まんが美術館】である。私はかつてはかなり漫画を集めていて、『釣りキチ三平』も半分くらいは巻数を揃えていた。なのに、そのストーリーはほとんど記憶にない。人間の思い出とはかくも儚いものなのか!? 唯一はっきりと覚えているのは、第一巻? で三平が温泉で背泳ぎしていたら幼馴染の女の子のオッパイを鷲掴みしてしまったシーンくらいなものである。でも私は、おっぱいよりもおしり派である(何の話?)
ここを訪れたときは、「東北記念メダル獲得ツアー」の終盤であったので、精神的にかなり疲れており、この施設の記憶自体ぼんやりしかないのだが、とにかく田園風景の中にポツンとあったことは覚えている。そのとき脳裏に浮かんだのは、「思えば遠くに来たもんだ」という言葉である。
ぼんやりとした記憶の中なりにもなかなか楽しめた施設だったような気がする。もちろん漫画が読めるコーナーがあるし、漫画の特設展みたいのもあったし、漫画を解説している常設展もあったような……
ただ、いまの若者に『釣りキチ三平』と言っても絶対通じないだろう。それどころか、私は日常生活で「釣りキチ」という言葉をいまだかつて一度も聞いたことがない。そして「釣りキチ」の「キチ」は「キチガイ」の「キチ」なので、現代では恐らく成り立たないタイトルであると思われる。
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