島根県【松江城】 記念メダル

松江城 記念メダル
松江城 記念メダル販売場所

@観光案内所内(2018.8現在)
備考:案内所の方々に横目で見つめられながら購入する勇気が必要。

現存天守閣に記念メダルはいかが?

【松江城】は最近になってメダル販売を開始した場所である。茶平工業が発表したのは2018年8月だが、販売が始まっていることはその数か月前から記念メダラーの間で話題になっていた。こういうの発見するの、うらやましい。私も発見してみたい!
【松江城】は現存天守閣を有する12の城のうちの一つである。さらには、その中でも国宝に指定されている五つの天守閣の一つである。ちなみに他の国宝天守を有する城はいずれも記念メダルの販売があるため、【松江城】での販売は記念メダラーにとって待望であったと言える。
城内の【松江城】に関するエピソードを読むと、「とにかく天守閣だけは残すんだ!」という話が満載であった。名前は忘れてしまったが(調べればすぐわかるが……)、地元の豪農とその豪農と仕事上繋がりのあった役所の人が二人で頑張って天守閣だけは残したという話である。ちなみに解決方法は「金」であった。
日本にあれだけあった城(一国一城はあったわけで)がなぜいまほとんどないかといえば、最も大きな理由は金である。あれだけの木造建築物を長年にわたって維持するには金がかかるのである。明治になって版籍奉還があり、城は無用の長物となった。そこで城は解体時に出る再利用可能な物(釘とかの金属)目当てで競売にかけられ、次々と解体されていったのである。
しかしながら【松江城】は件の二人が当時管轄していた陸軍に掛け合って、競売価格と同じだけの金を陸軍に支払うことで、天守閣のみ解体を免れたらしい(他は解体された)。
 で。
記念メダル自販機であるが、天守閣を一直線に目指していたらうっかり素通りしそうな観光案内所の中にある。メダルを前に気が急いていたらきっと目に入ることすらないであろう死角に位置している。そのためか、城への入り口前にある看板にかような貼り紙ある。
記念メダルなにそれ? の人には「なんか記念メダルをウリにしてるよ~ぷぷ」という貼り紙。ただ、記念メダラーから販売場所を尋ねられることが多かったのだろう。天守閣に真っすぐ超特急で行くと見落とす場所にある。記念メダラーあるある「探し求める者には見つけられない」
 案内通りにまず観光案内所に行くと(観光案内所への案内)、端っこに青い自販機が置かれていた。この観光案内所はお土産屋も兼ねている非常にこじんまりとした建物で、このとき他に客はおらず、店員さんの注目を一身に浴びながら無言で記念メダルを購入。静寂に響き渡る刻印機の打刻音はまさに大音響であった。
記念メダラーでなければ、この状況は「ちょっと欲しいな」と思ってもとても購入できない難易度の高い環境である。記念メダルを売りたければ設置場所はとても重要であると感じる今日この頃。記念メダルの販売は、記念メダラーを相手にしているようではとても採算が取れない。狙うのは多くの一般的な観光客であるべきである。
 記念メダルを手に入れ安心して【松江城】へと向かう(先にメダルを買って置かないと落ち着いて見学できないという記念メダラーあるある)。やはりお城は立派な再建城より小さくても現存天守だなと思う。貫禄がまるで違う。私が嫌いな【名古屋城】や【岐阜城】とは比べ物にならない存在感があった。
伝わりにくいが、石垣が超高い。前に人が立ってくれればそれが伝わっただろうが、それは叶わぬ夢なのである。
↓暗雲が立ち込める【松江城】。暗雲すら絵になる。
 
↓ちなみに修復される前はこのような廃墟である。これを残そうとしたら今だったら反対派市民によるデモ行進が行われるかもしれない。潰れた旅館が解体する費用もなくて放置され廃墟化したヤツに似ている。
 
 しかしながら、私はこの日、とある懸念があった。
 現存天守閣といえば、待ち受けるのは「急な階段」である。【名古屋城】再建問題において「エレベーターを設置するか否か」という問題で揺れに揺れているが、現存天守閣にバリアフリーなどという概念はもちろん存在しない。むしろ城攻めにあった時のバリアのことばかりを考えて建てられているため、とにかくなにかと容易ではない。楽々登れる構造とは無縁の場所なのである。
 そしてこの日の私は、前日の仕事において軽いギックリ腰になるという大きな過ちを犯していたのである。歩けないほどではないが、常に前かがみの変なおじさんであった。
いわゆるこれです。イモトのやつです(腰痛法人ギックリーより)
 軽いギックリーなので座っている分にはほぼ大丈夫なのだが、階段の上り下りが辛かった。普段はダイエットのため禁じ手としているエスカレーターを躊躇うことなく使うくらいには痛かった。そんな私がこのとき思ったのは、「城にエレベーターが欲しい。たとえ織田信長軍に攻め入られようとバリアフリーであって欲しい」ということであった。【名古屋城】の問題に口を出すつもりは毛頭ないが、とりあえずこの時の私(ギックリー)はそう思ったの
だった。はあはあ言いながら階段をゆっくりと上がる私を見て他の観光客は「いや、そこまでじゃねーし」と心の中で思っていたことだろう。しかし私の頭の中は「POW」でいっぱいであった。
「POW!」
この城が燃えたらこんな消火器じゃこと足りんでしょうな。
なんか重要な木札らしいが「文字読めなくて、ほぼただの木じゃん」という心のツッコミのもと撮影したもの。特に左。
ここで用を足して行く観光客がいないか心配。
チケット売り場の横に、無人販売的に売られているペットボトル。お釣りは当然ないので細かいお金がなければチケット売り場で両替とのことだが、「ならそもそもチケット売り場で売ればよいのでは」と思ったのは、この日がたまたま空いていたからに違いない。普段はそんな暇もないほどの長蛇の列があるのだろう。それだと今度は両替ができないのだが〜
おまけ。誰だか知らないけどなんかいた人。
 そんなわけで、現存天守閣を訪れるには最悪の体調であった私は、最上階の展望もそこそこにささっと次の広島へ向けてこの地を後にしたのであった。ささっとって言ってもすげー前かがみで歩くささっとね!(周りから見た時の効果音は「ヨタヨタ」であったと思われる)




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