@館内通路
備考:茶平工業公式HP「販売場所リスト」にはなぜか【フォッサマグナミュージアム】のメダルも掲載されているが、まったく別の施設である。
日本海といえばカニである。ここは、紅ズワイガニを売る屋台がズラリと並ぶ道の駅である。
屋台の前を通ると、試食のカニの足を差し出す商売人の波が待っている。「試食だけもらって買わない」という鋼の心を持ち合わせていれば、屋台通りを一往復するだけでお腹いっぱいのカニが無料で食べられるだろう。私は、最初に通りかかった屋台から差し出された足を何気なく受け取って食べて買わなかったらあからさまに「そんなバカな!?」という顔をさせてしまったので、その場を引き返した。試食だけでお得にお腹いっぱいになろうというのは、剣山を裸足で往復する修行並みの強い精神力が必要なのである。
芝生広場の至る所で桶に入った紅ズワイガニをむさぼる家族連れの姿があり、それはなかなか壮観な光景であった。少なくても、「桶に入った紅ズワイガニを座り込んでむさぼる家族連れの数」というジャンルカテゴリでは、世界一だと思われる。今まで経験したことがない経験ができたという点で、とても印象に残る施設であった。日本というのは、狭いようで、まだ見ぬ体験に満ち溢れているのである。
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