富山県【クロスランドタワー】 記念メダル

 現在、富山県唯一の記念メダル販売箇所である【クロスランドタワー】である。昔はかの有名な「黒部ダム」でも記念メダルを販売していたらしいのだが、現在ではここだけが富山県で孤軍奮闘している。そう、この場所でさえ購入すれば、富山県制覇なのである。

 小矢部という地域にポツリとそびえ立つこのタワーは、「タワーとは、外からその雄大さを見上げるために建てられたものなのか、中に入って展望室から雄大な景色を見渡すために建てられたものなのか」ということを考えさせられる存在であった。

 どういう経緯で建てられたタワーなのかはわからないのだが(調べれば簡単にわかるだろうが)、とりあえず第一印象としては「タワーを建てる必要があるのか?」というのが率直な意見だった。タワーの周辺は、その眺望からすぐわかるので、とりあえずご覧いただこう。

 とりあえず、夜景とかはないなというのが一目瞭然である。夜になれば辺りは真っ暗であろう。

 見渡す限りの田園地帯は、このタワーに辿り着くまでに感じた印象となんら変わるところがない。

 ただ、だからこそこのタワーは目立つ。雄大にそびえ立つランドマークとして、田園風景の中に異次元の存在感をあたりにまき散らしていた。高層ビル群の中に抜きんでて生えている【東京スカイツリー】とはまた違った圧倒的存在感であった。

 それよりも気になったのが、やはり↑この眺望である。どこか違和感というか、私が今まで見たことのない要素があると思ってよく見てみると……

 田んぼの中に家が建っているのである。しかも、一軒だけではなくて、複数軒がそのような構図となっている。

 さらには、田んぼの中に、斜めに家が建てられている。それとも、家が先に建てられていたところに、周りを取り囲むようにして田んぼを開墾していったのか。しかしそれならば、せめて家の向きに沿うような形で田んぼを作ってゆけば良いのではないかと思うのだが、それは素人考えなのだろうか。

 一見何の変哲もない田園風景なのだが、非常に謎多き景色である。だから、【クロスランドタワー】は私の中で非常に印象深い場所なのである。ここを訪れた前職のとき、席が隣だった若い年下の人妻にこの写真を見せ、延々とその不思議さを熱く語ってしまったくらいである。聞き上手な彼女は、素敵な笑顔で私の話を聞いてくれたものである(超どうでもよい話)。

 この場所に関するもう一つの思い出は、刻印をしようとしたときに10円玉が全くなく、仕方がないので自販機で120円のオロナミンCを150円を投入して購入することで小銭を作って無事刻印したのだが、肝心のそのオロナミンCを自販機に置き忘れてきてしまったことである。それに気が付いたのはタワーから出て車に戻ったときであった。まさか120円のオロナミンCを取りに400円の入場料を再び払うこともできず、私が購入したオロナミンCは怪しげに自販機の取り出し口に居続けたことだろう。

 あと、富山に来たからには「ブラックラーメン」を食べて帰ろうと決めていたのだが、「ブラックラーメンの店」というのは私が探した限りでは巡り合うことができなかった。どの地域でも同じだと思うはが、ご当地ラーメンの店よりも、「博多ラーメン」や「北海道じゃがバターラーメン」といった人気のラーメンを売る店の方が圧倒的に多く、結局ブラックラーメンを食べられたのは高速道路のSAであった。SAのラーメンなので、まあ普通においしいねといった感じであったのが、おいしいのに残念であったことよ。いつから人間は「普通」では満足できない悲しい生き物になってしまったのだろうか……


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