邪道【札幌テレビ塔】 記念メダル

↓26ミリメダル

  かなり珍しいであろう26ミリメダルである。恐らくは【札幌テレビ塔】においてかつて販売されていたのではないかと思われる。最近、この【札幌テレビ塔】において、札幌時計台の記念メダルが復活したとの情報があがった。日本3大ガッカリスポットの名をほしいままにする札幌時計台であるが、記念メダルのデザインとしては愛されている。古くは【北海道博覧会】(82年)のメダルにもなっている。

 

↓ちょっと豪華絢爛になったデザイン。木があるだけだけど、これを金型で彫ることを思うと、職人さんは「ちっ」と思ったに違いない。

 

 たとえ訪れる観光客をことごとくガッカリさせようと、この時計台は札幌の象徴なのである。フォトジェニックであるし。

 私は札幌には良い印象はなく、いわゆる「地方都市」と聞いてイメージする街がほぼテンプレートで当てはまった印象である。「地方都市」はまず駅に高層ビルが付属し、そこにはあまり採算の取れてなさそうな展望フロアがあり、その展望フロアからはテレビ塔が見えたり鉄筋コンクリート製の再建城が見えたり、その隣に県庁(道庁)があるのが望めたりする。また、ビルの街並みの中にいかにも人工的な緑を配しましたといった感じの公園があるのもあるあるである。

 そして駅の隣に大抵「ビックカメラ」がある。街から個性を剥ぎ取る存在、ビックカメラ。

 札幌の街は、まさにそのイメージにぴったりであった。住むにはよいが、観光にはあまり適さないというか、「見るところがない」という言葉が当てはまる。「ビックカメラ」はどの街にもあるのである。

 こうした特徴のせいで、名古屋に行こうが浜松に行こうが仙台に行こうが似たような印象になってしまうのが、地方都市の悲しいSA・GAなのか。その点、大阪はちょっと違うなーというのが私の個人的な印象である。我が故郷、横浜は人工的には大阪を凌ぐ規模であろうが、大阪のような面白さはあんまりないな〜という印象。もちろん、住むにはよいけどね〜。東京まですぐだし。

 総じて、私の「地方都市」に対する印象は、「住むにはよい。観光にはよくない」である。もちろん掘り下げればいろいろな観光名所があるだろうことは理解している。ただ「個性と引き換えに便利になった」という印象が拭えないのが、実際に足を運んだ私の感想である。

 そんな中、札幌の時計台は、街を象徴するシンボルとして、一際目立つ存在である。一目見れば、誰もがそこが「札幌」であることがわかる貴重な存在なのである。そういうものがあるのは、大きな強みなのではなかろうか。少なくても観光客が足を運び写真を撮る場所が一つはあるのだから。ガッカリするだろうけど。

 ーーこれだけ「ガッカリする」と言っておけば、逆に思ったよりガッカリしなかったことにガッカリするかもしれない。だから結局ガッカリするのである。


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