邪道【熱田神宮】 記念メダル

熱田神宮 記念メダル
【新旧記念メダル比較】

優しい森には神話が生きてるらしいですよ

4:20がみなさんお望みのところです

 上記動画は熱田神宮会館のCMソングとして流れる愛知県民にはお馴染みの歌である。むしろ宇崎竜童の歌はこれしか知らないくらいの勢いであり、ヤクザ俳優がなんか神社の歌を歌ってるΣ(゚д゚lll) と驚く人もいると思われる(元々歌手ですよ〜)。

 【熱田神宮】は愛知県内で最もアクセスの良い記念メダルスポットの一つであるといえる。「名鉄 神宮前駅」というそのまんまな駅の正面に立地し、この駅も「名鉄 名古屋駅」から急行以上ならわずか2駅である(そして名鉄は普通電車の方が圧倒的に少ないという謎仕様)。さらには無料駐車場も完備されているので、車派の方にも安心である(割と混むけど)。

 個人的な話では、なぜかライフワークの一つとなっている「情報処理技術者試験」を受検するときに会場の最寄り駅が神宮前駅となっているので、年に2回ほどえっちらおっちらやってくるため、非常に馴染みが深い駅となっている。試験の帰りには「天下一品」で大盛りラーメンを食すのが恒例なのだ!(終わったときは受かっている気でいるから景気良く大盛りを頼む)

 考えてみたら、試験会場から最寄りの神社であるにも関わらず、この場所で合格祈願的なことをしたことがない(しかも超由緒正しい)。その発想を抱いたことすらない。だから神は「基本情報技術者試験」において私を3度も落としたのか⁉︎  それがお前のやり方か⁉︎(罰当たり過ぎる八つ当たり)

↓合格したときに嬉しさのあまり勢いで書いた記事

 そんなわけで、実に数年振り——メダルの刻印によれば、実に10年ぶりに参拝してみることにした。もうそんなに経つなんて……と、もはや時の流れの速さが恐ろしい域に達している。

全然覚えてないのに「変わらぬ風景だな」と思うので、人間の記憶とは実にアテにならないものである。
お参りするときに健康のことを願うようになり、歳をとったことを実感する次第である。肝臓の数値がね……
記念メダルの宿命のライバル「御朱印」はやはり人気でございました。ライバルは遥かなる神の大地の高みにいる。
結局「合格祈願」的なものは買わず。次に受ける「応用情報技術者試験」は合格できる気がしないので、買ったのに落ちたら神様に申し訳ない……
私、草薙剣はもう消失しているに一票なんだな〜
「戦の前に戦勝祈願に来た結果、見事勝利した!」というありがたエピソードを聞くたびに思うんだけども、お参りに来た方を勝たせてあげるなんてのは、賄賂をもってきた方に心付けする悪徳政治家とやってること変わんなくね? と思うんだけど、どうすか? 罰当たりすか?
とりあえず、この絵、私はヘタだと思います。

 「出雲大社」や【伊勢神宮】等のビッグな神社仏閣と比べるとやはり物足りなさを感じてしまうが、まあそういう場所ではないので、ありがたや〜と思いながら森林浴を楽しむのが吉である。

宝物館の当たりはずれ

なぜか宝物館の軒下にいた異様にキリッとしたニワトリ

 熱田神宮には脇の方に「宝物館」なるものがあるのだが、私はこっちでメダルを販売した方が良かったんじゃないかと思うのだけれども、どうですかね?

いかにも青い販売機が置いてありそうな、溢れ出るB級感

 見るからにハズレ臭のする外観の建物に、入館料「300円」というお求めやすいお値段ゆえに期待値は上がらず、心の中のハードルはちょうどよく下げてくれる——そんな「熱田神宮宝物館」に初めて入ってみることにした。しかし後に同じ入館料「300円」の「静岡県富士山世界遺産センター」に訪れることになり、そちらがすごい施設だっただけに、こちらが300円なのはやっぱり納得がいかない——みたいなもらい事故状態となっている現在の心境である。ちなみに館内の展示物は撮影禁止だったため残念ながら展示物の写真は無い。建物の規模からしてそんなものだろうと見繕っていたものの、やはり300円に相応しい程度のボリューム感である。ただもしかしたら、見る人が見れば「これが300円で見られるなんて⁉︎Σ(゚д゚)」と思うような展示物があったのかもしれない。私が無知なのが罪なのである。私の感想としては、300円払ったので堂々とトイレ(洋式)を借りられたことがとても良かった。はい。

いや、生まれて初めて「神社コーナー」と銘打たれたものを見たもんで。パシャリ。地下鉄神宮西駅があるあたりの【熱田神宮】の角のあたりもまたある意味では「神社コーナー」だよねとすげーどうでもよいことを思った記念。

 ちなみに宝物館は毎月展示物が入れ替えられるらしいので、当たり外れがあるようである。私が見た物は、果たして当たりだったのか否か。

草薙の剣が御神体なので刀が納められるよ〜とのことでこんな看板あり。しかし草薙の剣を見た者はもう恐らくいないだろうという推測。
刀フェアみたいな月もあるそうな。
若冲の水墨画に出てきそうなほど力強い存在感のニワトリがその辺を自由に歩いておりました。

宮きしめん

隙間風というか、もはやただの風が入ってくるので、換気抜群の感染症対策仕様

 【熱田神宮】といえば、宮きしめんである。

 かつては販売機と刻印機が設置されていた「清め茶屋」という休憩所内に軒を構えていたのだが、2020年現在、リニューアル工事の真っ最中である。

 そういうわけで「しばらく食べられないのか……」と残念に思っていたのだが、いざ訪れてみたら超雑な仮店舗で元気に営業中であった。高校の文化祭で設営する模擬店レベルの雑さが逆に新鮮でわくわくするから、人間という者は実にたくましくできている。

もうちょっとしっかり造れたんじゃないかと思うかもしれませんが、感染症対策のためなのです(推測)
この日は雨が降っていて、店内の床がびちょびちょレベルのもはや露店でありました
なんか気合入って大盛りにしちゃった800円オーバーなきしめん

 そんなわけで久々に食べた「宮きしめん」であった。感想としては

普通

を体現したかのような味であった。これほどまでに「普通」の味にするのは、逆に熟練の腕が必要なのではないだろうか。ここまで可もなく不可もない外食というのもいまどき珍しい。金返せとは思わないがすぐにまた食べたいなんてことも思わない、抜群の普通感である。素晴らしい。

 名古屋名物「きしめん」のスタンダードは、まさにこの「宮きしめん」であるといえる。すべてのきしめんは「これより旨いか、否か」で判断されるのである。

 つまりはいつも通りだったということである。

 ちなみに私はきしめんもうどんも大した違いがわからない人間なので、「丸亀製麺の方が安くて1.5倍うまい。丸亀製麺に行きたい」と思いました。まる。

記念メダルについて

 このメダルは38ミリメダルであり、現行メダルは31ミリである。が、デザイン画はまったくと言って良いほど同一である。サイズ変更のために金型を新調するあデザインも変更すればいいじゃ〜んと我々は思いがちであるのだが、「大きさだけ変更」というのは古い茶平製メダルでよくあるパターンではある。何をするにも「費用」というものは発生するものなので、簡単かつお安くリニューアルしようと思うとこのような道を辿るのかもしれない。機械による削り出しであれば、同じデータで縮小サイズを造る等は簡単であるだろうし。

 どう考えても「このデザインが秀逸だから変えたくない! 変えてはいけないんだ‼︎」というパターンはなさそうな図柄だし(オイ)。

変更すれば良かったのにと切に思う冴えない図柄

 かつては「清め茶屋」という休憩所のような建物内に例の青い販売機が設置されていて、完全に諸経費いらずで購入できたし、何より買いやすかった

 なぜ買いやすかったなどとわざわざ述べるかというと、もちろん、現在は買いにくいからである。というか、超買いにくい

 現在の販売場所は「熱田神宮会館」という結婚式場内である

名鉄「神宮前駅」を降りて最も地学の駐車場入り口からすぐのところにあります。なんなら参拝しなくても買って帰れます。

 写真では伝わらないだろうが、式に呼ばれてもいないのに結婚式場に入るという苦行が待ち構えている。明らかに正装してピシッとした方々が出入りする場所へ、Tシャツジーパン野郎がのこのこと一人で入場するということがどれほど違和感のあることか、「常識」という社会的束縛に縛られていればいるほど、尻込みしてしまうのであった。入り口の前で変なぬいぐるみ持ってパシャパシャ写真撮ってるし。

 また、結婚式場なので、入り口には案内係が立っている。もちろんこれは場を乱す恐れのある「招かれざる客」的な者を事前に排除する意図もあることだろう。そしてTシャツジーパン野郎はどちらかといえば招かれざる客にカテゴライズされることと思われる。というか、実際に式には招かれてないので、文字通り招かれざる客なのである。何の言い訳も浮かばない次第である。

 しかし。

 私は入った。

 「トイレのみのご利用はご遠慮ください」という貼り紙がデカデカと掲示されている自動ドアをくぐり、案内係が他の客に対応しているタイミングを見計らって(偶然です)、私は脇目も振らず奥にあるショーケースへと歩みを進めた。

 かくして、そこに、それはあった。

 販売機も刻印機もなく置かれているそれは、どこからどう見ても「売れそうに無いキーホルダー」と化していた。隣に置いてある猫の置物と同じくらい売れそうになかった。親戚や友人の結婚式に訪れて、「あ、熱田神宮の記念メダルキーホルダーだ! 欲すぃ〜」となるような人間がこの地球上にいるとは思えない。せめて刻印機だけでも設置されていたら、むしろ「結婚式」というこれ以上ないほどのハレの日の記念を刻むものとして売れそうなのだが……

 以上のような条件下なので、この記念メダルを購入する者は、恐らくほぼ100%記念メダラーであろう。そもそもまず、観光や参拝に訪れた者がこの「熱田神宮会館」に足を踏み入れるなどあり得ないのではなかろうか(一般客でもラウンジの利用はできるようだが、こんな入りづらいラウンジ行く? 目の前の駅にスタバがあるのに?)。

 察するに、「販売機も刻印機も返却して中身どうしよーということになって、捨てるのももったいないからなんとなくここで売ることにした」といったところではなかろうか。くどいようだが、この場所での販売は、記念メダルを目的とする者以外に売れるとは到底思えない——というか、そもそも目にも入らないのではないかと考える。

 一部情報では「清め茶屋」の改修工事が終了したら再び販売機と刻印機を設置するとのことなので、それが実現すれば、観光客や参拝客に対して再び日の目を見るときが訪れることだろう。それまでは、この神の御元で静かに眠り続けることとなる。もし君の眠りを突如として妨げる者が現れたら、それは記念メダラーという闖入者である——

↓現行メダルの記事(だけど本記事の方が情報が最新という矛盾)




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